①物事の良い面に目を向ける
辛い出来事や悲しい出来事など、マイナスの色が濃いと感じた出来事ほど、これからの人生において糧となる学びがより多く詰まっています。物事を多角的に捉えることは、決して簡単なことではありません。しかし、悩みや苦しみを肯定し、その出来事の良い面(学び得たこと)に目を向ける経験を少しずつ増やせば、物事をポジティブに考える力は確実に養われます。
②足るを知る
毎日ご飯が食べられる。着る洋服がある。住む家がある。家族がいる。友達がいる。昔は一日三食は贅沢で、お肉やお魚、お米はご馳走だった。今も食べ物に恵まれない国もある。生きることの土台となる衣食住が備わっていることは、決して当たり前ではない。こうした幸せに気が付くと、ネガティブからくる悩みは小さくなります。
③感謝する
当たり前は当たり前ではないということに気づいて感謝すること。また、嫌いなこと、もの、ひと・・・これらもまるごと受け入れて、自分の心の成長のチャンスを与えてくれたということに感謝してみる。①の「物事の良い面に目を向ける」につながりますが、マイナスの色が濃いと感じた出来事に感謝する視点を持つと、ポジティブに磨きがかかります。
~終わりに~
今よりも生きやすくなるヒントとしてお伝えした3つのコツですが、自分の中でポジティブのハードルを上げ無理をしてしまうと、余計苦しくなってしまいます。無理しないために、他人とポジティブの基準を比べず、自分ができたところに目を向けてみてください。また、0か100で考えず、70点でOKと、ゆるくぼちぼち取り組んでみるのをおすすめします。
練習して、一歩一歩良くしていく。何度転んだっていいから。