仙台七夕に行ってきました。
仙台七夕は中歴を用い、毎年8月の6日〜8日に開催されています。伊達政宗公が始めたものが由来で400年余りの歴史があるお祭りです。
玄関口である仙台駅には巨大な吹き流しが飾られていました。
商店街以外にも商業施設などにも吹き流しが飾られており、仙台の街全体がお祭りの雰囲気です。
今年は4年ぶりの通常開催となり、吹き流しが手の届く高さで飾られていました。
細かい飾り付けの凝った吹き流しも多いので近くで見られるのは嬉しいです。
折り紙は何百個?何千個?飾り付けられているのでしょうか。
仙台七夕飾りは7種類あり、「短冊」学問上達など、「紙衣」裁縫の上達など、「折鶴」健康長寿など、「巾着」商売繁盛など、「投網」豊作など、「屑籠」清潔倹約など、「吹き流し」技芸上達などの願いを込めて製作されます。
吹き流しが有名ですが、横のほうに巾着や紙衣などの飾りも作られていることも多いです。
復興折り鶴飾です。
7万8000羽の折り鶴を仙台市の小中学生が製作しました。白は純粋さ、ピンクは未来への情熱という想いが込められているそうです。
ミニな吹き流しも可愛らしいです。どのような材料で作られているのでしょうか。
思い出や記念に七夕キットが販売されているお店や、体験ができるお店もありました。
私が訪れた日は、天気予報では雨の心配もあったのですが雨は降らず、気持ちよく外を歩くことができました。
仙台七夕には雨が降るというジンクスがあるそうで、数年前に私が訪れた時も外にある吹き流しは、雨よけのビニールに覆われていました。
出店でかき氷を買い、ベンチでいただきました。
七夕限定のメニューを出している飲食店もあった様です。
仙台のアーケード商店街の横丁にも飾り付けがありました。
かわいらしい短冊にほっこりしました。
私は、仙台駅周辺のメインの商店街を訪れましたが、仙台近郊の様々な商店街で七夕飾りが行われているそうです。
夜には瑞鳳殿や仙台城跡でのライトアップも行われていたそうです。
今年から新たに来場者が投票でグランプリを決めるコンテストが始まりました。
毎年仙台の中心部の商店街ごとに金賞、銀賞、銅賞、優秀賞、努力賞などが決められています。その中の36の吹き流しから投票できました。
第一回のグランプリは百貨店の藤崎でした。
目を引く大きく華やかな吹き流しで、周辺には人が多く集まっていました。
銀賞は眼鏡屋のシマダメガネでした。
飾り付けが細かく、私には楕円形の模様が眼鏡の形に見えて素敵だと思いました。
その店ならではの吹き流しも多くありました。
猫の雑貨を取り扱うお店では、吹き流しの上の部分が猫の顔だったり、ずんだのお菓子を提供しているお店ではずんだカラーの吹き流しだったり、音楽学校では音符をあしらった吹き流しを見ることができました。
お気に入りの吹き流しも見つかりました。黄色と水色の色合いがポップで素敵だなと思いました。
最終日の夜、商店街に行ってみると飾りを外す作業が行われていました。
とても慎重に行われていて、すべて外すとなるととても大変な作業です…
【感想】
外に出掛けるのがとてもおっくうなたちなのですが、人の多さも気にならないくらい楽しめました。
機会があれば次は、メイン会場以外の場所にも訪れてみたいと思いました。