みなさま、おはようございます。アンドルです。今年もあっという間に春を迎える今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。私は、蝶々やアリといった昆虫を筆頭に様々な生き物がみられるようになってうれしいです。そして、春といえば桜を連想する人が多いでしょう。ですので、今回は桜について取り上げようと思います。一つの種類ではなく桜という植物全体にみられる特徴をご紹介していきます。
桜(さくら)はバラの仲間で、生息域は北半球に広く分布しており、アメリカや欧州、アジア圏を筆頭に見ることができます。日本では様々な形で文化に影響があり、花見や桜餅や俳句の季語、そして桜吹雪など少し考えればすぐに桜を連想することができます。春になると咲き誇るその花弁は、花弁が5枚で中心におしべとめしべがあります。花言葉は精神の美、あるいは優美な女性です。果実はさすがにその辺に落ちているのは食用にするのは難しいですが、ちゃんと生育すれば食べれます。それ以外にも、塩や梅酒につけた花も食用に出来るそうです。ただ、食害に弱くカイガラムシというムシや、アメリカシロヒトリといった害虫による被害もあり各自治体で対処にあたっています。また桜の蜜を目当てにハチやアブだけではなく鳥も食事にやってきます。またこれはあまり知れてないことだと思いますが桜の葉っぱにはクマリンという毒性のある成分が含まれており、人体にはほぼ無害ですが周辺の植物の成長を阻害し、自分が一番栄養を獲得しようとするようにある程度環境をコントロールしています。もし、お花見にいった際に桜の木の根元をほかの木と見比べて見てみると雑草の生え方がほかの木とだいぶ違って見えるでしょう。以外にも賢い戦略を持っているのは世界じゅうに分布できる要因の一つでしょう。
以上が桜の解説になります。また、余談ですが日本人には儚く美しいものとして人気ですが、西洋の人たちの中にはあまり好まれないことも多いそうです。何でも、色が地味で汚いと思うそうです。同じ種類でもヒトや国によって見方が変わるのは面白いなと私は考えます。それではまた次回、ありがとうございました。