ぴょこぴょこ跳ねて移動するうさぎ。実は四足歩行もできます。そんなうさぎに備わった能力を、今回は探ってみましょう!
〇肉球?
猫や犬の足の裏を見ると、音を消して歩くための緩衝材の役割を果たす肉球がありますよね。これは肉食動物が狩りをするときに獲物に存在を知られないようにするためなので、草食動物のうさぎには肉球がありません。私たち霊長類もありませんよね。代わりに毛でおおわれているので、うさぎも足音が小さいんです。ちなみに滑り止めがついていない状態なので、フローリングの上ではつるつると滑ってしまい、まともに進めなかったりします。触り心地はホワイトボードを消したのかな?という程よいゴワゴワさがあります。
〇跳ねずに歩く?
高さの低いところの移動手段はずばり、四足歩行です。狭いところや暗がりを好むので、低い棚の下にもぐるときはトコトコと歩きます。耳も寝かせて、隠密行動でもしているように見えます。
〇見える色
野生で生きるために、主食である草の緑色は当然見えます。しかし赤色は見えないようです。ということは、白と茶色の我が家のうさぎは、自分をパンダのような白黒のうさぎだと思っているのでしょうか?
〇見え…てる?
耳のすぐ後ろ以外、ほぼ360度見えています。背後から見たうさぎは両目が見えるくらい体から出ていて少し怖いです。全方向見えているなんて、私には全く想像がつきません。ですが決して目がいい訳ではなく、遠くのものが見えていないんです。なので近づいてくる人間が誰かを見極めるのは、大きな耳で拾う音です。目が悪い代わりに耳がいいので、声をかけながら近づくと驚きません。我が家の子は足音で聞き分けているようですよ。
〇強さであり弱点にもなる
うさぎに多い怪我って何か知っていますか?実は骨折が多いんです。時速40キロ~70キロもの速さで駆け回る脚力を持っていますが、高いところから降りるときには骨折をしてしまう恐れがあるんです。これは骨が全体の7%程しかなく、鳥と同じくらいの骨の軽さだからです。とても細いため、飼い主の不注意だけでなく、うさぎが脚を引っかけてしまうだけでも折れてしまいます。野山は土が衝撃を吸収するのでよいですが、家で飼うときは柔らかい床材を敷いてあげましょうね。
ふっくらした体で大きな目を持っていますが、骨が弱い、目がよくないという弱さを持っているうさぎ。捕食される側でありながらふわふわと愛らしい姿で、私にはとても食べようとは思えません。この愛嬌も、人間に食べられないようにするために進化した能力だったりするのでしょうか?ぜひうさぎ本人に聞いてみてくださいね!
うさぎの足の裏はホワイトボードイレーサー?
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