LATER SEQUELS SERIES #08
2023年6月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
勇者王ガオガイガー (1997~1998)
ベターマン (1999)
勇者王ガオガイガーFINAL (2000~2003)
勇者王ガオガイガーFINAL GGG (2005)
覇界王~ガオガイガー対ベターマン~ (2016~2021)
Continuation from last page. 08-6 https://no-value.jp/column/42391/
起源の勇者王・ジェネシックガオガイガー
ジェネシックガイガーとジェネシックマシンが「ファイナルフュージョン」することで誕生する最強の破壊神であり、真なる勇者王。
ガオファイガーと互角のパワーを誇るパルパレーパ・プラスを圧倒するとんでもない強さや、凶悪な面構えなど、正に『破壊神』。
サイボーグガイと同じように、エネルギーチューブの髪を持つ。
無限の情報サーキットともいえるGストーンの原石『Gクリスタル』の力を受け継いだ『無限を超えた絶対勝利の力』である。
Gクリスタルから「ジェネシックオーラ」と呼ばれるエネルギーを発し、このジェネシックオーラを利用して攻防における様々な能力を発揮する。
このジェネシックオーラは詳細は不明ながら宇宙開闢に関わるエネルギーと同質であることが覇界王編にて示唆されている。
ソール11遊星主のエネルギー源であるラウドGストーンはJジュエル同様、緑の星から提供されたGストーンを赤の星で改良した人工鉱石で、他の二つに比べ安定し、より高出力なエネルギーを得ることが出来るという代物。
無限情報サーキットとしての機能も健在で遊星主のプログラムの制御系でもある。
反面、勇気によるエネルギーを得ることは出来ない為最大出力では劣っており、ジェネシックオーラはラウドGストーンを停止させる働きがあり、そのために対機界原種相手であればキングジェイダーに軍配が上がるが、ソール11遊星主相手ならばこちらが絶対的優位を誇る。
なおジェネシックオーラはあくまでもソール11遊星主に対して特効というだけでソール11遊星主以外の相手に対しても絶大な威力を発揮する。
相変わらずギャレオンの口が、がら空きである。もっとも特殊能力なしでは侵入できないらしいが。
《武装》
- ジェネシックアーマー:ジェネシックオーラによって形成されたバリアであり、ジェネシックガオガイガーの装甲表面に展開している。パイロット・凱の勇気の高まりに伴って防御力が無限に上昇するとされ、まさに鉄壁と呼ぶにふさわしい防御力を発揮する。 また、ジェネシックオーラは遊星主のラウドGストーンの弱点である為に遊星主達はジェネシックアーマーに触れただけでも大きなダメージを負う。 なお空間そのものへの干渉は防げないという弱点があり、ジェネシックが覇界王と化した際には、ガオファイガー、ガオガイゴー、そしてベターマンたちの通常攻撃は完全にシャットアウトしたものの空間制御ツールであるディメンジョンプライヤーによって空間ごと引き剥がされて一時的に無効化されたことがある。
- アルティメットGパワーバリアシステム:装甲に直接Gクリスタルのエネルギーを注入して防御力を高める防御システム。ジェネシックアーマーと違って装甲そのものの物理的防御力を向上させる。
- ブロウクンマグナム:基本攻撃技。ガオガイガーやガオファイガーと異なり、右手首のみを射出する。それでも威力はブロウクンファントムを上回り、パルパレーパ・プラジュナーを容易く打ち抜くパワーがある。
- プロテクトシェード:基本防御技。左腕の複数の板が円状に展開してバリアを発生する。ただ攻撃を防ぐだけでなく、受け止めた相手の攻撃のエネルギーを破壊的なジェネシックオーラの波動に変換して相手に撃ち返すことができる為、まさに攻防一体の防御システムと言え、上述のジェネシックアーマーの防御力とあいまってほとんどの攻撃を無効化することが出来る。 手を向けた側にしか形成されないガオガイガーやガオファイガーのそれとは違い、こちらはジェネシックガオガイガーの全身を完全に覆うために死角がなく背後からの攻撃も防ぐことができる。 なおノーマルのガオガイガーもグランドノヴァに囚われた際にはギャレオンの意思でプロテクトシェードを全身に展開したことがあるので全方位の展開もやろうと思えばできるようだ。
- ストレイトドリル:左膝のドリルニー。 貫通力に優れ、一点を集中して破壊する際に使用。
- スパイラルドリル:右膝のドリルニー。 広範囲の破壊に優れ、パルパレーパ・プラスの胴体を粉砕した。
- ゴルディオンネイル:Gツールと同じ重力衝撃波を放つ金色の指。 指の一本一本がゴルディオンハンマーと同質の機能を備え、触れた相手や打撃攻撃を放った相手を光子分解して消滅させる。その出力はゴルディオンハンマーを遥かに上回るとされているが面積がゴルディオンハンマーより狭いためか作中では攻撃範囲がハンマーに比べて狭いようにも見受けられる。 作中ではパルパレーパプラスと手を組み合い指を光子分解したが、パルパレーパプラスは無限再生能力により光子分解に対抗した。 また、覇界王編では重力衝撃波を黄金の粒子状にして放出し、遠距離の相手を光子分解するという能力を披露した。
- ガジェットフェザー:ガジェットガオーの翼を展開し、機動性を高める。 これにより、ジェネシックは大型ながら高機動戦闘が可能。
- ハイパーモード:サイボーグ凱と同じく髪の毛状のエネルギーアキュメーターを束ね直列パワーに移行し瞬間最大出力を向上させる。凱のサイボーグ・ボディはジェネシックのデータを基に作られたものであるためこちらが元祖ハイパーモードである。実はFinal8話の終盤、ピサソールを光子変換する直前にこのモードになっている。
《ガジェットツール》
ジェネシックの尻尾(ガジェットガオーの首部)に存在するツール。節ごとに分割、変形して手に装着することで使用する。戦況に応じて即時に展開・装着が可能。
ギャレオンのブラックボックスにもガジェットツールの情報があったが、地球の科学力ではその複雑なシステムを開発および小型化による内蔵をすることは不可能だった為、ガオガイガーに直接搭載できず追加オプション『ハイパーツール』となった。
- ウィルナイフ:ガジェットガオーの頭(尻尾の先)のツール。 右手に装着、展開してナイフとなる。凱の持つウィルナイフと同様に、凱の勇気次第でその切れ味が増す。〈ボルティングドライバー〉と異なり、局所破壊に使用される。
- ボルティングドライバー:ディバイディング、ガトリングの元となったツール。第2~3節が分離後、連結して左手に装着される。主に広域破壊に使用。 先端に装着するボルトによって効果が変わる。 劇中では、ギャレオンの口から放たれる〈ジェネシックボルト〉を装着。 湾曲空間を通し広範囲にジェネシックオーラを放ち、対象物を内部から破壊した。敵を内部から爆発させる〈ブロウクンボルト〉と空間湾曲の効果がある〈プロテクトボルト〉も存在するが劇中未使用。
- ギャレオリア・ロード:映像作品未使用ツール。両手に装着する巨大なシリンダー状のツール。 ギャレオリア彗星と同じ様に、次元を超えて異世界へ通じるゲートを開く事が出来る。GGG技術部はジェネシックの様々な機能をハイパーツールとして再現してきたが、その彼らでも唯一再現できなかったガジェットツールがこのギャレオリア・ロードである。
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