LSS #14-6

LATER SEQUELS SERIES #14

2025年4月  後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ  愛及屋烏

戦姫絶唱シンフォギア(2012)

戦姫絶唱シンフォギアG(2013)

戦姫絶唱シンフォギアGX(2015)

戦姫絶唱シンフォギアXD(2017~2024)

戦姫絶唱シンフォギアAXZ(2017)

戦姫絶唱シンフォギアXV(2019)

Continuation from last page. 14-5 https://no-value.jp/column/54070/

櫻井了子

CV.沢城みゆき

シンフォギアシステムの開発者。

シンフォギアを初めとする異端技術「聖遺物」を動作させる櫻井理論の提唱者。34歳。

シンフォギア適合者達のメディカルチェックに加え、聖遺物の管理や二課本部の防衛システム構築等、特異災害対策機動部二課の主要技術を一手に引き受ける。

呑気でマイペースな性格だが「出来る女」や「天才考古学者」を自称する自信家としての一面を覗かせる。

一方でノイズに対し、素手で干渉・対抗する謎の力(バリア)を持っている等、彼女自身に謎は多い。

因みに何故34歳と年齢が分かっているのかと言うと、彼女のテーマ曲のタイトルが「出来る女は34歳」だからである。
ワイルドアームズXFのラブライナ・ワーズワースの自称が元ネタ。

フィーネ

CV.沢城みゆき

「聖遺物の発するアウフヴァッヘン波形がある限り、

私は何度だって世界に蘇るッ!

どこかの場所、いつかの時代ッ!

今度こそ世界を束ねるためにッ…アハハッ!

私は永遠の刹那に存在し続ける巫女、フィーネなのだぁ」

その正体は雪音クリスとノイズを操り、暗躍していた謎の女「フィーネ」。                             声はそのままなので視聴者にはあまり隠されていない。

かつて、風鳴翼のシンフォギア・天ノ羽々斬の稼働実験に反応し、了子の人格を支配した先史文明の人類(ルル・アメル)の巫女の亡霊である。

自らが作り上げた輪廻転生システム「リインカーネイション」で以て、今日まで幾度となく転生を繰り返しある目的の為に暗躍する。
固有の力として、バリアを張る能力とノイズを召喚する能力を持つ、一期一話のライブ会場に唐突にノイズが現れたのも彼女の能力である。

リインカーネイションとは人間の遺伝子情報内に施された「刻印」を持つ者を器とし、未来永劫にフィーネを再誕させ続ける輪廻転生システム。此れは聖遺物のアウフヴァッヘン波形に触れる事で作動する仕掛けであり、フィーネの力と人格がその刻印を持つ人物に上書きされる。
要するに『今までフィーネが得た知識まで解放される』のである。                                         異常とも言える了子の多芸っぷりは此れが由来。

彼女はこれまで歴史の裏で暗躍し、世界のパラダイムシフトの銃爪となってきたが、フィーネとして覚醒するのは何時の時代においても一人だけであり、同時に複数のフィーネが発現する事はない。

様々な組織で暗躍し、歴史を超え、身勝手に多くの罪の無い人々を殺し、更には月の破壊という人類史上最大の環境破壊を成し遂げようとした張本人であるが、その原動力は、愛する存在への乙女心と恋心という、女性であれば誰であろうと抱くものであった。

なお「創造主に近づく為に塔を建造した」「それが神の怒りに触れ、世界の言語を引き裂く結果を招いてしまった」等、彼女の辿ってきた道筋は、バベルの塔の逸話に通じる。

最初のラスボスにしては強過ぎる、戦闘力以上に開発力が危険、存在が厄介過ぎて他の勢力が彼女の存命時は活動を控える、等と色々と評価がアレな存在。

五期のXVにて、彼女のやってきた事が『愛した神の最後の偉業』を台無しにし、『愛した神の仇』の復活を助け、その仇の復活方法に酷似した手段で、多くの人々の人格を塗りつぶして復活してきた事が判明した。

徒労どころか発狂案件なのだが、二期のシンフォギアGにて完全消滅していたのでその事実を知る事は幸いにして無かった。

戦姫絶唱シンフォギアG

In the distance,that day,when the star became music…

2013年放送の第二期。「力だけでは解決できない敵」との闘いを主軸に描いた「エピソードG」第一作。

OP「Vitalization」水樹奈々                                                                                                                                           ED「Next Destination」高垣彩陽

監督の変更や”アニメ二期はヒットしない”風潮等、適合者達を不安にさせる様な材料は幾つもあったが、蓋を開けてみれば戦闘・作画・演出・歌、全てがパワーアップしていた。

総じて明快な勧善懲悪だった一期と比べると、個人の因果や組織の思惑、理想と現実の落差といったさまざまな要素が複雑に絡み合う、やや翳りのある作風。

とは言え、そういった諸々を気持ちよく吹き飛ばしてくれる、作品特有の熱量と勢いは健在である。

前期から予算がアップしたのか、作画が見違える程に向上し、バトルはより派手に、アクションもより機敏になった。一期時点では変身ヒロイン物にしては簡素だった変身シーンも標準的なレベルになり、以降は進化し続けている。

また曲のメロディだけではなく、歌詞の内容と場面展開やキャラの心情を巧みにリンクさせて組み込む等、演出面でもさらなる進化を遂げた。

あらすじ・2

フィーネによる月への攻撃(ルナアタック)から3ヶ月後。

響とクリスは完全聖遺物「ソロモンの杖」の輸送任務に参加していた。

輸送列車を攻撃するノイズを息の合った連携で撃退し、無事に輸送任務を終えた二人。

しかしそれも束の間、輸送先である米軍基地がノイズの襲撃を受け、輸送に同行していたウェル博士とソロモンの杖が行方不明になってしまう…

同日。翼は新鋭トップアーティストのマリアとユニットを組み、コラボライブを行うのだが…

to be next page. 14-7 https://no-value.jp/column/95394/

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愛及屋烏

ゲーム好き、小説好き、アニメ好き、三役揃いの物書きの端くれ。 ピンチに陥っても、それはそれで気楽にやるタイプ。 ●好きな言葉:続編・クロスオーバー・オールスター・アンサーソング・データ引継ぎ ●好きなゲーム:DQ・軌跡&イース・スパロボ・ゼルダ・神宮寺・逆裁・ラチェクラ ●好きなサブカル:ロボ全般・特撮全般・少、青年誌系 ●好きなドラマ:科捜研・相棒・CSI・キャッスル・十津川警部・赤い霊柩車 ●利用ソシャゲ:へプバン・ギアスロススト・Dr.STバトクラ・シンフォギアXD・スパロボDD・うたわれLF・ギター少女・勇者の飯 ●経歴:宮城出身、30代、なろう出版経験有 ●現在:脳梗塞療養にともないリハビリ&失業中

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