厄年なので一度受けてみたかった厄払いに行ってきました。
厄年とは災いが起こりやすい年齢とされていて、その起源は古く、陰陽道が由来とされているそうです。源氏物語にも記述があるそうです。
服装はカジュアル過ぎないワンピースにしました。持ち物は特になく、神社に納める初穂料だけです。一般的に5千円〜が多いようです。
表の参道には202段の石段もあるのですが、今回は近くの駐車場から向かいました。
2月中旬の寒い日に訪れたのですが、境内に桜が咲いていました。四季桜というそうです。
梅や菜の花も咲いていました。
桜の名所だそうで、境内には塩釜桜という天然記念物の桜もあり、またその時期にも訪れてみたいと思いました。
まずお参りをして、くじ引きをしました。大吉でした。
祈祷の受付方法は、申し込み用紙に名前や住所などを記入して祈願料と一緒に窓口に出します。
私が訪れた神社では色のついたカードをもらって、20分程で色で呼ばれました。
拝殿に入り、十数名の方々と一緒にお祓いを受けました。神主さんに一人一人名前と住所を読み上げられます。太鼓を鳴らすこともあったので大きな音が苦手な人は注意です。時間は10分程度でした。帰りに名前が入ったお札とお塩とお箸をいただきました。
祈祷を受けた後は授かったものを返してしまうので、社殿を出たら鳥居を潜るまで後ろを振り返ってはいけないそうです。
聞いておけばよかったのですが、正確な作法が分からず、鳥居まで門が何個かあったのですが、一礼してもよいのか、茶屋によってもよいのかが分かりませんでした。
つい振り返りそうになるのに注意しながら一度鳥居を出てから、境内にあるもう一つの神社をお参りして、茶屋で揚げ餅を美味しくいただきました。
市内にある市場にも寄りました。
中にはたくさんのお店があり、お土産に塩釜産と青森県産の塩辛を買って食べ比べをしました。どちらも美味しかったのですが、塩釜産の方が食べ慣れている甘いお味でした。地域によって味が違うのでしょうか。
早い時間に閉まってしまうので注意です。
旅客ターミナルの展望台にも寄りました。
海を見渡すことができます。写真の左奥側が松島です。風が気持ちよかったです。
お祭りの船が2隻停泊していました。
帰宅してさっそくお札を部屋に祀りました。お札は頭より高い位置で、南向きか東向きにするために北か西に置きます。神棚がないので条件に合う場所に置きました。塩は料理にも使えるそうです。
【感想】
私の訪れた神社では、事前予約不要でお祓いを受けられました。仰々しいものではなかったので、緊張せずに受けられました。厄年であるという後ろ向きな気持ちが軽くなったような気がします。
厄年=役年「役目を任される年」という考え方もあるそうなので、厄年だからといって悪いように考えずに過ごしていくと良いと思います。