Q.依存症ってなに?
A.特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。
詳しく見ていきましょう。依存症には主に 2種類に分けられます。
「物質への依存」と「 プロセスへの依存」です。
「物質への依存」について
依存性のある物質の摂取を繰り返すことによって、以前と同じ量や回数では満足できなくなり、次第に使う量や回数が増えていき、使い続けなければ気が済まなくなり、自分でもコントロールできなくなってしまいます(一部の物質依存では使う量が増えないこともあります)。
例としては薬物依存【覚せい剤・大麻・コカイン・MDMA】が手に入りやすくなり、依存者が増えています。また昔からアルコール依存が依存症の代表例として取り上げられています。
そして深刻な問題として若者によるオーバードーズが近年多くなっていることです。
「プロセスへの依存」について
物質ではなく特定の行為や過程に必要以上に熱中し、のめりこんでしまう症状のことを指します。
例としてはギャンブル【パチンコ・スロット・競馬・競輪・オートレース】、現在大きく取り上げられているホスト通いやキャバクラ通いも依存症です。
より身近な例としてはゲーム依存、スマホ依存などがあげられます。これは皆さん心当たりがあるのではないのでしょうか?
どちらにも共通していることは、繰り返す、より強い刺激を求める、やめようとしてもやめられない、いつも頭から離れないなどの特徴がだんだんと出てくることです。
参照:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000149274.html