人生が変わる片づけ法 こんまりメソッドをやってみた!その④【小物類、思い出の品編】

・はじめに

8年前こんまりメソッドに出会い衣類、本類と躓きながらも片づけ、書類は前回のとおり向き合うのが辛くなり後回しにしました。当時メンタルが激落ちする前の事なので体は怠くても片づけのやる気だけは十分だったので次の小物類に取りかかることにしたのです。当時の事はよく覚えていないのですが、とにかく自分の状態を少しでも良くしたい一心でがむしゃらに片づけをしていたと思います。というわけで今回はこんまりメソッドの小物類と思い出の品について語っていきます。

※今までのこんまりメソッドコラムはこちらから↓

こんまりメソッドその①【衣類】

こんまりメソッドその②【本類】 

こんまりメソッドその③【書類】

・小物類の片づけ方

小物類は主にCD、DVD類、スキンケア用品、メイク用品、アクセサリー類、貴重品類(印鑑、通帳、カード類)、機械類(コード類、カメラ、ゲームなど電気で動くもの)、生活用具(文房具、裁縫道具)、生活用品(洗剤、薬、ティッシュなどの消耗品)、キッチン用品(食料品)、その他(趣味の物など)に分けられるそうです。

本来なら上から順番に片づけるところですが、私の場合生活用品やキッチン用品は家族と共用のため除外し、この中なら文房具類が一番やりやすいと思ったので文房具類から取りかかりました。こんまりさんいわく一人暮らしの人は自由な順番でやってよいそうです。

※家族が片づけに消極的な場合無理やりやらせるとケンカの原因になるので、家族に片づけをやってほしい場合は自分の片づけに集中することです。片づけてる人を見ると片づけたくなる現象が起こるのでこれが一番!

・小物類やってみた

小物入れや引き出しを全部出しすると…いつから使っているかも分からないペン、小学校のころ流行ったかわいい消しゴム、謎のコード、携帯電話の説明書、最後に行ったのはいつかも分からない店のポイントカード、いつ処方されたかも分からない薬、お土産にもらったキーホルダーなどなどこんなのあったなというものが沢山出てきました。

文房具類は書けるものは残すことにし、書けるけど好みではないペンは家族共用の場所において使い倒すことにしました。機械関係の物は調べた方が早いので用途不明の物は全捨て。ポイントカードはポイントに囚われるのでもう行く機会がない店の物は刻んで捨てました。処方薬はその時の自分に合った薬を処方させているので、今の自分には合わないリスクもあるし消費期限もあるので全捨て。CD、DVD類も興味をなくしたものは捨て、値段のつく物は中古ショップに買取に出しました。

お土産のキーホルダーは気に入ったものは家のカギにつけて、気に入らないデザインの物は捨てました。人からもらったものは捨てる罪悪感がありますが大事なのは気持ちを受け取ること、渡した人も相手を苦しめるために渡した訳ではないというこんまりさんの考えのおかげで手放せました。やってみると小物ってなんとなく収納に放り込まれたなんとなく存在する物ばかりでほとんどがときめかない物だなと思いました。

・思い出の品を片づける

思い出の品を捨ててしまうとそれに関連する思い出までなくなってしまうような不安がありますが、こんまりさんいわく本当に大事な思い出は物がなくなっても記憶から消えることはないし、どんなに過去が良くても私たちが生きているのは「今」です。今をときめかせる方が大事というこんまりさんの言葉を読んで目が覚めましたが、なかなか写真や卒業アルバムなどの思い出の品に向き合う気持ちにはなりませんでした。なぜなら私の小中高時代を思い返せば「この同級生にこんなことを言われてむかつく」「同級生にこんなことされて不愉快だった」とか悪い記憶ばかり。片づけをすることで嫌な思い出を思い出すのが嫌だったのです。

ある日姉と片づけの近況を話していると姉が「卒業アルバム捨てないの?捨ててすっきりしたわ!」「手伝ってやるから捨てな!」というので辛いけどこれはチャンスだと思い片づけに取りかかりました。なぜかわたしよりもやる気な姉がアルバムを見て「あんたの同級生ブサイクばかりね」と一言。その後も姉による批判は止まりませんでしたが、私は同級生がほとんど嫌いだったこともあり正直気が楽になりました。(もしかして私を元気づけてくれてた?)

姉の協力のもと卒業アルバムを解体し無事捨てることが出来ました。後はその勢いで卒業証書、部活の後輩からの手紙、学生時代の写真も捨てることが出来、本当の意味で過去の悪い記憶から解放されたようで心が軽くなったような気分になりました。

・おわりに

8年前失敗もありながらなんとかこんまりメソッドで思い出の品まで無理矢理終えた当時。私は人生で一番片づいた状態の部屋で過ごしていたことが数か月あるのですが、その頃の頭のスッキリ感はよく覚えています。優先順位をつけるのが苦手だったけど、自分がやらなければいけないことがハッキリと分かりやる気に満ち溢れていました。その後は書類編で語った通り病んでしまい汚部屋にリバウンドしましたが、この緩い成功体験があるから私は片づけを頑張りたいと思えるのです。

今回あえて小物類の趣味の物は書きませんでした。なぜなら私はオタク気質なのでアニメグッズ類やゲームなどの物が多く、未だに試行錯誤中なので趣味の物の片づけだけでコラムが書けるからです。というわけで次回の片づけ関連のコラムはオタクの人向けの【趣味の物の片づけ】を書こうと思います!試行錯誤中なのでだいぶ先になるかもしれませんがお楽しみに!

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沙鞠

ゲーム、漫画、アニメ、カラオケ好きなのでそれらに関するコラムや、ハンドメイド関係、精神病や事業所で体験したことを伝えられれば良いと思います。

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