SUCCESS NET NOVEL #04
2025年1月 なろう等のネット小説で諸々成功した作品 愛及屋烏
スーパーカブ
前述
ネット小説全盛期は過ぎた感はあるが、戸口は広がり、
作品人口は拡大を続け、玉石混合の魔境である。
単純に出版小説としての成功、コミカライズ、アニメ化と成功のポイントは
多岐に渡るが、その中でも特に全局面的に成功した作品を紹介したい。
自叙
ゆるキャン△二期の後に入院中に見ていたアニメ。
その前にカクヨムで原作を読んでもいたが。
概要
『スーパーカブ』は、トネ・コーケンの日本のライトノベル、本作原作の同名の日本の漫画・アニメーション。日本のメディアミックス作品のひとつを指す。
2016年3月より、2021年12月まで小説投稿サイト「カクヨム」へ投稿され、角川スニーカー文庫より2017年5月から2022年4月まで書籍版の単行本が刊行された。
書籍版の挿絵のイラストは博が担当している。 書籍版は紙書籍版と併せて電子書籍版も刊行され、電子書籍版では各巻の特典としてトネ・コーケンによる電子特別短編が掲載されている。
2017年12月29日よりWebコミックサイト「コミックNewtype」にて連載を開始。作画は蟹丹が行なっている。
単行本は角川コミックス・エースより2018年5月から刊行。 漫画版では、小説版から内容の一部変更や独自ストーリーが挿入されている他、単行本にはトネ・コーケンによる特別寄稿小説も掲載されている。
本作単体の累計発行部数は20万部を突破している。
2019年11月にテレビアニメ化が発表され、2021年4月から6月まで放送された。
ゆるキャン△の二期終了直後に放送された為、俗に言うアニメ難民が流入した。
山梨県北杜市(旧武川村地域)を舞台に、何にも興味を持たない没個性的な一人の少女が一台のホンダ・スーパーカブ50と出会い、スーパーカブとの関わりを通じて成長しながら、自分の世界を広げていく様子を描いた物語。
公式サイトや販促ポスターでは『ホンダ・スーパーカブ総生産1億台記念作品』と銘打っている。
あらすじ
両親も趣味も友達もない、何もない少女、小熊。
小熊は高校に通う為に自転車を使っていたが、ある日、同じ学校の生徒が乗っているのを見て原付が気になり、学校帰りに寄った近所のバイク屋で、運転免許も無いまま、曰く付き(という体の店主の厚意)のホンダ・スーパーカブ50を破格値で入手する。
ガス欠や自転車では出せないスピード等、カブは小熊にさまざまな未知の経験をさせながら、安穏としているが、何もなかった小熊の生活にゆっくりと、しかし確実に変化を与え、小熊もカブに乗る事に楽しさを感じる様になる。
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