LATER SEQUELS SERIES #10
2024年6月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
LIVE A LIVE(ライブアライブ) リメイク(1994→2022)
オクトパストラベラー(2018)
オクトパストラベラー2(2023)
Continuation from last page. 10-6 https://no-value.jp/column/68387/
8人の旅人
8人の名前の頭文字を取ると、前作同様「OCTOPATH」となる。
前作以上の豪華声優陣で、ナウシカのアシタカ役の松田洋治氏まで参加している。
オーシュット(Ochette) CV.平野綾
豊かな自然が残る島「トト・ハハ島」。 その片隅にある、獣人だけが住む「ケノモの村」で暮らすマイペースで自由奔放で食欲に忠実な20歳。年齢の的には女性なのだが、どうみても少女。
近くに住む人間達との小競り合いは絶えないものの基本的には長閑で平和な村だったが、伝承にある厄災「緋月の夜」が迫り、謎の魔物が出現した事で島に暗雲が立ち込め始める。
島の危機を救う為、オーシュットは島の壁画に記された、3体の伝説の魔物を探す旅に出る。前作以上に一人だけポケモンをやっている。
ベースジョブは「狩人」。 固有特性は、弱った魔物を捕らえる「捕獲」。 それを呼び出す戦闘アビリティ「けしかける」。またオーシュットがモンスターを倒した場合、一定確率で自動で捕獲される便利機能がある。
シナリオ冒頭で物理型の狼か魔法型のフクロウ、どちらかを相棒として選ぶ。 相棒は「けしかける」で呼び出せる他、人語を解しシナリオにも台詞付きで登場する。据え置きだった前作と違い、シナリオ進行で相棒には強化が入る。
「底力」は強力な攻撃アビリティを3種の中から選んで繰り出す「獣の力」。
昼のフィールドコマンドも同様に「けしかける」。 魔物を使ってNPCにバトルを挑み、勝つと相手を気絶させられる。
夜は「てなづける」に変わる。干し肉などの魔物を加工したアイテムをNPC毎の設定数を渡す事でNPCを連れ歩ける。 連れているNPCは戦闘アビリティ「加勢」で参戦させる事が可能で、この性質は同系統の「誘惑」「雇う」「導く」も同様である。
キャスティ・フローレンツ(Castti) CV.根谷美智子
薬の入った鞄だけを手に、カナルブラインに流れついた29歳の薬師。 記憶喪失だが薬に関する知識だけは覚えている。包容力があり、困っている人を見過ごせない性格。
キャスティの服装を見た町人達は東大陸で医術を悪用し、村を滅ぼした悪名高き「エイル薬師団」の制服だと忌避される。カナルブラインを襲った感染症を終息させたキャスティは、僅かな記憶の断片である、医療記録を記した自身の手帳を手掛かりに自分の過去を探し求める旅が始まる。
ベースジョブは「薬師」。 固有特性は素材アイテムを使い様々な効果を引き出す戦闘アビリティ「調合」。 「底力」は「調合」の際に使用する素材を消費せずに行使できる「節約」。 コスト無しで仲間にBPをバラ撒ける。
昼のフィールドコマンドは「聞き出す」。 レベル判定でNPCから情報を聞き出す事が出来る。 隠されたアイテムの場所が分かったり、サブクエスト攻略の鍵になったりする。 夜は「眠らせる」に変化。 薬アイテムを消費する事で、NPCをレベル無視かつ、安全に気絶させる。
ソローネ・アングイス(Throné) CV.田中理恵
大都会・ニューデルスタにアジトを構える巨大犯罪組織「黒蛇盗賊団」の一員である23歳の女性。組織の頭領の片割れであるファーザーに幼少期に拾われ、その業を受け継いでいる。
クールな性格だが面倒見は良く、冗談も良く飛ばすなど暗いわけではない。 実は結構な猫好き。
仲間同士で喰い合い、血の匂いがまとわりつく盗賊団での日々に疲れたソローネは、自由を手にする為、組織を抜ける事を決意する。
ベースジョブは「盗賊」。 固有特性は夜時間帯であれば戦闘開始時に味方全員を強化する「闇夜の加護」。 「底力」は即座に2回行動できる「残影」。
昼のフィールドコマンドは「盗む」。NPCの持つアイテムを確率で奪い取る。 夜は「闇討ち」に変化。 NPC毎に設定された規定LVよりソローネのLVが高ければ、NPCを気絶させる。
ソローネの中の人である、田中理恵が自分のチャンネルでソローネ一章のプレイ動画を上げている。 (彼女は日頃から、自身が出演したゲームの実況プレイをしている)
オズバルド・V・ヴァンシュタイン(Osvald) CV.中田譲治
妻子殺しの冤罪を着せられ、脱獄不可能と謳われる、極北のフリジット監獄島に魔法を封じる為の猿轡をされた状態で5年間投獄され続けている囚人。38歳。口数が少なく、学者肌の論理的な人物。一方で情緒や感情方面への見識は薄い。
妻と娘を殺害し、オズワルドを嵌めた真犯人である、元学者仲間のハーヴェイに復讐を果たす為、オズバルドは入念に準備した脱獄計画を実行に移す。
ハーヴェイ(CV.子安)とオズワルド(CV.中田)の組み合わせと狙った様な子安の演技もあり、二人の会話シーンは限りなくジョジョっぽくなる。
ベースジョブは「学者」。 固有特性は戦闘開始時に敵の弱点を暴く「予習」。 前作と違い接敵回数によって、弱点の開示数が増える。 オズバルドの「底力」は全体対象である攻撃魔法を単体対象にする代わりに威力を倍増させる「魔法収束化」。
昼のフィールドコマンドは「探る」。 薬師の「聞き出す」とほぼ同じだが、あちらが規定LVを満たしている必要がある一方で「探る」は確率で成否判定を行う。 夜のコマンドは「強奪」。 1対1でバトルを行い、勝てばアイテムを全て入手できる。 しっかり戦闘に勝つ手段を必要とするが見返りが大きい。状態異常付与アイテムを乱用すれば最序盤でも最強クラスのNPCも打倒可能。
パルテティオ・イエローウィル(Partitio) CV.中井和哉
父親と共に無人の荒野から、銀鉱山とオアーズラッシュの街を一から興した24歳の商人。まだ若いが確かな目利きの腕と商才を持つ。また人情に厚く義理堅い。
父親の相棒であり、自身にとっても師匠の一人である商人ロックの契約書を偽装した罠に父がかかり、銀の利益を搾取された結果、街全体が極貧生活に陥る。 長い間、苦難を味わうも、同じく貧困に苦しむ労働者達を救う為、パルテティオは立ち上がる。
ベースジョブは「商人」。固有特性は後述の「雇う」。 同行したNPCによって戦闘や買物時に特殊効果が出る「一緒に商売」。 「底力」はBPを最大値まで回復する「気合」。
昼のフィールドコマンドは「買取る」。 金さえあれば、強力な装備品などをNPCから入手できる。 夜は「雇う」になる。金を支払い、NPCを戦闘員として同行させる。
「商売の匂い」というパルテティオ専用の寄り道イベントがある。 こなす事でフレーバーテキストやサウンドテストなどが開放される。
アグネア・ブリスターニ(Agnea) CV.水瀬いのり
田舎の村・クロップデールで父と妹と三人暮らしをする、18歳の少女。
明るく人から好かれ易いタイプ。 実の妹に「胸にでっかい桃が付いている」と言われるほどスタイルも抜群。 亡くなった母親が元踊子だった。 母親譲りで踊りが得意で、いつか都会に出て大スターになる事を夢見ている。 村の酒場で踊りながら、旅の資金を貯めている。
ベースジョブは「踊子」。固有特性は後述の「誘惑」。 連れているNPCがいると、「~の舞」を使った時に連動して、それぞれが持つ効果でサポートしてくれる「セッション」。 「底力」は自身が行使できる単体対象のアビリティを全体対象化する「みんな一緒に」。サブジョブ次第で様々なアビリティを全体化して使える。
昼のフィールドコマンドは「誘惑」。NPC戦闘員をPTに加える。 夜は「おねだり」に変化。 アグネアのLV次第で、NPCからアイテムを頂戴できる。
テメノス・ミストラル(Temenos) CV.石田彰
田舎の小さな教会・フレイムチャーチで、子供達に紙芝居を読み聞かせる毎日を送る30歳の異端審問官。腹に一物ある人物で、駆け引きが得意。今の教会の体制に不信感を抱いている。 そんなある日、フレイムチャーチに現れた新人聖堂騎士・クリックと出会った事から、彼の運命は動き出す。
天才的な頭脳に加えて、慇懃無礼ながら熱い一面を持っていたり、普段はそっけないものの仲間を大切に思っている等、某刑事ドラマの和製シャーロックと共通する点が多いと言われている。
また石田ボイスかつ、丁寧口調の神官という事で往年の某アニメのキャラを思い出す人が多発し、裏切りそうとプレイヤーの警戒を招いた。
ベースジョブは「神官」。 固有特性は夜の戦闘開始時に敵全体を弱化させる「月光の断罪」。 「底力」はその回の攻撃が無条件シールド削りとなる「断罪」。
シナリオクリアで獲得するEXアビリティは「全SPを消費し、消費した量に応じて大ダメージ(いわゆるマダンテ)」であり、火力役にもなれる。
昼のフィールドコマンドは「導く」。 レベルがあれば無条件でNPCをPTに加入させるのでレベル上げの優先度は高い。 てなづける/雇う/誘惑と併用して、4人のNPCを加入させれば、8人の大所帯でぞろぞろ歩くこともできる。 夜は「暴く」になる。 1対1でバトルを行い、相手をブレイクさせれば情報を得られる。 戦闘時の背景からして、あくまで心理戦のイメージらしく、逆転裁判のサイコ・ロックを戦闘描写で表現している、と言える。なお、戦闘に勝つ必要はない。
ヒカリ・ク(Hikari) CV.松田洋治
南方の大国・ク国の第二王子。21歳。 人との繋がりと友を何より重んじる。真面目で実直な性格。 度重なる戦争で疲弊した民の姿を見て、血の流れない世を作ることを理想としており、考え方が真逆の兄・ムゲンとは相容れない。
ベースジョブは「剣士」。 固有特性は後述の「試合」で勝利したNPCから技をラーニングして使用できる戦闘アビリティ「覚えた技」。 全国から有用な技を持つNPCを探す必要はあるが、技の種類は多岐に及ぶ。 「底力」は3つの攻撃アビリティから1つを選択して使用できる「陰の力」。
昼のフィールドコマンドは「試合」。 NPCと1対1のバトルを行い、勝つと相手を気絶させると共にそのNPCが所持しているアビリティを一つ習得できる。 夜は「買収」に変化。金と引き換えに情報を引き出す。 相手によっては、情報の価値の割に無意味に大金が要求されるので、他の情報系コマンドを優先した方が良い。 50~500リーフぐらいの使用に留めた方が無難。
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