春になって一斉に芽吹きだした草木が夏の到来を感じさせる程の強い日差しに応じるように益々伸びてきた5月。GW期間中は、冬を越せずに枯れてしまった樹木や、生い茂った(ミントを含む)旺盛な雑草の処理に追われて大変な思いをしました。庭の見映えが少しずつ気になってくるこの時期、私が行った庭の手入れをいくつかご紹介します。
・雑草を抜く
まず、雑草を抜くところから。とても基本的なことですが、伸ばしたまま放っておくと害虫が湧く心配があります。生えている雑草が広範囲に及ぶ場合には、一日のうちで、どこからどこまで取り除くか予め目標を立てて取り掛かりましょう。砂利を敷くのも手ですが、あまり敷きすぎると庭の景観を損なってしまう恐れがあるのでケースバイケースでの対応が求められます。また、気温の高い日は熱中症に気をつける必要があります。ときに日陰や屋内で涼んだり、こまめに水分を摂りつつ進めましょう。
・木の剪定をする
モミジやツツジを主とする落葉樹の場合、枝葉の茂らず、ゴミを捨てる際にかさばらないので作業や後始末が楽な秋や冬場がお勧めですが、常緑樹は、休眠中に傷をつけてしまうとストレスがかかかってしまうので、なるべくであれば3~6月を目安に剪定バサミを用いて高さや幅を調節しましょう。
・適度な水やりを行う
昼間に与えると水の温度が上がって根腐れの原因となってしまうので、これから夏場にかけては時間帯に気をつけて、雨の日以外は、朝と夕方にたっぷり根本から水をかけてあげることが理想的です。樹木によっては湿度を嫌う性質を持っているので念入りに調べたうえで、またその日の土の湿り気を確認してから行いましょう。
いかがだったでしょうか。今回挙げた手入れの仕方はどれも基本中の基本ですが、実際にこれらを行ってみると、重労働で身体に負担がかかる作業なのもあって、疲労感が大きいし、綺麗な庭を維持するのって結構、難しく感じられるかと思います。自力で庭の景観を保つのに限界を感じたら専門家に依頼するのもいいかもしれません。道具を揃えずに済むのでお勧めです。