アイナメのお刺身を食べるようになった理由

あまりなじみのない「アイナメ」

皆様は、アイナメ、というお魚の名前をお聞きになった事はございますか。

鮎並になわばりを持つから、鮎ににてなめらかだから、といろいろと語源に諸説がある魚です。

しかし、皆様にはあまり馴染みがないお魚かもしれません。

筆者にとっても、若いころはあまり食した事がない魚でした。

アイナメという魚の画像

アイナメの画像

しかし、ある出来事をきっかけに、季節になると毎年お刺身で賞味させていただくようになりました。

理系の大学に通っていた時代に、その学部の恩師が、水族館にて徹夜で研究をしていた時、空腹になって、1匹位なら分からないだろう、と、展示水槽のアイナメを網で捕獲して刺身にして食べたら絶品だった、という話を聞きまして、そんなに美味しいなら食してみよう、と思ったのがきっかけでした。

実際、刺身にするととても美味な魚です。

皆様も、新鮮なものが入手できたらお刺身で召し上がってみてください。

そして、その後若かった頃の恩師がどうなったかと申しますと、朝になって出勤して来た水族館職員に５分で食べた事が発覚して、殺されるかと思われるほど怒られた、とおっしゃっておられました。

水族館のお魚は、管理がいいので大概太っていて美味なのですが、決して真似をなさらないようにご注意ください。

アイナメについて

朝が弱く、空気が読めないキャラクターです。食べ物についてのコラムを中心に書かせて頂きたいと思います。好きな事は、読書と料理、菓子作りです。

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