夏も終わりを迎えてきた中にて、今回取り上げる昆虫はみなさん一度は目にしたことがあろうカブトムシについて語っていこうと思います。カブトムシは最強の昆虫の一角であると思っている方が多いです。あながち間違いではないですが、弱点もあることをを語りましょう。
まず軽くカブトムシの生態から説明しますが、交尾を終えたメスが地中に卵を生み一か月ほどで誕生し、幼虫の期間を経てさなぎになりそして成虫になるというのが、カブトムシの成長サイクルになります。幼虫は卵から生まれると周囲の腐葉土を食べながら成長しながら冬を越し、春の終わりごろにさなぎになります。
おおよそ一か月ほどで成虫になったカブトムシは主に夜間に活動し、その強靭な甲殻と力を用いて餌場を確保しながら生活します。寿命は、二か月か三か月ほどでその中でカブトムシは交尾をしまた成長のサイクルをたどっていきます
さて、ここまでザックリカブトムシの生態を解説し、強靭な甲殻と力があると説明しましたがそれでもカブトムシは最強の昆虫とは言えません。理由は複数ありますがいくつか代表的なものをあげましょう。
まず一つ目が*天敵の鳥類です。はっきりいって彼らには無力に食べられるしかありません。
次にスズメバチの存在です。先ほどカブトムシの活動時間は主に夜間だと説明しましたが、その理由は天敵から身を守るためでありその天敵は主に昼間に活動することが多く、そのため天敵との接触を避けるためにメインの活動時間を夜間にしています。ではなぜスズメバチが天敵なのかというと彼女たちはカブトムシの弱点を知っているからです。カブトムシは堅牢な甲殻をもちスズメバチの攻撃もちょっとやそっちょじゃ傷をつけることは出きません。ですがどんな生き物にも弱点はあるものであり、カブトムシの弱点は足です。
見てくださいこのか細い足を。こんな細い足では簡単に折れてしまい活動に支障をきたすこと間違いなしです。実際スズメバチはこの弱点を見抜いており、昼間に出くわそうものならスズメバチはカブトムシの足を全部強靭な顎で切り落としてしまい、カブトムシはあっけなく木から落とされます。そして地面に落ちたカブトムシに待ち受けているのは餓死するか他の生き物に捕食されるかの二択になってしまうでしょう。
他にも色々ありますが、最後に最大の天敵をあげましょう。それは人間です。人間に関してはあらゆる手段が無意味であり捕まればペットにされるかペットショップにて売られるか、子どもの残酷なおもちゃにされること待ったなしです。
いかがだったでしょうか。皆さん想像以上にカブトムシは天敵が多いことがうかがえますよね。だからこそ活動時間を天敵の少ない夜間に活動するようになった訳ですが、幼虫の時ですら過酷な生存競争が待っていますが、今回は内容がかなりむごいことになりますので割愛させていただきます。
今回もご愛読ありがとうございました。今後ともさまざまな生き物やイラストなどを投稿しようと思います。今後ともよろしくお願いいたします、以上アンドルでした。