白石城にお花見に行って来ました。
まず本丸へ向かう前に、城下町の街並みを感じる武家屋敷を見学しました。
立派な門と茅葺きの家の中には素敵な庭と囲炉裏がありました。
お城周辺には水路が多く残っていて、武家屋敷の周りの水路もとても風情がありました。
次は、お城の駐車場から徒歩数分の水路に咲く桜を見て来ました。地元の方々が散歩をしながら桜を楽しんでいました。
花見客の為、毎年ボランティアの方々で周辺のゴミ拾いを行っているそうです。思い返してみるとゴミが落ちている所を見なかったなと気づきました。とても気持ちよくお花見ができました。
白石城に到着しました。ちょうど満開で、シートを敷いてお花見を楽しんでいる方々が多くいました。
青空に桜が映えます。
出店も並んでいて楽しい雰囲気でした。
お城と桜。
お城にも登ってみました。
階段がとても急なので注意です。
市内や広場の桜が見渡せて良い景色でした。夜にはライトアップが4年ぶりに開催され、夜桜も楽しむことができたそうです。
ミュージアムショップにも寄り、併設されている食事処で桜風味のアイスをいただきました。
良い香りで美味しかったです。
帰りはお城の裏手にある神社の参道を通りました。
すると花弁がついたままの桜がいくつも落ちているのに気づきました。
見上げると桜の木は生えているのですが手に届く範囲にはなく、人が落としてしまった様子ではないので、不思議に思い調べてみると「スズメの盗蜜」という言葉が出てきました。
スズメはくちばしが短く蜜を吸えないので、花を食いちぎって付け根の蜜を食べるそうです。花は捨ててしまいます。ヒヨドリのように花の真ん中をつついて蜜を吸い、受粉に貢献しているわけではないので、盗蜜と呼ばれるそうです。
よく観察すれば、桜を咥えた可愛らしいスズメが観られるかもしれません。
その他にも調べてみるとニホンリスやタイワンリスも桜を食べるそうです。鳥たちと同じように蜜が目的だそうです。
目的のお城と桜を見ることができて良かったです。ゆっくり楽しむことができました。次回はライトアップも見てみたいと思いました。