HELLO‼ HELLO‼ アコチャンです。
今日の私は強いですよ! なぜなら金銭的に余裕がないのに、メチャメチャ可愛いボアバケットを買って最強に喜んでいるから。
先月は、ハットの他にブーツも買いました。久しぶりに物欲が大爆発してしまって、色々購入してしまいました。なんなら今月は古着屋のオープン記念イベントの古着詰め放題に行って3000円で20着というとんでもない詰め方をしました。店員さんには15着入れば良い所なんですけど…と笑われたアコチャンです。
今、事業所でなく、個人で活動している絵の展示用にすごく費用が掛かっているんですが、ずっと使い続けられそうなものなら買ってもいいかあっ! と自分を甘やかしました。
事業所でも個人でも絵の活動を頑張っています。むしろ絵くらいしか、出来ることがないです。
今日お話ししたい内容は前回と違いすでに決めておりました。私の大好きな「シャーロック・ホームズ」についてです。小説を読み始めた原点であり聖典がシャーロック・ホームズでした。
本作では、ホームズの観察力について、様々な方法で語られていきます。個人的に好きなのは「ボヘミアの醜聞」で、アイリーネ・アドラー(アイリーン・アドラー)がボヘミア国王が皇太子の頃に付き合っていた頃の写真を奪いたいという依頼に応えるお話なのですが、なかなかしっぽを捕まえさせてくれないアイリーネの情報を手に入れるために馬丁に化けるのです。馬丁に混じることで、他の馬丁の話を聞くという、変装の達人のホームズにしかできない作戦なんだもの!ホームズは、調査のためであれば馬丁から老婆まで、性別の垣根を超えて化けます。現代のコスプレイヤーの人たちには垂涎の能力でしょう。私はワトソンの言った通り、ホームズからアイリーネへの恋愛感情はなかったという見解を出しています。確かに好敵手ではあったし、上手を取られる、なんてこともあったけどね。
ボヘミアの醜聞は最後の展開が特にスピーディーで、特にシャーロックホームズを読んだことがない方にも読みやすいかと思います。
話の流れとしては緋色の研究→四つの署名→シャーロックホームズの冒険、と手前のほうなので、本を読むのが好きな人はぜひ最初から読んでみてください。1話1話が結構短いうえに、ワトソンくんが私たちにも分かるように解説(?)してくれます。
ちなみにワトソンといえば、ボヘミアの醜聞の時点では妻子持ちのお医者さんなのですが、元軍医でもあります。
ホームズの助手を務めていたこともあり、その後のストーリーでも深くかかわっていきます。
2人のコンビはシャーロック・ホームズの名前しか聞いたことがないというほど有名ですが、能力的にはほとんどがホームズに依存しています。しかし、ワトソンがいないことには話が進みません。だってホームズの思考は難しすぎて、整理してくれる人がいないんだもの!天才の思考は全くもって理解できないのです。ワトソンくん、君という語り部がいてくれて本当によかった。ありがとう!!!
この作品を愛するホームジアンの中にはエラリー・クイーンやかの有名なアガサ・クリスティなど、多くの著名な作家たちがいます。ほかにタイトル聞いたことあるよ~って思えそうなのはモーリス=ルブランの「アルセーヌ=ルパン」とかね。とにかくドイルがいなかったらこんなにも素晴らしい名作たちは生まれなかったんだなあと感慨深いです。
また、考察本だと、ホームズまるわかり事典なんかもおもしろかったですよ!『緋色の研究』から『ショスコム荘』までというサブタイトルなので、もしここまで読んでくれたあなたがホームジアンになってくれたらぜひ読んでみてほしいです。
ちなみにこの文章の中で出した「ホームジアン」というのは、イギリスなど西洋の熱心なファンの呼び名です。日本で有名なあの見た目は子供の名探偵は「シャーロキアン」と言っているのでどちらかというとアメリカなどの呼び方です。どうしても中身は大人の彼を知る前に作品を知ってしまったのでホームジアンと言ってしまう……。日本人は通じない人も多いかもしれない豆知識です。
最後はシャーロック・ホームズの挿絵を真似した絵で締めくくりましょうか!ちなみにこの本は章ごとの一文字目がウィリアム・モリスの作字でかわいいです。英語を少し読めるよ~^^って人なら十分読める作品なのでぜひ。自分で翻訳するのもたのちいよ!!!!!!!
今回は語りたいことが多すぎて長くなりましたが、これ以上はあんまりにもネタバレになるので終わっておきます。
それではまた。