小説執筆のはじめかた

小説を読んで、自分でも書いてみたい!と執筆してみても、会話文だけになってしまったり、始め方も終わり方も解らない!となったりしませんか?趣味で小説を書いて10年の私が、自己流のコツを紹介します!

〇書き始め
最初の一行目は、会話文を一文だけ入れるのがおすすめ!
いきなり会話?と思われるかもしれませんが、いきなり訳の分からないことを最初に入れた方が、物語に入り込みやすいです。逆に自己紹介から始めたり、設定を語る方が世界に入り込みにくく、飽きてきてしまいます。会話でなくとも、なんでその言葉が最初に来るのだろう?と思わせるような始まりであればOK!そこからは自分の思うように物語を進めてみてください!

〇締め方
書き続けていると、あれ、いつ終わらせればいいんだ?となることがあると思います。小説は短編でも長編でも大丈夫ですが、必ず終わらせなくてはいけません。私がよくやる方法は、終わらせたいときの情景、空だったり景色の話、主人公の感情の変化を書くことが多いです。その場面を想像して、どこに焦点を当てるかを考えるとやりやすいかもしれません。

〇カギかっこばっかり!!
書き進めたはいいものの、会話文ばかりになってしまいませんか?
その場面を想像したときに、『この人は内心どう思っているか』、『周りの景色や人はどう動いているか』、『仕草や表情に変化はあるか』、などを考えると会話文の合間に少しずつ文を入れられるようになってきます。

〇タイトルが決まらない!
タイトルを決めるときは書き手の好みによりますが、私はなるべく短いタイトルにするのが好きです。熟語だけにしたり、〇〇の〇〇など。あまり長文のタイトルだと説明をしすぎてしまい、興味をひかれないことが多く感じます。最初に漠然と決めておいて、書き終わってからもう一度タイトルがしっくりくるか見るといいと思います。

こんなシーンが書きたい!と思って書き始めてもいいですし、漠然と学園ものが書きたい!と書き出しても大丈夫。とりあえず最後まで書いてみて、読み返してみると自分の使いがちな言葉や癖が見えてきます。
また、繊細な感情表現を描きたいときは一人称に、物語の流れを重視するときは三人称視点にするとスムーズかもしれません。
小説を書くのに向いていないと感じても、演劇で使う台本なら会話とト書きのみを考え、後の感情表現は役者に任せるという方法をとれるので台本を書くのもいいかもしれません。とりあえず短いお話を一本、書き上げてみませんか?

  • 5
  • 1
  • 2

おすすめのタグ

Snow

ハンドメイドが趣味です。動物も大好きです! うさぎを月にお見送りしました。コーギーのような柄の、立ち耳のネザーランドドワーフです。二代目うさぎを飼っています!

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内