2023年08月 日常生活アウトプット系コラム・映画編 愛及屋烏
グリッドマン ユニバース
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⑥再びの怪獣、グリッドマン、慣れぬ戦い。
六花の大学生彼氏の真相も幽霊の正体も確かめられずにいる裕太の前に再び怪獣が出現する。
怪獣ディモルガンによって倒壊する街をグリッドマンの声に導かれ、駆ける裕太※1。
それを追う内海と六花。
そんな三人を怪獣の破壊の嵐から助けたのは、再び来訪した新世紀中学生の四人だった。
彼等の助けでジャンクでグリッドマンとのアクセスフラッシュに成功する裕太。
裕太に適応した姿として、本来の電光超人の姿から、以前の戦いで使用していたプライマルファイター※2の姿へと変わるグリッドマン。
しかし、裕太には闘いの記憶は無く、ある意味で初めての戦いに苦戦する。
「アクセスコード!! ダイナレックス!!」
グリッドマンの危機に戦場に出現したのは真紅の強竜だった。
※1 初対面のグリッドマンからの要請に応え、即座に彼と一体化して怪獣と戦うことを決意する等、本編の裕太(グリッドマン)と変わらないどころか、それ以上のナチュラルボーンヒーロー気質に視聴者の多くが度肝を抜かれることになった。
※2 SSSSのアニメ中のプライマルファイターの姿はダイアクロンに関わる事件で獲得したグリッドマンの防御主体のフォームチェンジであり、敗北後の無意識の安全策なのか、裕太(グリッドマン)とはこれで戦っていたので適応というか馴染んだようだ。
⑥新世紀中学生の新人・レックス
怪獣の力によって5000年前の死から蘇ったガウマと怪獣優生思想。
だが、怪獣の力を拒否したガウマは徐々に衰弱し、『SSSS.DYNAZENON』最終回で燃え尽きる様※3に死亡してしまったガウマと機能停止したダイナレックスは、ラストシーンでグリットナイト同盟によって、パサルートを経由してCWに運ばれた。
視聴者の大凡の予想通り、AWと一体化した新世紀中学生と同じ状態で転生(復活)を遂げていたのだ。『SSSS.DYNAZENON』本編とは逆に事実上ダイナレックスが基本形態になっている
以前のように分離した状態で他人に託せなくなっている可能性はあるが、詳細は不明。
グリッドマンとの初共闘ながら大暴れのダイナレックス。
見事に怪獣を撃破し、初手の戦闘でいきなり視聴者が見たかった奴を出してくる。
戦闘中、ガウマがグリッドマンを「大将」と呼んだり、夢芽に倣ってペネトレーターガン使用時に「なんとかビーム!!」と叫んでいるのがエモい。
思い出されるのが2000年のタイムレンジャーの追加戦士・タイムファイヤーが使用メカがVレックスで滝沢『直人※4』だった上に所謂、劇中死亡タイプの戦隊戦士なのは皮肉というか何というか。
※3 勇者王ガオガイガーの東京決戦時の勇者達の死に様そのものだった。直後の復活も含め。
※4 電光超人グリッドマンにおける、変身者が直人だった。アニメにもちょいちょい出てくる。
⑦そのままフィクサービーム使えるんかい⁉
怪獣に破壊された街。お、フィクサービームの出番かと思いきや。 プライマルファイターの胸部がガション×2と可変し、そこだけ電光超人の時の形状に。
「フィクサービーム!!」
えええええええええ⁉便利過ぎない? 万全の状態のグリッドマンだとこういう手を使えるのか、と脱帽の機能。
⑧来訪のガウマ隊・再会するガウマ隊長/レックス
自分達の世界はマルチバースの接近によって怪獣のいる世界と重なり合ってしまっている。
グリッドマンと新世紀中学生が語る、宇宙が膨張から収縮に転じる宇宙終焉・ビッグクランチ※5。
それを証明するようにグリッドマン同盟のツツジ台での生活の中にガウマ隊の面々が紛れ込む。
祐太の自宅の風呂場に現れる暦。 ハッスとバッティングセンターデートをしていた内海(ボイスドラマを聞いてないと驚愕する)の前に暦を探す、自称保護者のちせが。 兄と喫茶店にいた六花の後ろの座席でやたらイチャイチャしている蓬と夢芽。
六花宅のリサイクルショップで集結するガウマ隊。
実質的に死に別れていたガウマ/レックスとの再会を喜ぶ面々。
泣き所はちょいちょいあるが、いきなりぶっこんでくる。
六花宅に全員(新世紀中学生含め)でお世話になるのは愉快だが、深夜のリビングで語り合うガウマと蓬のシーンも素晴らしい。
沢山話したい事が有った筈なのに再会が叶って、言葉が出てこない蓬も良い。
※5 覇界王 ガオガイガーVSベターマンの話のキモもこれ。ビッグクランチを迎えて滅んだ前の宇宙の亡骸であると同時に、誕生のためにビッグバンを待つ次の宇宙のタマゴでもある『オレンジサイト』にて旧GGGは「終焉を超えた誓い(オウス・オーバー・オメガ)」に汚染され、現在の宇宙を滅亡させる為に行動する覇界の眷属へと堕された。
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