物多すぎオタクの人必見!「究極に好き」を見極めてオタクグッズを断捨離しよう!

・はじめに

こんまりメソッドに出会った当時、片づけに燃えていた私は衣類、本類、書類を終えいよいよ小物類の中の趣味の物に手を付けました。私の趣味といえばゲーム、マンガ、アニメで、それらに関するガチャガチャのグッズ、好きなアニメのキャラクターソングCD、大好きなゲームの予約特典DVD、学生時代心の支えになった思い出のゲームが沢山出てきました。熱が完全に冷めた作品のグッズは簡単に手放せましたが、趣味の物は自分にとってはもはや思い出の品のカテゴリに入るもので多くは判断に迷い保留にしてました。その後も何度か趣味の物を片づけるのにチャレンジするもあまり物は減らず、ときめく収納やディスプレイからはほど遠い汚部屋でした。

去年「2024年以降を良い年にしたい!自分の人生を豊かにしたい!」という思いで断捨離を再開したある日、参考にするためYouTubeでオタクのルームツアー動画を見た後にふと自分の部屋を見渡すとあることに気づきました。「私全然推しキャラのグッズ飾れてなくない!?」っと。オタクの人の部屋の共通点は「自分の好き」に囲まれていること、そして他人から見ても大事に飾られていることだと気づき、私も「自分の好き」に囲まれて過ごしたい!と思うようになりました。

「とにかく物を減らさないと!」と思った私は「オタクのミニマリストっているのかな?」と疑問に思いYouTubeで調べると「好きな物を厳選してスッキリオタク部屋」という動画に出会い、その動画で【集めすぎ女子が本当の「好き」を見極めたら、みるみる部屋が片付きました!】という本が紹介されその本を読んだのをきっかけに最近改めてオタクグッズを片づけることにしました。というわけで今回はオタクグッズ(趣味の物)の片づけ方について本の内容と絡めつつ語っていきます!

・「なんとなく好き」の中から「本当に好き」を見極める

本の著者ひぐちさとこさんはかわいいものをついつい集めてしまうコレクター気質。気がつけば収納ボックスの山に囲まれ、理想の部屋からは遠ざかった部屋でした。ある日友人に好きな物以外から片づければよいとアドバイスをもらい片づけを始め、「好き」にも「本当に好き」とそれ以外があることに気がつきます。

私もひぐちさんほどの物量ではないけど、彼女と同じようにかわいいお菓子の缶にガチャガチャの景品を詰めたり、とりあえず飾るスペースがないものは収納ボックスにごちゃっと入れて漠然と好きだから取っておいて、なんとなく好きで飾り新しく好きになったものを追加で飾りを繰り返し、気がつけばギュウギュウのディスプレイでグッズが苦しそうに見えてきました。

本では「好き」が多いと無法地帯になる。大事にできる分だけ「本当に好き」を取っておく、大事なのは自分なりの基準を見つけること!とあり衝撃を受けました。自分なりの基準がハッキリしていないから、こんまりさんの言うときめく収納やディスプレイが出来ないんだ!と気づき自分なりの基準を考えてみることにしました。

・自分の「好き」の種類を見極める

自分なりの「好き」の基準をざっくり考えてみると「今好き」「ずっと好き」「普通に好き」「当時好きだった」の4つの「好き」があることに気がつきました。「今好き」はまさに今ハマっていて好きな作品のことです。「ずっと好き」は子供の頃から定期的にハマり今まで好きでい続けている作品。「普通に好き」はドハマりして今は熱が落ち着いて最近見ていない作品。そして「当時好きだった」は普通に好きと基本は同じですが、完結済みでもう5、10年以上は見ていない作品。この「普通に好き」と「当時好きだった」が厄介で昔ハマった思い入れが強く、今好きな作品に時間を割いているため作品に触れるのを一旦お休みしている状態の物が多く、今の自分の価値観によってはときめかない作品、もしくは「ずっと好き」に分類される可能性があり判断に悩むのです。

とりあえず好きのレベルをランク付けすると、【ずっと好き>今好き>普通に好き>当時好きだった】という感じですかね。これを基準に私の「好き」をざっくり下にまとめてみました。参考にどうぞ。

今好きずっと好き普通に好き当時好きだった
Dr.STONE、ドラクエ、SPYFAMILY、ブルーロック、ときメモGSシリーズなどテイルズオブシリーズ、金色のガッシュ!!、デジモン、ポケモンワンピース、銀魂、ハンター×ハンター、ジョジョなどNARUTO、シャーマンキング、鋼の錬金術師など

・オタクグッズの片づけ実際にやってみた

まずはグッズの種類ごとに一か所に集めます。缶バッジ、アクリルスタンドなどのアクリル系グッズ、ラバーストラップ、フィギュア、ポストカードなどの紙系グッズ。こんまり流に習って一つ一つ触ってときめくか、そして上で話したどの基準にあてはまるかどうかチェックしていきます。

※触るまでもなく、見ただけでときめくモノは一か所に集めずそのままでOKです。

私が最初に手を付けたのはアクリル系のグッズです。数を数えてみるとざっと85個ほどありました。まず売ることに決めたモノは2年前にドハマりした某作品のガチャガチャのミニアクスタで、絵柄はかわいくて好きなのですが当時の推しキャラを触ってもときめかない上に作品に対する熱が冷めており、他の作品の推しキャラグッズと比較してあんまり好きじゃないなとなったので全部のキャラクターを売ることに決めました。

そして同じ作品の原画展のアクスタ2つは、私を苦しめた前の作業所の元友人Tが推していたキャラで見るたびにTとの嫌な思い出まで蘇ってしまい辛いのでこちらも売ることにしました。キャラにも作品にも罪はないし、こんな気持ちで持っているのはキャラにも作品にも失礼だと考えるようになり手放す判断が下せました。

次に手を付けたのはラバーストラップで、持っている数は25個ほどでした。そしてそのほとんどが私の殿堂入り漫画のモノでした。殿堂入り漫画の場合作品愛が強く全キャラコンプリートしたくて集めているので私にとっては触るまでもなく「ときめくモノ」であり「ずっと好き」に該当するので残します。

そして残りの数個は小学生の頃大好きだった作品で思い出補正でガチャを回して手に入れたモノでした。これは連載当時読んだきりなので「当時好きだった」に分類されるものです。この作品は、たまたま数年前にリメイクアニメが始まったのを見たとき今の自分には合わず、当時よりも好きな作品やキャラが増えたためグッズを持つほど好きではないことに気づき全て手放すことにしました。

紙系グッズは推しキャラでは無いモノは買取サービスに出し、状態の悪いものと買取値がつかなかったものは容赦なく捨てました。捨てやすくかさばらないのが紙系グッズの良い点ですが、増えやすくて膨大な量をチェックしなければいけないのが大変でした。

CDは完全に熱が冷めた作品の物のみ手放し、思いれの深い作品のモノは残しました。DVD類も同じように手放し、判断に迷ったものはサブスクで配信しているか確認し手放しました。試しに中身を確認したらDVDの画質がぼやけすぎて耐えられなかったのでサブスクの方が絶対良いです。CD、DVD類は今やコレクションアイテムだなと思いました。

・細かい基準を見極めたら買い方が変わった!?

最後はフィギュアの片づけです。ガチャガチャなどの小さいデフォルメフィギュアとデフォルメされていないリアル頭身のリアルフィギュアの2種類にざっくり分けます。

私はミニフィギュアは8年ほど前に断捨離したときに沢山手放したので今回手放すことにしたのは2つだけ。1つは食玩のフィギュアで、全種類の中で1番好きではないキャラとデザインだったので手放すことにしました。(嫌いなわけじゃなく他の方が好きなだけです)もう1つは1番くじで引いたデフォルメフィギュアで、目当てのキャラでは無かったこととカッコイイキャラクターなのでよく考えたらデフォルメグッズよりもカッコイイグッズの方が欲しいと思ったので手放すことにしました。そしてリアルフィギュアはほとんど最近買ったばかりの「今好き」な物なので残すことにしました。

私は同じキャラのフィギュアを複数は持っていないのですが、同じキャラのフィギュアで衣装違いの物のどちらを買うか悩んでいます。ここで気づいたのが「衣装や髪型が好き」かどうかという部分もキャラグッズを断捨離、購入するうえで判断しやすい新たなポイントなのだと思いました。同キャラのグッズが多い人は衣装や髪型が好きかどうかもチェックしてみましょう。

買うか悩んでいたフィギュアは「普通に好き」に分類される作品の推しキャラなのですが、私が今最も好きな推しキャラの要素が入っているから魅力を感じているけど、最推しキャラと比べると作品愛もキャラ愛も及ばない事が分かり買うのは止めることにしました。しかし最推しキャラは今のところ絶対にフィギュア化しないので、物欲を満たすために欲しくなってしまうことが度々ありますが100%納得できる買い物がしたいので、最推しキャラを脳内でフィギュア化する妄想をして耐えています。もう自分で作るしかない!

分かりやすく表にすると下のような感じで、合計ポイントが高いモノを残す、買うようにしています。こう考えるようになってから無駄買いが減り確実に満足できるモノにお金をかけられるようになりました。

キャラ愛作品愛衣装デザイン合計
普通に好きな推しキャラ5101031
最も好きな推しキャラ10101039
ときめかないキャラ16

※悩みすぎて決められない人はこのように細かくポイントをつけてみると決断しやすいと思います。私は各項目10点満点として点数をつけています。

※キャラ愛作品愛は言葉のままの意味で、衣装はそのグッズの衣装が好みかどうかで採点。デザインはフィギュアの場合全体の構成でポーズや小物、台座、エフェクトなどが好きか見ます。平面のグッズの場合は絵柄が好きか、同じ絵柄のグッズならアクリルスタンドや缶バッジのどれが良いか考えてみてください。

・まとめ

ここまでやって気づいたのが私は主にキャラ愛作品愛で判断しているという事です。そして作品愛が強いものは推しキャラでなくとも取っておきたい率が高く、同じキャラのグッズや推しと同じくらい好きなキャラクターのグッズは衣装とデザインなどを細かく比較すると残す物を決めやすかったです。そして「当時好きだった」は完全に熱が冷めておりグッズを持つほど好きではないことを自覚しました。だからキャラ愛と作品愛が高いグッズこそが「究極に好き」と言えるのではないかと思います。

今回の片づけで前向きになった考え方

①「推しは推している人を幸せにするためにある!」

②「中途半端な好きでグッズを持つのは作品とキャラに失礼!」

この二つです!この考え方のおかげでグッズに対して「あなたを推している人を幸せにしてあげてね」という気持ちを持って気持ちよくグッズを手放せるようになりました!

ちなみにオタクグッズの手放し方は余程状態が悪くない限り買取に出すのが一番良いと思います。私はグッズ類は駿河屋さんの買取サービスに出しています。某中古ショップに持って行ったときはガソリン代にもならない買取額でしたが、駿河屋さんに買取に出したら希少性の高いものは高値で買い取ってもらえたので駿河屋さんしか信じられないです。

※駿河屋さんでも査定する人によって当たりはずれがあるようです。

しかし高値で売れるかもと大量にグッズを取っておくのは、自分の生活スペースをモノに占拠されストレスが溜まるのでなるべく早く手放すのが良いです。買取値にこだわりすぎて物が減らないのは悪影響しかないですからね。私は買取に出すのが面倒なモノや値段がつかないものは、捨てるかハードオフやセカンドストリートなどに持ち込みます。手放し方は自分にあった方法でやりましょう!

飾る場所も収納場所も有限です!今回の片づけで私もひぐちさんと同じように本当に好きで大切に出来る分だけ好きなモノを持とうと思いました!少しでも片づけに悩んでいるオタクの人の役に立つと嬉しいです!好きなオタク部屋を目指しましょう!

今回ゲームについて書く余裕がなかったので次回はゲームの断捨離について書こうと思います!

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沙鞠

ゲーム、漫画、アニメ、カラオケ好きなのでそれらに関するコラムや、ハンドメイドで作ったレザークラフト、レジン、ビーズなど投稿したり、精神病や事業所で体験したことを伝えられれば良いと思います。

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