おはようございます。アンドルです。最近急に暑くなって熱中症や脱水症状に注意が必要なこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?私は外出の際は水分補給用のスポーツドリンクや汗拭きハンカチなどを用いて対策しています。その外出先でみつけた、この時期に日本にやってくる鳥がいます。その鳥の名はツバメです。
ツバメは晩春から夏の中旬ぐらいによく見られる渡り鳥の一種で、全長は17センチほどで翼を広げると30センチになります。飛行に適した細い体を持っており、飛行しながら昆虫を捕食し、水分補給も飛行しながら水面の水を飲みます。その代わりに脚力が弱く地面に降りることはごく稀です。また巣を作る際に使う材料は泥と枯草、そして自分の唾液を混ぜて使ったものを作ります。巣作りをする場所は人気の多いところに巣を作ります。これは人間の近くに巣を作れば天敵に襲われる危険が減ることを理解しているからといわれています。
ツバメの子育ての時期は4月から7月のあいだに、3から7個ほど産みます。主にメス個体が卵を温めます。卵から帰ったひな鳥は親から餌を食べながら二十日ほどで巣立ちをします。余談ですが、ツバメは排泄物を巣の外に落としますが、ほかの鳥の多くはフンの臭いで獲物を呼んでしまうから、親鳥がフンをくわえて別の場所に運びますが、ツバメは外に垂れ流しです。理由は天敵がフンのにおいを嗅ぎつけて巣を襲われないようにするためですが、ツバメは人が住んでいる場所の近くに巣を作るため天敵が寄り付きにくいからだと考えられます。
最後に余談ですが、ひな鳥を育てている親の片方が死んだ場合、後から来た死んだ親と同じ性別のツバメが残っているひな鳥を巣の外に捨てて殺してしまうこともあります。理由は詳しくわかりませんが、彼らなりの大事な理由があるのでしょう。
今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。