こんにちはアンドルです。最近梅雨の季節が近づいており、少しづじめじめしてきている今日この頃、皆様どのようにお過ごしでしょうか。私は友人とともに夜の某森林公園にて夜に活動的になる生き物の観察に行きました。今回はその中でも多く見られた生き物であるヒキガエルについて紹介しようと思います。
ヒキガエルは日本に広く分布する大型のカエルです。生息している場所は森林地帯や一定の湿度がある草原などです。活動する時期は気温が高くなってくる6月から気温が落ちる9月ごろです。そして、夜行性で基本的には昼間は日の当たらない場所にいます。食性は自分より小さい昆虫やミミズなどです。ここまではほかのカエルもほぼ似た生活をしますが、ヒキガエルは自分の体に毒腺を持ち毒素を用いて天敵から身を守ります。また、以外にも湿気さえあれば水中より地上で生活をしている個体が多いです。そして、毒を持ち大きな体を持つ性質上成体であればほとんどの天敵がおらず人間が近づいてもすぐ逃げ出さずどっしり構えてまったく気にも留めないこともあります。それでも、刺激を受けると目元から背中にある毒腺という毒を生成する器官を膨らませて威嚇をします。
余談ですが、そんな強そうなヒキガエルですがやはり天敵もおり、ヤマカガシというヘビがこの種を好んで捕食します。理由はヤマカガシ自身も毒蛇として有名ですが、その毒素はヒキガエルの毒と同じ成分であり、自分で生成するのではなくヒキガエルの毒素をため込んで利用するためです。
今回はここまでです。本当はオタマジャクシに関しても触れたいところですが、あまりにも長くなってしまうので、次に何らかの形で取り上げようと思います。
以上アンドルでした。