食用油の「真珠」の話

皆様は、バターとマーガリンの違いをはっきりとご存じでしょうか。

バターとは、牛乳の油脂を固めたもので、

マーガリンは、食用油脂とその他の成分を混ぜて乳化して固めたものになります。

バターの画像

昔、アガサ・クリスティーが若かりし頃は、

使用人の食事にマーガリンを出すとひどい雇い主だと思われていたような事が、

エルキュール・ポワロの出てくる推理小説に書いてありました。

マーガリンという言葉の語源は、「真珠」という意味のギリシャ語、

「マルガリーテス」に由来する造語になります。

何でも、植物油を乳化する過程でできる油脂の玉が、

白くて真珠のように見えたから、というのが命名の由来のようです。

なかなかセンスのあるネーミングだと思います。

筆者個人と致しましては、

某食品会社のブールコンポーゼ以外のマーガリン類をパンにつけて食するのは好まず、

やはりバターがいいと思っております。

健康にいいかどうかは置いておいて、味が好みなのです。

焼き菓子等のお菓子に使う場合は、

無塩バターと製菓用ごま油を使い分けております。

無塩バターを使うと風味の良いお菓子になり、製菓用ごま油の場合は、

日持ちがよく軽いお菓子に焼きあがるので、

それぞれのレシピによって使い分ける事にしています。

バターとマーガリンの違い

マーガリンの名前の由来

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モーニング

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。 好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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