昨年の秋に、家族で動物園に行きました。
何枚か動物の写真を撮っていたので、その写真を活かし、コラムを作成してみようと思います。
フラミンゴ
この写真に写っているのは、ヨーロッパフラミンゴとチリ―フラミンゴと思われます。
穏やかにのんびりと過ごしているように見えました。
こちらは、チリ―フラミンゴのようです。
フラミンゴは、赤色の色素のある藻や、エビなどの甲殻類、魚を食べることで、羽をピンク色に保っているそうです。
足が長く、美しい色のフラミンゴは、優雅な印象ですね。
ケヅメリクガメ
こちらは、ケヅメリクガメという、リクガメの中でも世界で3番目に大きなリクガメです。
甲長約80㎝、体重100㎏にもなるそうです。
このカメさんも、大きくて迫力がありますが、一生懸命ご飯を食べていてとても可愛らしかったです。
リクガメは、草食で、野菜や果物を食べます。
リクガメは、紫外線を浴びることで、甲羅を形成し成長させます。また、食べたものを消化する際にも、紫外線が必要となります。そのため、飼育下では紫外線ライトが必要となります。動物園でも、ライトと保温で飼育され、暖かな日は、室外で日向ぼっこをしている様子が見られます。
私は、手のひらサイズほどのロシアリクガメを飼ったことがありますが、小松菜とミニトマト、菜の花が好物でした。このリクガメさんも小松菜をよく食べていますね♪
ハワイガン シジュウカラガン
網でよく見えなくなってしまいましたが、近くに寄ってきてくれて、とても可愛らしかったです。
こちらは、ハワイガンだと思っていたのですが、シジュウカラガンかもしれないということが、このコラムを書く際に分かりました。
ハワイガン、シジュウカラガンについて調べてみたところ、とても興味深かったので、イラストとともに、このままコラムを書かせていただきます。
<ハワイガン>
ハワイガンは、ハワイでよく見られていた鳥でした。
しかし、人間がネズミ駆除のために放した動物によって、その数を激減させてしまい、一旦は野生では見られなくなり、絶滅の危機に瀕しました。
世界で飼育数30匹程のハワイガンを大切に飼育、繁殖させて、数を増やしつつあります。
<シジュウカラガン>
シジュウカラガンは、日本によく飛来していた鳥ですが、この動物も絶滅の危機から脱却した動物です。
人間が、毛皮目的の狐を放し繁殖させた際に、狐が捕食し激減しました。
その後絶滅寸前まで追い込まれましたが、保護繁殖活動により、数を増やしました。
また、このコラムの撮影地である、八木山動物公園では、野生シジュウカラガン回復事業に40年以上取り組んできたそうです。
ニホンザル
毛繕い中の様子が微笑ましく思い、写真を撮りました。
このサルの毛繕いについて調べてみたところ、体を綺麗にしているという点については、正確には分かっていないそうです。
サル同士の毛繕いは、愛情表現や信頼関係を構築する意味で行なわれているという側面が判明しているそうです。
きっと、毛繕いを受けたサルは心地が良いでしょうし、仲間意識を持つことができそうですね。
毛繕いをしたサルも、仲良くなりたいという気持ちを表しているのですね。
当初は単に可愛らしい光景と思いましたが、サルにとってはサル社会の信頼関係構築の行動…とても大切な行動なのかもしれません。
おわりに
動物園には様々な動物がおりますが、動物の行動や、生態、背景など興味深く感じました。
動物園の動物は、開園時間はお客さんに観られて過ごしており、お仕事モードで緊張感があるのではないでしょうか。
また、動物たちは、得意技を披露してくれたり、触れ合いをさせてくれたり、非常に頑張って人々を楽しませてくれているような気がして、動物園の動物たちに感謝したい気持ちになりました。
今回、絶滅の危機に瀕した動物のことも知り、人間と動物が共生する尊さを感じることができました。
また、動物を保護したり、繁殖させたりしている人々の努力があるおかげで、絶滅を免れた動物がいることも尊いことだと感じました。
私は、人と動物が共生するために、生態系を壊さないよう、地球を大切に過ごしていきたいと思いました。
それは、きっと特別なことだけではなくーー不法投棄をしないこと、地球温暖化に興味を持つこと、エコ活動、愛玩動物の飼育放棄をしない、野生動物に関する法律を守ること等、一般人でも一人一人が気を付ければ繋がっていくのかもしれません。
参照 Wikipedia、八木山動物公園フジサキの杜、食から始まる健康情報サイト栄養いろどりライフ、大宮動物小動物園、おさるランド&アニタウン