人気ゲームのマインクラフトが精神療法にも使われているのを最近知りました。
「ゲームが精神療法?」と思う方もいると思います。
私は娯楽としてプレイしていましたが、調べてみると娯楽というより社会復帰プログラムに近いものでした。
今回触れていくことは、マインクラフトがなぜ精神療法に使われているか、実際どのような結果になったのかについてです。
マインクラフトとはどんなゲームなのか
マインクラフトとは、さまざまなブロックを使い建築をしたり、時には戦いもするというゲームです。
モードはふたつあり、建築と戦闘の両方をするパターン(サバイバル)と建築のみのモード(クリエイティブ)です。
サバイバルの場合は難易度が自分で設定できるので、初めてプレイする方も不安を感じすぎずに遊べると思います。
クリエイティブは、初めから全てのブロックが使えるので、建築のみに集中したい方におすすめです。
もちろんサバイバルでも、素材を集めてくればその素材をもとにいろいろな建築ができるので、敵と戦いながら建築もするという達成感を味わえます。
マインクラフトを使った精神療法でどんなことをするのか
では、本題のマインクラフトがどんなふうに精神療法で使われているのかという話に移ります。
この精神療法は、社会復帰プログラムとして使われているそうです。
テーマは【街づくり】
グループでひとつの街を作っていくという療法です。
1から作っていくので、まずは街のコンセプトを決めるところから始まります。
そこから、建設場所の選定、計画の立案、資材管理、役割の分担・・・と、実際にグループで仕事をしているのと同じようなことをするので、これが社会復帰に繋がるということなのだと思います。
マインクラフトは、まずプレイヤーがいきなり知らない土地に下ろされて、どこにどんな建物を建ていくか決めます。
なので、街をどんなところに作るかを決めるところは最初の難関です。
それをグループで決めていくので、実際の仕事に役に立ちます。
ときには揉め事が起きたりもするそうですが、それを放っておくわけではなく、しっかりとしたケアがあるので安心です。
マインクラフトを使った精神療法の効果
最終的に、この療法はどのような結果が出るのでしょうか?
実際の仕事より達成感を味わえて、それが社会復帰に繋がっているというデータがありました。
個人でやるわけではなくグループでやることによって、いいことも悪いことも共有し合えるのもメリットだそうです。
中にはゲームに触れたことがなく抵抗があった方もいたそうですが、社会復帰のためのプログラムということを伝え、この療法を行ってから楽しさを感じられたという結果も出ています。
「ゲームだから」と先入観を持たずに参加してみるのがいいのではないかと思いました。
まとめ
マインクラフトを使った精神療法についての説明でした。
この療法のテーマは街づくりで、実際の仕事と変わりないプログラムなので、社会復帰に繋がります。
この療法を通して達成感を味わえたり、社会復帰に繋がる方もいるそうです。
今回のことを調べたら、私もこのプログラムに参加してみたいと思いました!