LATER SEQUELS SERIES #08
2023年6月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
勇者王ガオガイガー (1997~1998)
ベターマン (1999)
勇者王ガオガイガーFINAL (2000~2003)
勇者王ガオガイガーFINAL GGG (2005)
覇界王~ガオガイガー対ベターマン~ (2016~2021)
Continuation from last page. 08-4 https://no-value.jp/column/41447/
スターガオガイガー
ステルスガオーⅡで合体した状態のガオガイガー。機界31原種の侵攻により、宇宙での戦闘が発生する様になった為、原種との戦闘で大破したガオガイガーへのウルテクエンジンの搭載と共に実戦投入された。機動力がアップしている他、翼の左右にファントムリング、ウォールリングという追加装備を備えている。他の武装は共通。劇中での呼称は「ガオガイガー」のまま(もしくは宇宙用ガオガイガーなど)。
宇宙用だが、最終決戦においてはブロウクンファントムとプロテクトウォールを使用する為にこちらに合体した(もしくはありったけ燃料を詰め込めるのがこちらだった)。
《追加・強化武装》
- ブロウクンファントム:ファントムリングを腕に装備したブロウクンマグナムの強化版。 ブロウクンマグナムが通じなかった原種のバリアも易々と突き破る。
- プロテクトウォール:ウォールリングを腕に装備したプロテクトシェードの強化版。 防御力が上がった代わりに反射機能が失われた。
どちらの武装も翼部のリングが破壊されると使用が封じられる。 この弱点はガオファイガーのエネルギー式のリング生成によって解消された。
《ハイパーツール》
ハイパーツールとは『勇者王ガオガイガー』及び『勇者王ガオガイガーFINAL』において、GGGの勇者ロボ軍団が使用する工具型ツール。
大部分はジェネシックガオガイガーの『ガジェットツール』を参考にして作られるが、その複雑かつ高度な技術は地球の技術では小型化及びガオガイガーへの内蔵の再現は困難であった為に、ガオガイガー及び後続機のオプションとして使用されるようになる。
基本的にどのツールもFF同様に許可が必要なため、承認シーンもこの作品の醍醐味と言えるだろう。ガオガイガーが使用する(した)物を紹介する。
- ディバイディングドライバー:地面に打ち込んだディバイディングコアを中心に、レプリションフィールドの次元反発作用によって空間を押し広げ、それをアレスティングフィールドによって固定し、直径10kmにも及ぶ空間を約30分程発生させる装置である。 こうして出来た戦闘フィールドで闘うことによってガオガイガーは周辺地区への被害を気遣う必要なく、その戦闘力を発揮できる。 更にアニメの背景の作画コストも節約できる。
- ガトリングドライバー:戦闘フィールド発生装置であったディバイディングドライバーを宇宙用に改良して開発された次元ツール。発生させた湾曲空間をヘッド部分を右回転させることによって収縮、左回転させることによって拡大させることができる。 また、空間湾曲を応用することで重力レンズを作り出すことも可能。元々は攻撃用ツールではないが、応用次第では相手を捕縛したり複数の敵を撃破させることができる。 一応、ドライバーは両腕に装備させることが可能である。 ダブルヘッドドライバーと呼ばれ、ディバイディングとガトリングの力を合わせることにより、湾曲空間を破壊できるが、ツールにかかる負荷が大きくドライバーが完全に大破してしまう。
- ディメンションプライヤー:3体の小型ロボが一組となったツールロボ・プライヤーズが合体してできる巨大なペンチ型ツール。ディバイディングドライバーで作り出したフィールドに発生した問題を修復するためのツールとして開発された。両作用点の間に局地的なアレスティングフィールドを展開し、文字通り空間を「掴む」ことができ、これによって空間の修復や湾曲空間からの脱出を可能とする。 マーグハンドが完成する前は、この形態でゴルディオンハンマーを運用した事もある。空間壁突破時にはスパナに似た直列形態となる。 この形態で機界四天王ピッツァへの体当たり攻撃を敢行したこともあった。
- ゴルディオンハンマー:重力波を叩き付け、目標を光子レベルまで分解消去する。ヘル・アンド・ヘブンに代わる攻撃武器として開発されたハイパーツールで、通称Gツール。こちらは必殺技として別途解説。
- ゴルディオンモーター:PS版ゲーム『BLOCKED NUMBERS』にて初登場。 アメリカGGG宇宙センターにて、平田昭子がゴルディオンハンマーの暴走時の危機に備え研究開発した緊急用ツール。 重力衝撃波によって威力を相殺することができるが、ゴルディオンハンマーのセーフティプログラムは完璧であったため、お蔵入りとなっていた。 しかし、ゾンダー化した大河長官、火麻参謀によって奪われ、取り込まれてしまう。 無印のラスボスである機界新種にゴルディオンハンマーが効かなかったのはアマテラスと共に取り込まれてしまったからである。
- グランドプレッシャー:同じく『BLOCKED NUMBERS』で登場。 アメリカGGG宇宙センターにて研究開発されたハイパーツール。 ポッドを展開し、プロテクトシェードによるファーストロックで相手を拘束、ブロウクンマグナムの回転エネルギーによるセカンドロックでポッドを閉じ、ファイナルロックで完全に相手を閉じ込め拘束する。 この際、脚部のドリルガオーのキャタピラを展開し、地面に固定させる。 そして、ガオガイガーの全出力を使ってキャビティ内に超パルス磁場を発生させ、強力なインプルージョンを起こし、中性子星の中心にも匹敵する内部圧力によって対象物を粉砕する。 まさに空前絶後、驚天動地のハイパーツールである。 ガオガイガー最強のツールとして期待されたが、後半の相手の原種の規格外なサイズのデカさによりお蔵入り。 しかも、こちらもアマテラスと共に機界新種に取り込まれてしまい、二度と使用される事がなくなったまさに悲しき幻の最強ツールである。
- ゴルディオンクラッシャー:人類の叡智を結集し作られた人類最後の切り札その1。こちらも必殺技として別途解説。
あらゆる脅威から
人類を守るため
新生したファイティングメカノイド
その名も
勇者王
ガオファイガー
純正地球産・新生勇者王
『ガオファイガー』は『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場する、序盤から中盤の主役勇者ロボである。
正式名称「ファイティング・ガオガイガー」。
機界生命体との戦いが終わった後、ギャレオンが天海護と共に三重連太陽系へと旅立った為、ガオガイガーに代わる地球防衛の要たる勇者王として、新造されたファイティングメカノイド。
機界新種の出現により、万が一新たな敵の台頭があった場合に備える事と、独自の防衛戦力の整備計画として開始された「ガオファイガー・プロジェクト」の一環である。
外宇宙製メカであるギャレオンと地球製メカであるガオーマシンから成る、ハイブリッド機だったガオガイガーとは違いGストーン以外は純地球製。
その上で機界指令との東京決戦時に使用した弾丸XのGSブースターシステムを再検討し、生機融合体へと進化したエヴォリュダー・ガイの能力とリンクさせることによって実現されたエヴォリュアル・ウルテク・パワーにより、
その性能はウルテクエンジン搭載ガオガイガーを上回る。またファイティングメカノイドの名に恥じず格闘戦が非常に強い。
ギャレオンに代わるコアマシンとして、新造されたガオーマシンがファントムガオー。
GGG勇者ロボのボルフォッグのホログラフィックカモフラージュの発展型である光学ステルス機能「ファントムカモフラージュ」を搭載している。
試作機を含めて3機が製造されたが、内1機はガイゴー開発へのテストヘッド機として研究班に回されている。残る2機は正式採用機と初合体を成功させたプロトタイプとなる。
ファントムガオーが人型に変形したメカノイド〈ガオファー〉を中核とし、ライナーガオーⅡ・ドリルガオーⅡ・ステルスガオーⅢの三機のガオーマシンが合体する事で誕生する。
ガオガイガーと比べてライオンや電車といった勇者ロボ的要素が消えており、ほぼ純地球製ということからリアル系ロボットを好むファンに人気がある。
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