海では食物連鎖の頂点に君臨する程、知能もスピードも申し分ないシャチ。サメまで食べてしまう子もいるらしいです。そんな恐ろしい海獣ですが、水族館では可愛らしい姿が見られるのを知っていますか?
〇白・黒・茶色?のシャチ
黒に白いお腹。目の上には白い模様のアイパッチ。子どもは白い部分が茶色がかっていたりします。7メートルを超える子もおり、寿命は50年以上にもなります。好奇心が旺盛なので、気になるものがあったらとりあえず見に行きます。肉食なので人間を食べちゃうこともできますが、利益のない争いをしないので、だめ、と教えれば覚えてくれます。ただ、遊びで攻撃する子もいるので、人間にとって絶対安全ではないようです。
〇会いに行くには
国内でシャチが見られる水族館は千葉県の鴨川と名古屋港の2か所だけ。シャチ専門のトレーナーさんがいて、芸を披露してくれます。陸にすいーっと登り、ヒレを高く上げてポーズをとったり、合図がなくてもポーズをとります。構ってほしいんでしょうか?撫でてもらうのが気持ちいいみたいで、トレーナーさんと遊ぶのが大好きなようです。お客さんの行動にも興味を示して、目で追ったりします。
〇人を食べちゃう?
30から50歳、またそれ以上に長生きをするシャチは、性格や食の好みも個体差があるようです。飼育していたシャチが人間を捕食しようとした例は無く、人間に危害を加えた結果なくなってしまったのも、じゃれていただけだったようです。また、人間に危害を加えた3件は、海外の同じ個体だったそうで、シャチそれぞれの性格によるのかもしれません。野生で食べているものはシャチによって違いがあり、同じ肉でも特定の動物ばかり狙うグルメなシャチもいるよう。私たちにも好き嫌いがあるので、似たようなものかもしれません。
〇いつもはのんびり
水族館のプールでは、ショーの時間外にトレーナーさんと遊んでいることもあります。それだけでなく、屋内から普段の様子も見ることができます。どちらの水族館も多頭飼育しているので、柄や体格の違いを観察することができますよ。
私はまだシャチに会ったことがありませんが、いつか見に行きたいです!近場の水族館だけでなく、限られた水族館でしか見られない動物、見に行ってみてはいかがでしょうか?
海で一番の海獣!
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