初めまして。「蒼天☆sora☆」と申します!
投稿にあたり何かテーマを・・・と思ってみてもなかなか思いつかず。。。絵を描くのか、文章を書くのか、そもそもそれができるのか?
つらつらnovalue眺めたりなんかして。思いつくまま投稿していこうかな、なんて思っています。
そもそもコラムって何ぞや?と思って調べてみたら。「ニュース以外の記事」は総じてすべて「コラム」になるっぽい。漠然と、ポエムみたいな、非現実の言葉たちのことかと思っていました。
なんだ、それならなんか書けるかも?ほんとかな。乞うご期待(笑)
記念すべき初投稿なので、ここはやはり自転車について。今は乗れなくなってしまいましたが、病気になる前はロードバイクで大会にも。
春から秋はやはり自転車シーズン。あちこちでたくさんの自転車の大会が行われますね。今回は初めてのロングライドレポにしたいと思います!
遡ること数年前・・・クロスバイクからロードバイクへ乗り換えてしまったのが始まり。不思議なもので、クロスバイクは通勤でしか乗らなかったのに、ロードバイクになった途端長い距離を走りたくなるんですね。なんなんですかね(笑)
自宅周辺が坂道が多いこともあり、自然と坂道も走れるように。そんな時に見つけてしまったのが「ツールド東北」申し込み。
普段20キロは余裕で走れる⇒大会は20キロごとに休憩ポイントがある⇒それを5回分。
「な ん だ 1 0 0 キ ロ 走 れ る ん じ ゃ ん」
いや感覚おかしすぎます。
そんなノリで気仙沼から石巻までの95キロコース。旦那と一緒に申し込んであたし1人が当選するという、初大会で1人参加。ビギナーズラックでしかない、今考えても怖いもの知らず・・・参加決定です!
>><<
さて迎えた大会当日。
出発も早いので当然前日入り。前日は当然気仙沼の夜を満喫しています(笑)初対面の方と意気投合してめちゃくちゃ飲んだのは、まぁまた別のお話し・・
メイン会場は石巻なので気仙沼はこじんまりとはしていますが、そこはツールド東北。全5コース延べ3500名の大イベントですので、見渡す限り人がいます。
ワンウェイで気仙沼には戻らないので、石巻に運んでもらう荷物を預けて、いざぼっちライドスタート!
当時はまだまだ復興工事中。砂利道や鉄板が敷いてある道路、民家もなく、心苦しかったのをよく覚えています。
そんな中、たくさんの方が沿道で応援してくれたことでぼっちも寂しくなく。沿道のかた全員に手を振った、と自信をもって言えるくらい手を振りましたね。(この経験が5年連続出場につながります)
スタートして予定通り20キロほどで休憩ポイント(エイドステーションと言います)へ。なんせぼっち。提供食食べた後はすることも話す人もいないので、走るしかない(笑)
前を走る皆さんを見ながら、後ろからはガンガン抜かれ、ツールド東北名物アップダウンをひたすら進みます。
9月の日差したっぷり暑い日に。必死に上ったあとの下り坂の気持ち良さ!
スピードにも乗って風を感じて見えてくるのは次の上り坂!萎えます(笑)
坂道に苦しんでいたら、後ろから来たお兄さんが「ギア変えな!」と教えてくれて。一番重いギアで走ってました・・・あの時のお兄さんには感謝しかないです。マジで。
神割崎エイドでメインのカレーをいただき、この先の激坂に備えます。
神割崎から先が最大の難所ではないでしょうか。今は通らなく済むようになりましたが、この時はすごく短い距離ですが急こう配で狭く、スタッフの方が「無理なら降りて歩いてください!」とつきっきりで見てるような場所が。
この時はまだ普通のスニーカーで乗っていましたが、慣れてる方はペダルとシューズを固定してロードバイクに乗るんですね。止まる時はつま先を内側に移動させカチッと外すのですが、これが急だとできないことも。
案の定前を走る方がシューズ外せなくて落車。その後ろの方が回避できなくて落車。ホント危ない・・・。間開けてたこともありなんとか回避して事なきを得ましたが。こわ。
そのあとは。難所を乗り越え悠々と進むのは雄大な北上川を真横に気持ちよく・・・
とはいかず。
この北上川沿いの土手。強風の向かい風or横風になるなんて聞いてない・・・のんびり河を見ながら気持ちよく、なんて余裕はどこにもなく。
ただただ必死にペダルを漕いで早く抜け出したい!その一心!しかも距離が長い!さすが一級河川北上川!
やっとの思いで抜けて町中に入ってくると不思議なもので。あんなに苦しんでここまで来たのに「終わるの寂しい」と思ってしまうんですね。
苦しいのに気持ちよく、沿道の応援もあり楽しく、充実した数時間。ゴール付近は両側から「お帰り~」の声と拍手がかかり、手を振りながらのゴール。
この瞬間がまた楽しく、疲れも吹っ飛び・・いや疲れは最高にありますね(笑)降りてから足がガクガクになりますが、また走りたい!と思う瞬間でもあります。
休憩含めて約7時間での走破。
正直景色を楽しむ余裕はなく、覚えているのは青い空と前を走る自転車の群ればかり。最後の方は疲れすぎてエイド食も食べられないほどになりましたが、エイドスタッフの優しさ、温かさ。何より沿道の方の声援と笑顔。
どんなに疲れても「また戻ってくる!」と思わせる、それがツールド東北。
余談ですが、落選の旦那はボランティアとして道端で誘導棒振っており、なぜか走った私より真っ黒になっておりました(笑)
以上、初ロングライド出場レポ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました♪