皆さんこんにちは。最近かなり冷え込んでいて、暖かい日差しが恋しくなりますね。せめて日差しが出てくれれば、と思うところです。というわけで、今回は太陽について解説していきたいと思います。
太陽とは、太陽系の中心に位置する恒星と呼ばれる高温の星です。太陽の誕生はおおよそ46億年前に起きた超新星爆発による残滓が、周囲の水素ガスを重力によって凝縮して成長した姿と言われています。表面温度は約6000度と非常に高温であるといわれていますが、太陽を覆うように周囲を超高温であるコロナと呼ばれるガスが漂っており、その温度は1000000度という驚異的な温度をほこっています。また、太陽が高温を帯びているのは中心核による核融合反応によるもので、その温度は1600万度という途方もない熱量を生成しています。また、核から放たれる光と熱は放射層と呼ばれる核を包む圧縮されたガスで形成された層、次に対流層と呼ばれるプラズマが核から外部へ反発している層、次に光球面という地球における地表に近い面を持ち、ここから普段我々が目にする光を放射しています。また光球面の中でも温度が低い面にできるのが黒点で、太陽の表面をうねるような炎がプロミネンスと呼ばれるもので、プロミネンスは皆既日食の際に見える光の帯のような形で肉眼でも確認できます。
余談ですが太陽は恒星の中でも大きくなく、巨大化はしますが最終的に爆発するのではなく、白色矮星となり少しずつ冷え始めて暗くなってしまいます。
今回は短いですがこのあたりでおしまいとさせていただきます。