よりきれいなドライフラワーの作り方

生花をドライフラワーにする方法といえば、ハンギング法が有名かと思います。
逆さに吊るして、麻ひもなどで縛っておく方法ですね。完成品を見て惜しいなと思うのは、セピア色になって元の色が無くなってしまうこと。これはこれでインテリアとしていいと思いますが、ハンドメイド素材として加工しようと思うと退色は気になってしまいます。
今回はこの退色を最小限に抑えて乾燥させる方法を紹介します!

シリカゲルって聞いたことがありますか?とても身近な乾燥材です。お菓子のパッケージに、『食べられません!』と書いてある小袋が入っていることがありますよね。丸い透明なつぶつぶ、あれがシリカゲルです。湿気を吸ってくれる効果があって、赤から青のつぶが所々みえます。

これを使って乾燥させていくのですが、手順としては、
1、シリカゲルを瓶やタッパなどの密閉できる容器に薄く敷く
2、その上に花を重ならないように広げる
3、花の上にシリカゲルを敷く
この後も花とシリカゲルを交互に敷く、を繰り返すだけ。一週間経たずにカピカピに乾燥します。
お菓子の乾燥用シリカゲルだとつぶの跡が花びらに残ってしまうので、ドライフラワー用のより細かい粒でできたシリカゲルの方が跡も残りにくく綺麗に仕上がります。

このシリカゲルは使い捨てではなく、繰り返し使うことができます。先ほど赤から青の粒があると書きましたが、この色で乾燥している状態か湿っている状態かが解ります。
乾燥していてすぐに使える状態が青。湿っていて使えない状態が赤になります。
この湿っていて使えない状態から乾燥させるには、フライパンや鍋で乾燥させるのが手軽でおすすめです。水気のないフライパンにシリカゲルを入れ、弱火から中火にかけます。赤い粒が全体的に青くなってきたらOK!使い終わったフライパンは洗ったほうが衛生的です。

贈り物の花束や庭先できれいに咲いた花など、写真にしか残せないのがもったいないお花はぜひ乾燥させてみてください!ガラスケースや瓶に入れて飾るだけでセンスあるインテリアになります。水分量や花びらの厚さなどによって、シリカゲル法が適していない植物もあります。ぜひ調べて好きな植物を長く楽しんでみてくださいね!

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Snow

小説を書くことやハンドメイドが趣味です。動物も大好きです! うさぎを月にお見送りしました。コーギーのような柄の、立ち耳のネザーランドドワーフです。

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