LATER SEQUELS SERIES #14
2025年4月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
戦姫絶唱シンフォギア(2012)
戦姫絶唱シンフォギアG(2013)
戦姫絶唱シンフォギアGX(2015)
戦姫絶唱シンフォギアXD(2017~2024)
戦姫絶唱シンフォギアAXZ(2017)
戦姫絶唱シンフォギアXV(2019)
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雪音クリス
CV.高垣彩陽
「歌わせたな……あたしに歌を歌わせたな!?」
来歴
特異災害対策機動部二課が見出したシンフォギアシステム適合者候補。
世界的ヴァイオリニストの父、雪音雅律と声楽家の母ソネット・M・ユキネの間に産まれた音楽界のサラブレッド。 だが、幼少時に両親のNGO活動に同行して訪れた南米・バルベルデで内戦に伴う爆破テロに巻き込まれて両親を失っている。
その際に捕虜生活を送っていた事から「戦争の火種をなくしたい」という、強い信念を持つ。捕虜生活の後、政府に救助されるも、日本への帰還時にフィーネに拉致され、行方不明になる。
「戦う意思と力を持つ者を滅ぼす」事で、その思いが遂げられる、とフィーネに言葉巧みに誘われ、彼女に利用される事になり、紆余曲折の果てに立花響達と共に戦う仲間となる。
キャラクター解説
小柄ながら非常にグラマラス。 シンフォギアライブでは「雪音クリスの直して欲しい所は?」の質問に対して、響役の悠木碧が「胸」と答えて水樹奈々に折檻される等、ネタにされている。 直情的で喧嘩っ早い性格の持ち主で、また独特な口調も相まって、どこか男勝りな一面を覗かせる。
自身の幼少の頃の経験から、必要な時に手を差し伸べてくれなかった大人という存在自体を敵視する傾向が強く、またシンフォギアシステムを扱える自分の歌は「何かを壊す事しか出来ない」と嫌い、それを扱える才能を持つ自身に対しても強い嫌悪を抱く。
しかし、元来は音楽を愛する心優しい少女であり、責任感が強くナイーブな一面も覗かせる。他人の名前を呼ぶ事に対して抵抗があり、人間関係の構築を妨げる事もある。例えば響は「アイツorバカ」で、翼は「先輩」呼びが基本。
自身の経歴から一匹狼を気取る事が多いが、困っている誰かに無意識の内に手を差し伸べる事も少なくはない。
また、その育ちと立ち振舞に反して学業の成績が優秀である。
響と未来、切歌と調がベタベタしていると顔を真っ赤にしつつ「そういう事は家でやれ!」と突っ込むなど、ツッコミ役的な位置にもなってきている。経歴上、装者の中でほぼ唯一の経験持ちの筈だが、あまりにも乙女である。
好きな食べ物はアンパン。それを公言したら皆から笑われたが、何故笑われたのか本人は分からないらしい。
一方で、その悲惨な過去故にテーブルマナーは非常に悪く、レストラン等で食事をすると料理を食い散らかしてしまう有り様である。だがその様子が逆に庇護欲を誘う模様。
SG-r02 Ichaival 魔弓・イチイバル
Killter Ichaival tron(銃爪にかけた指で夢をなぞる)
第2号聖遺物。メインカラーは赤。
元々は第二次大戦中にドイツから研究の為に他の聖遺物と共に日本に齎された物であり、戦後もその管理下にあったが、10年前に紛失。その後フィーネを通じてクリスの手に渡った。
アームドギアはクロスボウ。 5本の光の矢が扇状に放たれ、対象を追尾する他、必要に応じてガトリングガンやハンドガン、バスターライフル等様々な形に変形する。
なお、本来弓の聖遺物由来のシンフォギアであるイチイバルのアームドギアが銃の形を取るのは、忌むべき対象と言う形で彼女の心に強く残ってしまった重火器のイメージが反映された結果だと言われている。
飛び道具による強力な面攻撃が可能である為、飛行型の敵や大量のノイズ相手の戦いでは常に高い戦果を発揮している。一方、現状運用されているシンフォギアの中では唯一格闘戦用の武器を持たないギアでもある。
また、他の装者の多くがギミックにより機動力を確保するが、イチイバルの場合は機動力を補うブースター等の機能を持たず、対シンフォギア装者戦などの白兵戦においては間合いを詰められ苦戦を強いられる場面が多い。 状況的に技の反動を殺せない場合は、他の装者に体を支えてもらったり、向かい合わせ状態で肩車する羽目になっている。
これを受けてなのか、後に拳銃を扱ったガンカタ風の近接射撃戦闘を会得。更にとある漫画(アニメ)で伝説となったリロード方法まで変身シーン(五期)で披露していた。 また、機動力の不足に関しては、大型ミサイルを足代わりにするといった機転も効かせている。
モチーフとなったのは北欧神話『デンマーク人の事績』にてオーディンの後釜とされた狩猟と決闘の神「ウル(またはオレルス)」が持っていたとされるイチイの木で出来た「イチイの弓※」(イチイバルはイチイの弓に「バリスタ」を掛け合わせた造語であり、神話自体には『イチイバル』という武器は存在しない)。
※Fateシリーズではアーチャー・ロビンフッドの宝具で有名。
ネフシュタンの鎧
第4号聖遺物。識別コードは「Nehushtan」。 天羽々斬やガングニールとは違い、経年劣化や破損が見られない「完全聖遺物」にカテゴライズされている。
よく間違われるが「元から鎧型をした聖遺物」であり厳密には「シンフォギア」ではない。
ガングニール、イチイバルと共に第二次大戦中にドイツからもたらされた物。 ツヴァイウィングのコンサートと同時に実施された起動実験の折、ノイズ襲来の裏でフィーネによって強奪された。
全身を細かいウロコ状のパーツで構成しており、これにより欠片からでも完全な形で修復可能な圧倒的な再生能力を有するが、装者が負傷した場合は再生する際に傷口から装者を蝕む性質も有する。
肩部の鎖状のムチを武器とする他、パージする事でパーツを散弾の様に飛ばす事が出来る。
完全聖遺物の特性として戦闘時にシンフォギアの様な歌を必要としない。 パージした後はフィーネに回収され、以降は彼女が纏う事になる。また、クリスが纏った際には銀色であったが、フィーネが纏った際には金色に変化していた。
モチーフはモーゼを裏切った信者達に襲いかかる神罰「火の蛇」から、再び帰順した信者達を守る為に作られた「青銅の蛇」。
ネフシュタインギア
シンフォギアXDにて展開された、クリスの代わりに両親が生き残った並行世界にまつわるシナリオ、「ティアーズ・オブ・ピースメーカー」に登場した、クリス専用ギア。
イチイバルとネフシュタンの権杖を用いたデュオレリック。
2つの聖遺物を同時に運用する事でこれまで以上に強大な力が与えられる。 しかし、使用者は強大な負担がかかりまた使用者には幻影が現れ精神的に追いつめられる場合もある。
了子が正体を隠す為に用意した「アサルトデバイスギア」のイチイバルとドイツの秘密結社「ブリル協会」が「ネフシュタンの鎧」の同系タイプ「ネフシュタンの権杖」を同時運用させて変化した、言うなれば「(ネフシュタンの象徴)である、過去のクリス」と「(イチイバルの象徴)である、現在のクリス」の2人が融合した「みんなと共に歩んで行く未来のクリス」と呼べる姿であると言える。
基本の攻撃方法も大きく変わり、攻撃は主に背部から伸びる一対の大型ビーム砲となっている。 双方の聖遺物の反発により、発動前は例外なくクリスも大きな負担を強いられたが、別世界の両親からの声援を受けて持ち直し、己の力とした。
雪音クリス・ソロ楽曲(XD除く)
魔弓・イチイバル
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:岩橋星実 / 歌:高垣彩陽
繋いだ手だけが紡ぐもの
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:藤田淳平 / 歌:高垣彩陽
Bye-Bye Lullaby
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:岩橋星実 / 歌:高垣彩陽
教室モノクローム
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:中山真斗 / 歌:高垣彩陽
TRUST HEART
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤間仁 / 歌:高垣彩陽
TRUST HEART (IGNITED arrangement)
作詞:上松範康 / 作曲:藤間仁 / 編曲:藤永龍太郎 / 歌:高垣彩陽
放課後キーホルダー
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:喜多智弘 / 歌:高垣彩陽
GUN BULLET XXX
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤田淳平 / 歌:高垣彩陽
とどけHappy♡うたずきん!
作詞・作曲:上松範康 /編曲:菊田大介 / 歌:高垣彩陽
Take this! “All loaded”
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:岩橋星実 / 歌:高垣彩陽
あしたのあたし
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:岩橋星実 / 歌:高垣彩陽
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