LATER SEQUELS SERIES #14
2025年4月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
戦姫絶唱シンフォギア(2012)
戦姫絶唱シンフォギアG(2013)
戦姫絶唱シンフォギアGX(2015)
戦姫絶唱シンフォギアXD(2017~2024)
戦姫絶唱シンフォギアAXZ(2017)
戦姫絶唱シンフォギアXV(2019)
Continuation from last page. 14-3 https://no-value.jp/column/53744/
風鳴翼
CV.水樹奈々
「片翼だけでも飛んでみせるッ!どこまでも飛んでみせるッ!」
来歴
日本よりイギリスへの進出を果たしたトップアーティスト。 そして、シンフォギアシステム「天羽々斬」を纏い戦う防人(さきもり)。
国家を影から支える風鳴の一族の一人であり、祖父は特異災害対策機動部二課の初代司令である風鳴訃堂。
父は内閣諜報官の風鳴八紘。 二課現司令である風鳴弦十郎は彼女の叔父にあたる。
ただし、実際は訃堂が「風鳴の血」への固執から八紘の妻に産ませた子であり、八紘や弦十郎は異母兄にあたる。 武術・肉体的には風鳴らしい超人の弦十郎に対し、内政型の八紘の子供では次期当主の防人としての期待が薄い為の凶行である。
その事は彼女自身も既に知っており、彼女に影を落としている部分もある。
かつては父・八紘から、その出自故に否定され(たと思い詰め)、彼に認められたいが為に家を出て、その身を剣と研鑽し続けてきた経緯を持つ。その最中に聖遺物の欠片たる、天羽々斬を起動させたが為にノイズとの戦いに身を投じる事を宿命付けられた。
そして、天羽々斬の起動が一期の黒幕である、フィーネ復活のトリガーを引く事にもなった。
当初は自身の境遇を悲観的に捉え、またその性格も暗く自信を持てないでいたが、ノイズへの復讐の為に苛烈に生きる天羽奏と出会い、彼女の成長と共に自身の使命に気付き自らも成長。奏に励まされながらも、活動の「表の顔」として、共にツインヴォーカルユニットの「ツヴァイウィング」を結成。 (結成理由は、戦場で戦姫の歌に勇気づけられた、という声に喜んだ奏の発案)
しかし、ツヴァイウィングのライブ中に出現した(実際にはそれと平行して行われていたネフシュタンの鎧の起動実験で、これを奪取すべくフィーネが放った)ノイズと戦うが、その際に相棒である奏を喪う。
奏の死後は「自分が弱かったから奏は死んだ」という後悔の念からその使命感を歪(いびつ)とも言える形で強め、私立リディアン音楽院に学生として通いながら、歌手活動もノイズとの戦いもソロで続けていた。そんな中、その胸に奏のギアが宿っている立花響の存在を知り、複雑な思いを抱く。
一期にて、翼と一緒に戦っていきたい、と言う響に対して、「そうね…あなたと私、戦いましょうか?」と響『と』戦おうとする等(奏の代わりにと言い、極大の地雷を響が踏んだとはいえ)、面倒な平成2号ライダー属性持ちとも言える。
キャラクター解説
サラリとした青いロングヘアに、櫛のような髪飾りをさしている。
幼少の時より、その身を剣(つるぎ)と鍛えてきた戦闘のエキスパートであり、任務に対しては真剣に向き合う。
根はクソ真面目そのもので、年長者として後進達を導くが、融通が利かず、他人に厳しく当たる事もある。しかし、その本質は寂しがり屋で心優しい少女のそれである。
戦いを経て周囲に心を開く様になってからは、学友たちともある程度打ち解けており、曰く「付き合ってみると意外と自分達と変わらない」との事。
『XD』では、紆余曲折の末に平行世界の奏と心を通わせるようになった際、奏に対して寂しがり屋でしおらしい態度が再び現れるようになり、凛々しい言動しか知らない仲間達を大変驚かせていた。
幼少より歌や戦闘訓練に明け暮れていた反動から生活能力は低く、所謂「部屋を片づけられない人」であり、彼女の私室の有様は響やマリアに「強盗か何かと争った跡」「敵襲を受けた」と誤解された程。
その辺りは二課の忍者系エージェントにして、自らのマネージャーを務める緒川慎次に全面的に任せている。普通に下着等がある部屋の掃除を異性に任せている訳だが、事情を知った響に指摘されるまでは「親戚でもない男性に自分の部屋の掃除を任せっきりにする」意味自体に気づいていなかった。
アニメキャラでは珍しいケースだが、一期の段階では『それなり』のサイズなのにシリーズが進むにつれて、明らかに胸のボリュームが減っていっている。 真っ先にそこから痩せる、という事も多いそうなので不自然ではないのだが……。
「人気歌手」「青がイメージカラー」「演歌が好き」「ストイック」「片付けが苦手」「胸の大きさ」等、キャラクター設定の殆どが演者である水樹を意識したものになっている。
その独特の時代がかった珍妙な台詞群は、ファンの間で「防人(SAKIMORI)語」と呼ばれており、彼女のキャラクター成立に貢献している。
他のメインキャラクターと比較してワイルドアームズシリーズに由来する台詞やプロフィール要素は少ないが、早撃ち(抜刀術)を思わせる剣技や天ノ逆鱗の演出、バイクでの特攻など、主にアクション面でセルフパロディが爆発している。
SG-r01 Amenohabakiri 絶刀・天羽々斬
Imyuteus amenohabakiri tron(羽撃きは鋭く、風切る如く)
シンフォギアシステム第1号。メインカラーは青で、他は黒。 しかし、ストーリーが進むと翼の適合率の上昇やギアの限定解除に伴って、他の部位は黒から白へと変化している。 アームドギアは刀と足に装着されたブレード、小刀等、刀剣類。 その為、使用技は刀を必要に応じて変化させる、近接技がメイン。緒川慎次から教わった忍びの技「影縫い」等もギアを併用して行使する。
脚部には展開式のブレードを備えたスラスターが備えられており、ホバリングの要領での高速移動を可能とし、短期間の噴射であれば空中での姿勢制御も可能となっている。
時折バイクに乗ったまま戦っており、勇猛果敢に敵陣に切り込むその姿は、まさに現代の騎馬武者。 アームドギアを展開・可変させてバイクに装着するので、仮面ライダーのバイクチックになる。
翼がバイク好きなので登場も多いが、特攻・大破する場面も多い。故に元は備品(装備)だったが、損耗が激しいので最終的には翼の自費で賄われている。
モチーフは日本神話のスサノオがヤマタノオロチ退治にも使用した大剣。同神話に何度か登場する十束剣の一種であり、その名は「大蛇を切り裂いた剣」という意味。
シリーズが進むにつれ、楽曲の方向性が和テイストかつ、歌詞やコーラスの単語のチョイスが物騒になる。設定的には、装者の翼の心象と嗜好の発露なのだが、ファンからは若干、天羽々斬自体が恐れられている。
風鳴翼・ソロ楽曲(XD除く)
絶刀・天羽々斬
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤間仁 / 歌:水樹奈々
FLIGHT FEATHERS
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:菊田大介 / 歌:水樹奈々
月煌ノ剣
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤間仁 / 歌:水樹奈々
恋の桶狭間
作詞・作曲・編曲:上松範康 / 歌:水樹奈々 / コーラス:上松範康・岩橋星実・Evan Call
Beyond the BLADE
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤田淳平 / 歌:水樹奈々
空へ…
作詞・作曲・編曲:上松範康 / 歌:水樹奈々
Beyond the BLADE (IGNITED arrangement)
作詞:上松範康 / 作曲:藤田淳平 / 編曲:藤永龍太郎 / 歌:水樹奈々
月下美刃
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介 / 歌:水樹奈々
ルミナスゲイト
作詞・作曲:上松範康/ 編曲:藤間 仁 / 歌:水樹奈々
Defender’Z Brand!
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤間仁 / 歌:水樹奈々
風のあなたに
作詞・作曲:上松範康/編曲:竹田祐介 / 歌:水樹奈々
to be next page. 14-5 https://no-value.jp/column/54070/