こんにちは、アンドルです。 今回ご紹介するのは昆虫ではなく、白かったり灰色だったりするペリカンの仲間であるサギという鳥について解説しようと思います。
サギという鳥は世界的に見ても結構広い範囲に生息する鳥で、日本ではおよそ20種類程が生息しています。生態としては、川や水田の付近を餌場とし、小魚やカエル、そして小型の哺乳類や鳥類なども捕食対象にすることもあります。この食性から繁殖魚の捕食や、田畑の稲や野菜などを踏み荒らすことがあるから害鳥と呼べるでしょう。
そして、サギはどこに巣を作るのかというと、見晴らしのいい高い樹木に集団で巣を作りコロニーを形成します。また河川敷付近を好むようです。これは、外敵に襲われても安全性を保つために作られており、別種のサギがコロニーにやってきて巣を形成することもあります。この行為に関して、最初にコロニーを作っていた種のサギは排除するのでなく別種のサギを迎え入れます。やはり数が多いと、自然界では何かと有利に働くケースが多いので賢い生存戦略だと私は思います。
最後に余談ですが、なぜサギと呼ばれるようになったかというと、にた体色の白鳥に似ていて紛らわしいから、ではありません。鳴き声のやかましさから騒ぎ(サワギ)が転じてサギと呼ばれるようになったと言われています。
今回はこれにて終了となります。今後も読んでいただけると幸いです。
以上アンドルでした