今回は日本にしかないシンボルである、大きな火山『プロメテウス火山』についてご紹介していきたいと思います!
余談ですが…私はこの火山の好きなところがあります。それは、噴火の音です。その音を聴くとディズニーシーに来たなと実感します!
それでは本題に戻りまして、プロメテウス火山に隠された細かすぎるこだわりや秘密に迫っていきます。
モデルに使われた火山
プロメテウス火山は実際に存在する山をモデルに作られました。
➡ 【外見】イタリア・カンパニア州にある『ヴェスヴィオ山』
【名前】ギリシャ神話に出てくる神『プロメーテウス』
★ちなみに・・・プロメーテウスは火の神として人々を救ったとされています。
名前のモデルになったといわれている神の名前がもろに使われていますね。
火山の誕生
少し現実的なお話になってしまいますが…プロメテウス火山は人工的に作られた火山です。
でも、人工的に作られたとは思えない細やかなこだわりが溢れています。
それを少し解説していきます!
【1】海底火山の噴火
今のミステリアスアイランド(エリア名)がある場所は昔、海でした。
海の底にあった海底火山は、長ーい年月をかけて何度も何度も噴火を繰り返していました。
【2】溶岩が流れ出す
1の噴火でマグマが流れ出したことによって海面が下がり溶岩が陸地に流れ込み、地形が変化していきました。
【3】大噴火
その後、また海面が上がったことでマグマと水がぶつかり合い、大噴火しました。
【4】プロメテウス火山誕生
3の後、大きくあいた穴に海水が溜まり今のカルデラ湖ができました。
さらに、大噴火の影響で火口が移動して現在のプロメテウス火山が誕生しました。
いつ起こるかわからない噴火
少し現実的なお話になってしまいますが…自然の力で噴火しているわけではなく、プロパンガスを使った演出になっています。
噴火のタイミングは決まっていなくて、不定期に噴火します。
➡これは、プロメテウス火山の噴火活動が自然現象であることを再現しています。
★ちなみに・・・噴火している間や少し前にミステリアスアイランドの電灯がチカチカ点滅するのです!
噴火の際に発生する電磁波によって送電が不安定になるからという理由で点滅します。
飛散した溶岩から守ってくれるアイテム
プロメテウス火山の火口下にある通路には、スパターとも呼ばれる防護ネットが張られていてその上には溶岩が乗っています。
➡このネットは、プロメテウス火山が噴火したときに降ってきた溶岩から私たちを守ってくれるものです。
〇〇〇〇〇溶岩の正体
プロメテウス火山周辺の色々な場所でドロッとした溶岩が冷えて固まった姿を見ることができます。
➡それは、『パホイホイ溶岩』といい、ハワイ語で「表面がなだらか」という意味があってその名の通り銀色をした滑らかで光沢があるのが特徴になっています。
パホイホイ溶岩は流れ出た溶岩が急激に冷えることでガラス質になり、小さな気泡をたくさん見ることができます。
★ちなみに・・・この気泡は火山ガスが抜けたときにできるもので、プロメテウス火山が噴火して火山ガスが発生したことを表しているのです!
枯れてしまった植物
ミステリアスアイランドにあるカルデラ湖周辺で、枯れた植物を見ることができます。
➡どうして枯れてしまったかというと…周辺にあった植物はガスの影響を受けて枯れてしまったのです。
そう考えると、ガスって色々なものに影響を与えてしまう恐ろしい気体ですね。
最後に
ここまで作りこまれていると、本物なんじゃないかと疑ってしまうほどですよね。
またプロメテウス火山の噴火の音を聴きに東京ディズニーシーに行きたいと思います!!