読書記録03 繊細な人が快適に暮らすための習慣

前置き

以前のコラムで記述した

①頭の中のごちゃごちゃをまっさらな状態にする

②自分の身の回りをきちんと片付ける

③自分にあった生活習慣を送る

という内容のうち

今回のコラムでは

③自分にあった生活習慣を送る

の過程で参考にしている本を紹介します。

※まだまだ実践中の内容です

『繊細な人が快適に暮らすための習慣 医者が教えるHSP対策』

『繊細な人が快適に暮らすための習慣 医者が教えるHSP対策』

著者:西脇俊二

「他人に期待するのをやめる」

「自分に期待するのをやめる」

「期待しないまま努力する」

についての実践的な本です。

一見、後ろ向きな言葉ですが、自分を小さく変化させることに特化しています。

HSPの方だけではなく、ストレスを減らして快適に過ごしたい方にお勧めの本です。

5段階評価をつける

「ハッピーの5段階評価」をつける

毎日の生活がどれぐらい快適だったかハッピーだったかを採点していく方法です。

日記形式ではなく、「感情を採点する」という分析で、自分の状態を客観的にモニタリングします。

例)著者の西脇先生の場合

・朝のコーヒー:3(コーヒーは好きなのですが、後で具合が悪くなるのが難)

・朝の入浴:4

・読書:4

・診療:3.5(患者さんの状況はいろいろなので、満点は滅多にありません)

・勉強会:5(興味深い話題に刺激的な仲間。とてもハッピーな時間でした)

1や2のついた項目は、努力でなくせるものならなくしたほうがいいものです。

3か4のついた項目は、できる限り5に近づけるといいものです。

短期で変化がなくてもあまり気にしないこと。

できる、できない。ではなく、「まだできていない」という視点を持って、

気にしないまま嫌なことを減らす、好きなことを増やす、そういった工夫を淡々と続けるための方法です。

第二領域を意識する

第二領域とは、ビジネスの世界に使われる言葉で、

緊急度と重要度で4つに分類した際に「緊急では無いけれど、重要なこと」にあたる部分です。

具体的には、3つの柱に分けられます。

①学習。習い事をする、資格にチャレンジする、読書をするなど

②健康づくり。ランニング、筋トレ、栄養バランスのとれた食事、睡眠など

③人とのつながり。大切だと思える友人、相談できるメンターなどとの交流

緊急度が低い分おろそかになりがちですが、

ここに該当する活動が多ければ多いほど、心豊かな生活になります。

おわりに

最後に、一番頭を悩ませながら取り組んでいる箇所を要約します。

人に合わせようと長年頑張ってしまった結果、自分でも何が好きなのか何がしたいのかわからなくなっている人がいます。

この状態が厄介なのは目標が立てづらくなることです。

「モールステップの努力」や「第二領域を広げる」などの習慣は目標を持つことで大きな実りをもたらします。

目標を見つけるには「今一番時間を使っている事は何?」と自問することです。

無意識のうちに時間をかけていることがあれば、それが自分の感性に合ったことです。

仕事の中にも好きの手がかりはあります。

「もう出していいレベルだったけど、時間をかけてもう一度磨き上げた企画づくり」のような仕事を探し出せたら理想的です。

なぜそう思ったのか、何を追求したいのかを自分で考えてみましょう。

その中にあなたの○○したいが埋まっています。

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何が好きなのか、何が得意で何ができるのか。ひとつひとつ明確にしていくのが目標です。

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