2024年10月 メモ書きコラムSS編 愛及屋烏
azuraiiru / イスラーフィール
前述
日常生活でのアレやコレの情報をまとめてみた。
誰かの役に立つかも分からない、メモ書きコラム。
名作SS/作者紹介
azuraiiru / イスラーフィール
azuraiiruは小説家になろう(旧にじファン)で活動している小説家。二次創作を含むサイトだった『にじファン』時代に原作知識持ちの転生者による、銀河英雄伝説の二次創作群『エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝』を投稿。 圧倒的な文章量と原作ありきとは言え、変則的に描かれる戦記としての秀逸さ、イカスオジサマ達の描写やキャラが立ちすぎて様々なifルートに派生し、下手な原作キャラよりも有名な二次主人公・通称『ココア閣下』を産み出した傑物。人気過ぎて、他所の銀英伝二次創作にゲストで呼ばれたりする。
にじファンが閉鎖し、一次オンリーの小説家になろうになった時に二次作品は暁~小説投稿サイト~に引っ越した。 他サイトには投稿されていないので作品を読むには暁で読むしかなく、最終更新日から10年近く経った今も、毎日の様に高いPV数を叩き出し、現在でも日刊PVランキングが彼の二次作品に制圧される日も多い。
2016年3月より、小説家になろうにて、イスラーフィール名義で戦国時代への逆行転生物のオリジナル作品である、『淡海乃海 水面が揺れる時』連載開始。 基本的に芸風、というか作風はそのままなのでイスラーフィールの皮を被ったazuraiiru、戦国武将・朽木基綱の皮を被ったココア閣下等とファンからは言われている。
銀河英雄伝説
銀河の歴史が、また1ページ……
『銀河英雄伝説』は田中芳樹原作のSF小説である。
物語の舞台は銀河系とSFチックだが文体は歴史小説に近く、「後世の歴史家は〜」などの言葉が多用されているのが特徴。
1982年11月から新書判の形で刊行が開始。
当初は田中氏の過去作の不振から1巻打ち切りも想定されていたが、無事に人気を得て1987年に全10巻の形で本編が完結。
本編の合間に書かれたエピソードや完結後に書き下ろした短編長編などの外伝も計5巻。
その後も版元や本の形を変えて増刷が続いており、1500万部を売り上げた大ベストセラー小説となった。
小説としては既に完結している。 だが、その後もアニメ、漫画、パチンコ、ゲーム、更には舞台化や宝塚歌劇化とメディアミックス企画が続いた。 時を経て、再漫画化とアニメ化もなされた。
連載当時からの根強いファンに加えて、完結から20年を経ても新規ファンを獲得し続けている、長寿作品の一つ。
あらすじ
西暦2801年を宇宙暦とした遥かな未来。
太陽系第三惑星・地球のみを揺り籠とした時代は終わった。その勢力圏を銀河系まで拡大させた人類は、人類統一政府である銀河連邦を成立させるが、その政治体制は長い年月を経て腐敗していった。
社会の閉塞感を打破する、強力な指導者が求められる中、連邦軍の英雄であったルドルフ・フォン・ゴールデンバウムは、やがて政界に転ずると民衆の圧倒的な支持を得て強大な政治的権力を掌握。 首相と国家元首を兼任して終身執政管を自称、独裁政権を誕生させた。
宇宙歴310年に至り、「神聖にして不可侵たる」銀河帝国皇帝に即位して銀河帝国を建国、新たに「帝国暦」1年とした。
自ら信奉する正義を疑わぬルドルフは、共和主義者を中心とした反対派を弾圧・粛清。
自身を支持する「優秀な臣民」に対しては特権を与え、帝国を支える強固な貴族階級を形成した。
ルドルフの死後も、権力を得るのはその子孫に限られ、世襲だけが権力の移動のあるべき姿になったかにみえた。
共和主義者達はルドルフの死後も圧政に耐え忍ぶ日々が続いたが、帝国暦164年、アーレ・ハイネセンを中心として帝国からの逃亡に成功。
銀河系の深奥部に歩を踏み入れ、半世紀にも及ぶ厳しい道程の中、ハイネセンを事故で失う等の苦難の末、帝国暦218年、ついに安定した恒星群を発見。
そこで自由惑星同盟を建国し、再び宇宙暦を暦とする。
また恒星フェザーンにおいては、地球出身の大商人レオポルド・ラープの説得、賄賂を伴う工作により、皇帝の主権の下にありながらも内政に関してはほぼ完璧な自治権を有した商業国家フェザーン自治領が形成された。
そして宇宙暦640年/帝国暦331年に発生したダゴン星域会戦で自由惑星同盟の存在が知れると、帝国はこれを征服すべき対象とみなした。
こうして人類は、
専制政治を敷く銀河帝国
民衆共和制を唱える自由惑星同盟
商業を中心としたフェザーン
の3つの勢力に分かれ、慢性的な戦争状態が150年にわたって続いていた。
この長く不毛な戦いが永遠に続くかに思われていた、宇宙暦796年/帝国暦487年。 帝国と同盟に2人の英雄が出現し、人類の歴史は大きく展開し始める。
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