LSS #14-2

LATER SEQUELS SERIES #14

2025年4月  後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ  愛及屋烏

戦姫絶唱シンフォギア(2012)

戦姫絶唱シンフォギアG(2013)

戦姫絶唱シンフォギアGX(2015)

戦姫絶唱シンフォギアXD(2017~2024)

戦姫絶唱シンフォギアAXZ(2017)

戦姫絶唱シンフォギアXV(2019)

Continuation from last page. 14-1 https://no-value.jp/column/53303/

ノイズ

類共通の脅威とされ、人類を脅かす認定特異災害。                                                   特異災害対策機動部もまた、このノイズをはじめとした超常の災厄に対応する為の組織である。

13年前の国連総会で特異災害として認定された未知の存在であり、発生そのものは有史以来から確認されていた。                                                     歴史上に記された異形の類は大半がノイズ由来のものと言われ、学校の教科書にもその存在が記されているなど、知名度自体はそれなりに高い。

空間からにじみ出るように突如発生し、人間のみを大群で襲撃、触れた人間を自分もろとも炭素の塊に転換させ、発生から一定時間が経過すると自ら炭素化して自壊する特性を持つ。

また、一定範囲以内に標的になる人間がいなければ、周囲を探索したりはせず、自壊するまであまり動く事はない。

基本的に意思の疎通や制御は不可能であるが、例外的に完全聖遺物である「ソロモンの杖」を使えば、その出現位置や行動を自在に制御する事が可能である。

生物的な外観を持ち、各々が奇声を発するのが特徴。                                             形状には個体毎に差異があり、大きさは人間と同程度からビルをも超えるレベルまで様々である。

ただし外見上の共通点として、どのノイズにも液晶ディスプレイの様に輝く部位が存在する。

ノイズ同士の合体・分離も可能であり、それに伴い形態を変化させる事もある。                                     中には、その合体・分離能力を用いて、切り離した部位を爆発させたり、ノイズを弾丸の如く射出したりと、兵器のような攻撃手段を持つ個体も存在する。

ノイズに対抗するには「聖遺物」の欠片より作られた異端技術の結晶たる「FG式回天特機装束・シンフォギア」が必須となる。

これ以外にノイズに対する有効手段は存在せず、一般的な対処法はノイズが一定時間で自壊するまで逃げる事のみとされる。                                                                                            その為、日本ではその有効性を問われながらも、都市部を中心にして避難警報やシェルターの設置といった政策が取られており、被災者には補償金が支払われる事になっている。

しかし、ノイズが絡む事象には必ずシンフォギアや聖遺物の存在も関わってくる為、災害の詳細が政府によって隠蔽される事もあり、それが原因となってノイズ被災者がメディアの憶測による風評被害を受ける問題も発生している。

位相差障壁

ノイズをノイズたらしめる特性として「位相差障壁」が挙げられる。

これはノイズの存在を人間の世界とは異なる世界に跨らせる事で通常物理法則下のエネルギーによる干渉をコントロールする能力であり、ノイズ自身の「現世に存在する比率」を自在にコントロールする事で、物理的干渉を可能な状態にして相手に接触できる状態、相手からの物理的干渉を減衰・無効化できる状態を使い分ける。

要するに、ノイズは物理法則から切り離された状態で活動できるのである。

これにより、人間の行使する物理法則に則った銃火器等の一般兵器では、ノイズに対してゼロから微々たる効果しか及ぼすことができない。

ただし、存在比率が増す瞬間にタイミングを合わせたり、効率を考えず間断なく攻撃を仕掛ける長時間の飽和攻撃によって殲滅は可能。                                                            しかし、どちらも効率的・有効な対策とは言えず、特に後者に関しては、周囲にノイズよりも深刻な被害をもたらす結果となった事例も報告されている。

シンフォギアシステムは、攻撃が命中した時に固有振動を発生させる事でノイズの在り方を「調律」、強制的に人間世界の物理法則下に引きずり込んで、位相差障壁を無効化する事ができる。

来歴

その正体は太古の昔、人類のルーツでもある超存在「カストディアン」が処した「バラルの呪詛」により、相互理解の要の統一言語を失い、協力よりもお互いの殲滅を選んだ先史文明期の人類により作り出された「人間だけを殺す存在」。

そのコンセプトは「惑星環境を損なわず、他者を殺戮する」事にあり、前述した位相差障壁もまた、そのコンセプトを体現する機能である。

太古に建造された「バビロニアの宝物庫※」より来る存在であり、宝物庫が消滅しない限り限りなく生み出される。災害として認定されているノイズは扉が開け放たれたままの宝物庫から偶然まろび出たもの。

※Fateシリーズで有名なギルガメッシュの宝具・ゲートオブバビロンの元ネタ。

シンフォギア

正式名称は「FG(フォニックゲイン)式回天特機装束」。

日本の特異災害対策機動部二課の技術主任・櫻井了子の提唱する「櫻井理論」に基づき、聖遺物の欠片から作られたパワードスーツの総称。

認定特異災害ノイズに対抗しうる唯一の装備なのだが、一機で一個軍隊を上回る程の圧倒的な破壊力を持つ為、存在そのものが日本の現行憲法に抵触しかねず、装者の情報共々、完全な外部非公開情報となっており、目撃者や報道陣に対しては徹底的な情報管制が行われる。

基礎性能

装者の戦意にシンクロして、インストゥルメンタルで曲を奏でるシステムが内蔵されており、それに合わせて装者が歌を歌う事によって、ギアを稼働させる為のエネルギー「フォニックゲイン」を増幅し、出力を増大させていく。

要するにギアそのものがアンプとなって音楽を奏で、演奏に乗せて装者が歌う事で戦闘力を引き出す仕組みである。                                      身も蓋もない言い方をすれば「カラオケで強くなる戦闘服」。

また、ギアが奏でる旋律には別次元にまたがって存在するノイズを強制的に現実世界の物理法則下に固定(調律)する効果があり、この状態なら物理攻撃による殲滅も可能である。

変身中は装者の身体能力も大きく向上する。飛ぶ・跳ねる・走る等の基礎体力、運動能力は勿論、耐久力も常人離れしており、普通なら肉体が四分五裂する程の衝撃も打撲程度に軽減してしまう。

体表面にはノイズの炭化作用を無効化する特殊なバリアフィールドが常時展開されているが、このバリアは物理衝撃耐性と断熱性能にも優れており、素の耐久力と合わせて南米の密林から極寒の南極、果ては宇宙空間まで、場所を選ばず活動が出来る。

総じて、災害救助にあたっては通常の装備と重機が介在できない現場において、至れり尽くせりな仕様になっていると言える。また、危機的状況にいる要救助者への歌での鼓舞、という効果もある。

起動方法

平時は集音マイクの機能を持つ紅色のペンダントとして、装者達の首にかけられている。

装者が起動キーである、胸の歌「聖詠」を各々口ずさむ事でペンダントが展開、ギアが量子化された状態で解放され、装者の体表面に定着、ギアインナーの上に更に鎧として再構築される事で「変身」が完了する。

ペンダントは、ギアの稼働における中枢機関でもあり、変身の後は装者の胸元にブローチのように配置される。                               それまで着ていた衣服はペンダント内に量子化して収納されており、変身解除後に元に戻る。戦闘でペンダントが破損すると変身が解けても全裸のままになってしまう。

胸の歌

戦闘中に紡がれる歌の歌詞や伴奏のメロディは、ギアが装者の人格や心象を読み取り、それを元に生成したものを装者にフィードバックしたものである。

これも簡単に言ってしまうと装者の心が歌になるのである。

その為、歌詞には装者の精神状態が色濃く反映されており、装者の人格のクセが強ければ強いほど同じくらいクセの強い歌詞が生成される。

専門用語・1

LiNKER

ギアに適合していても、適合係数(ギアを運用する人間の聖遺物との親和性を数値化した物)が低いと変身できないか、変身できても多大な負荷がかかる為、正規の適合者以外は、適合係数を引き上げる為の薬剤「LiNKER(リンカー)」を変身前に服用する必要がある。

LiNKERは使用者の体に馴染むよう調整されていなければ適合係数を充分に上げる事はできず、変身状態も長時間維持できない。

加えて劇薬である為、運用後は適切な洗浄処置がされなければ強い薬害によって最悪死に至る事もある。

またLiNKERが聖遺物と人体との架け橋としての効能を示すには、人が普遍的に持っている情動の『』が必要不可欠であり、その情動を司る脳領域にうまく作用させる事ができて初めて完成するという。

逆に適合係数を引き下げる「Anti_LiNKER(アンチリンカー)」を散布される事で動きを鈍らされ、ピンチになる局面もあったが、翼がギア自体の出力を意図的に引き下げ、ギアの形状をリビルド前に戻して低い適合率でも運用できるようにする即興の裏技「アーリーシルエット」によって対処に成功しており、XDでは響とクリスも体得している。

聖遺物

世界各地の伝説に登場する、超古代の異端技術(ブラックアート)。

遺跡から発掘されるのだが、破損が激しい欠片の状態の物が大半を占めており、従来の力を遺しているのは珍しい。また現在の技術では加工こそ可能だが新規に製造する事は不可能。

通常時は力を発揮しない基底状態にあるが、聖遺物の力を引き出す素質を持つ者=適合者による歌によって、『アウフヴァッヘン波形』と呼ばれる、固有の波形パターンと共に起動し、励起状態となってその力を解放する事が可能となる。

また損傷が少なく、ほぼ完全な姿を保っている『完全聖遺物』は一度起動すれば適合者の歌を必要とせずとも常時100%の力を発揮する。ただし起動には相応量の『フォニックゲイン』と呼ばれるエネルギーが必要であり、これを満たすには、適合者が長期間の努力を試みる必要がある。

OTONA

『戦姫絶唱シンフォギア』の登場人物・風鳴弦十郎が、ヒロインである立花響や風鳴翼を差し置いて文字通り人間離れをした活躍をした事、加えてそんな彼が「大人として主人公達を導く」というポジションを全うしている事から、ファンによって付けられた渾名。

とはいえ、完全に主人公達を差し置いて一騎当千の大活躍※をするのではなく、主要な敵であるノイズに触れると炭化してしまう事から、対ノイズ戦では決定力を持たない為、司令室で指示を出したり、戦う決意を決めた響に稽古を付ける、装者同士の無益な戦いを止めるといった裏方に回っている。(それでもいざという時はノイズ相手でも戦っているが、あくまでコンクリートを畳返しして攻撃を防ぐ程度である)

後期シリーズでも戦姫達へ稽古・訓練を付けるシーンがあるが、基本的に無敗である。

なお、本作の脚本を担当する金子彰史氏が過去にプロデュースしたゲーム『ワイルドアームズ』シリーズにおいても、シンフォギアと同様に「常識を逸した戦闘能力を有した大人」達が登場しており、現在では彼らもまた「OTONA」と称されている。

※一期の終盤でシンフォギアシステム以上の性能を持つ完全聖遺物を纏ったラスボスを戦闘力では圧倒しているが、精神攻撃で後れを取っている。

to be next page. 14-3 https://no-value.jp/column/53744/

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愛及屋烏

ゲーム好き、小説好き、アニメ好き、三役揃いの物書きの端くれ。 ピンチに陥っても、それはそれで気楽にやるタイプ。 ●好きな言葉:続編・クロスオーバー・オールスター・アンサーソング・データ引継ぎ ●好きなゲーム:DQ・軌跡&イース・スパロボ・ゼルダ・神宮寺・逆裁・ラチェクラ ●好きなサブカル:ロボ全般・特撮全般・少、青年誌系 ●好きなドラマ:科捜研・相棒・CSI・キャッスル・十津川警部・赤い霊柩車 ●利用ソシャゲ:へプバン・ギアスロススト・Dr.STバトクラ・シンフォギアXD・スパロボDD・うたわれLF・ギター少女・勇者の飯 ●経歴:宮城出身、30代、なろう出版経験有 ●現在:脳梗塞療養にともないリハビリ&失業中

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