うさぎを飼うならこの性別がいい!と思ったことはありますか?
そもそも動物の男の子と女の子って、どんな違いがあるんでしょうか?私はうさぎを飼う前、違いが全く解らなかったのですが、結構違いがあるんです!今回はそれぞれの特徴を比べてみましょう!
〇性別が決まる時期
まず、ペットショップなどで生後2か月以内の子を見かけることがありますが、大抵この時期は性別が分かりません。そんな子をお迎えすると、性別を伝えられていても成長したら間違っていたということが起こったりするので、体調も安定する3か月以降のお迎えがおすすめです。
〇性格
女の子は子どもを産んで守る役割から、気が強いツンデレのタイプが多いです。
一方男の子は縄張り意識が強く、甘えん坊だったり人懐っこい子が多いです。
〇見ため
女の子は首回りに、肉垂(にくすい)という膨らみが見られます。『マフ』とも呼ばれる膨らみは脂肪でできており、出産の為のエネルギーを貯めておく役割があります。
男の子にも首に小さい膨らみができることがあるので、見た目で性別を見分けるのは難しいかもしれません。
〇かかりやすい病気
女の子はほとんどの子が子宮の病気にかかってしまいます。出産を繰り返す野生の子はリスクが低いのですが、ペットのうさぎは避妊手術をしなければホルモンのバランスが崩れてしまいます。
男の子は去勢する、しないに関わらず精巣の病気にかかる場合がありますが、去勢をしていた方がかかりにくいです。
〇行動
個体差が大きいので一概にはいえませんが、比較的よく見られる行動を挙げます。
女の子は偽妊娠といって、妊娠していないのに妊娠しているかのような行動をとります。巣作りのために自分の毛をむしったりするなどです。気性が荒くなることもあります。
男の子は縄張りを主張するためにスプレー行為をします。特に自分の匂いがついていない新しい物が自分の部屋にあるときに、尿を飛ばす行動のことです。
こうしてみるとかなり違いを感じると思います。私の飼っているスノウちゃんは男の子ですが、人懐っこさもなく、甘えたりもしないのでこれらは傾向だと思ってください。
ペットショップに行っても、たくさん動く子もいれば、ずっと動かないでいる子もいます。うさぎの画像や動画を調べると、遊んでいるところや寝そべった子を撫でているところも見られます。ですが、元々うさぎは狩られる側の動物です。臆病で、怖がりな性質を持っています。考えたくはありませんが、うさぎは人気な動物である一方、飼育放棄も問題になっているのが現実です。多くのうさぎが住んでいることから、『うさぎ島』と呼ばれる観光地、大久野島も、小学校で飼えなくなったうさぎがこの島に放棄されたのが始まりだったりします。
どんなうさぎちゃんをお迎えしても、例えいたずらっ子でも、懐きにくい怖がりな子でも、最後まで可愛がってあげてくださいね☆