今回は、オープン当初の公式ガイドブックやオタクの中で語り継がれる東京ディズニーランドの昔と今を徹底比較してご紹介していきたいと思います!
パークのマップ
1983年当時は手描き風のマップが配布されていました。
(奇跡的に私の家にもお母さんが大事にとっていたのでありました!)
よーく見ると、ディズニーキャラクターがたくさん描かれています。
当時は『ワールドバザール』『アドベンチャーランド』『ウェスタンランド』『ファンタジーランド』『トゥモローランド』の計5つで構成されていましたが、1992年に『クリッターカントリー』がオープンし、1996年に『トゥーンタウン』がオープンしたので計7つになりました。
運営時間にビックリ!
●1983年の運営時間は・・・
【夏季】9時~22時
【冬季】10時~18時
●休園日は・・・
【3月】火曜日
【9月~11月】火曜日
【12月~2月】火曜日・水曜日
※12月20日~1月4日を除く
●現在の運営時間は・・・
・日によりますが、大体9時~21時
・混雑具合によっては、8時45分~21時
・スポンサーのイベントやサンクスデー ( キャストさん向けイベント )がある日は閉園時間が早まります。
●休園日は・・・
なし
このように、オープン当初の東京ディズニーランドは季節によって運営時間が変動していて、冬季の閉まる時間がとても早いことが分かります。
パークチケットを比較
●1983年のパークチケットの種類&価格
種類 | 解説 | 価格(税込み) |
入園券 | 入園のみ | 大人:2500円 中人:2100円 小人:1500円 |
ビッグ10 | 入園券+アトラクション券10枚セット (A券1枚/B券1枚/C券2枚/D券3枚/E券3枚) | 大人:3700円 中人:3300円 小人:2800円 |
パスポート ※平日扱い日限定 | 入園+全てのアトラクションに 何回でも使用できる券 (シューティングギャラリーを除く) | 大人:3900円 中人:3600円 小人:2800円 |
ガイドツアー | 入園+ガイド券+E券1枚のセット | 大人:4000円 中人:3600円 小人:2800円 |
アトラクション券 | アトラクション券の単品販売 (パーク内のチケットブースで販売) | A券:100円 B券:150円 C券:200円 D券:300円 E券:400円 (小人は350円) |
※平日扱い日とは・・・①土、日、祝祭日 ②学校休日(春、夏、冬休み)
③ゴールデンウイーク期間中 ④その他特別に指定する日 のことです。
●2024年のパークチケットの種類&価格 (価格変動制を導入)
チケットの種類 | 解説 | 価格(税込み) |
1デーパスポート | 入園日とパークが指定されたチケット | 大人:7900~ 10900円 中人:6600~ 9000円 小人:4700~ 5600円 |
アーリーイブニングパスポート | 休日の15時から どちらかのパークに入園できるチケット | 大人:6500~ 8700円 中人:5300~ 7200円 小人:3800~ 4400円 |
ウィークナイト パスポート | 平日(祝日を除く)の17時から どちらかのパークに入園できるチケット | 大人:4500~ 6200円 中人:4500~ 6200円 小人:4500~ 6200円 |
現在、チケットの購入方法は東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトまたは、東京ディズニーリゾート・アプリでチケットが販売されています。
※チケットブースは休止中
※オンラインで1度に購入できるのは5枚まで
※チケット購入後はキャンセルや払い戻しはできません
キャラグリはオープン当初から
東京ディズニーランドでは開園当初からたくさんのゲストを出迎えていました。
当時、どんなキャラクターに会うことができたのかを表にしてご紹介します!
登場キャラクター | |
ミッキー&フレンズ | ミッキーマウス ミニーマウス プルート ドナルドダック デイジーダック チップ&デール グーフィー |
1930~1940年代の映画 | 『三匹の子ぶた』 『白雪姫』 『ピノキオ』 『南部の唄』 などのキャラクター |
1950~1960年代の映画 | 『シンデレラ』 『ピーターパン』 『ふしぎの国のアリス』 『眠れる森の美女』 『ジャングル・ブック』 などのキャラクター |
1970~1980年代の映画 | 『ロビン・フッド』 『くまのプーさん』 『ビアンカの大冒険』 などのキャラクター |
オープン当初は『ミッキーの家とミートミッキー』のようなグリーティング施設が無かったので、ワールドバザールやファンタジーランドでグリーティングをしていました。
エンターテインメントについて
●1983年にレギュラー公演していたショーパレ一覧
場所 | タイトル | 内容 | 時間 |
パレードルート | 東京ディズニーランド・パレード | デイパレード | 1983年4/16 ~ 1988年3月初旬 |
アドベンチャーランドステージ (現:シアターオーリンズ) | アドベンチャーランド・レビュー | ステージショー | 1983年4/15 ~ 1984年2/28 |
スルーフットのダイヤモンドホースシュー (現:ザ・ダイヤモンドホースシュー) | ダイヤモンドホースシュー・レビュー | ランチショー | 1983年4/15 ~ 2001年5/23 |
フープ・ディ・ドゥ・レビュー | ディナーショー | 〃 | |
スモールワールド・ステージ (1966年にクローズ) | キッズ・オブ・ザ・キングダム | ステージショー | 1983年4/15 ~ 1984年7月 |
パーク内 | ファンタジー・イン・ザ・スカイ | 花火 | 1983年4/23 ~ 1988年4/14 |
★ちなみに・・・ナイトパレードは1985年からスタートしました!
オープン当初、ナイトパレード『東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード』はまだ公演していませんでした。
フロートをリニューアルしながら2024年現在も公演を続けています♪
アトラクションについて
オープン当初の東京ディズニーランドには、29個のアトラクションがありました。
その当時のアトラクションを現在の運営状況と共にご紹介していきます!
テーマランド | 当時のアトラクション | 現在 |
ワールドバザール | ペニーアーケード | 〇 |
オムニバス | 〇 | |
メインストリート・シネマ | 2002年にクローズ | |
アドベンチャーランド | ウェスタンリバー鉄道 | 〇 |
カリブの海賊 | 〇 | |
魅惑のチキルーム | 〇(改名した) | |
ジャングルクルーズ | 〇 | |
ウェスタンランド | 蒸気船マークトウェイン号 | 〇 |
トムソーヤ島いかだ | 〇 | |
ウェスタンランド・ シューティングギャラリー | 〇 | |
カントリー・ベア・ジャンボリー | 〇(改名した) | |
デヴィー・クロケットの カヌー探検 | 〇(改名した) | |
ファンタジーランド | 白雪姫と七人のこびと | 〇 |
ピノキオの冒険旅行 | 〇 | |
ピーターパン空の旅 | 〇 | |
空飛ぶダンボ | 〇 | |
ホーンテッドマンション | 〇 | |
シンデレラの ゴールデンカルーセル | 〇(改名した) | |
イッツ・ア・スモールワールド | 〇 | |
トゥモローランド行き スカイウェイ | 1998年にクローズ | |
ミッキーマウス・レビュー | 2009年にクローズ | |
トゥモローランド | スペース・マウンテン | 〇 |
エターナル・シー | 1984年にクローズ | |
マジックカーペット 世界一周 | 1986年にクローズ | |
ファンタジーランド行き スカイウェイ | 1998年にクローズ | |
ミート・ザ・ワールド | 2002年にクローズ | |
スターケード | 2007年にクローズ | |
グランドサーキット・ レースウェイ | 2017年にクローズ | |
スタージェット | 2017年にクローズ |
このように、アトラクションを1つずつ見ていくと現在も運営を続けているものが多いのです!
私は、この中のアトラクション『グランドサーキット・レースウェイ』が1番無くなってほしくなかったアトラクションでした。
舞浜駅が存在しなかった!
●電車で行く場合
現在の東京ディズニーランドの最寄り駅といえばJR京葉線『舞浜駅』ですが、この駅が開業したのは1988年のことです。
この『舞浜駅』が開業するまでは、地下鉄東西線『浦安駅』が最寄り駅でした。
さらに、パークへの直通バスに乗り換える必要があり行きづらい場所だったそうです。
●車で行く場合
オープン当初の東京ディズニーランドには広々とした平面駐車場がありました。
区画のアルファベットはそれぞれキャラクターの頭文字になっていて、M(ミッキーマウス)、D(ドナルドダック)、G(グーフィー)、P(ピノキオ)というように名付けられていました。
★ちなみに・・・1983年の駐車場代はかなり安くて⇩
車種 | 1983年 | 現在 |
普通乗用車 | 700円 | 平日:2500円 土日祝:3000円 |
バス(大型車) | 2000円 | 平日:4500円 土日祝:5000円 |
オートバイ | 200円 | 平日:500円 土日祝:〃 |
オープン当初の駐車場代はとても安く、現在と比較すると平日でも当時の倍以上も値上がりしていることが分かります!
最後に
まだ自分が生まれていない頃の東京ディズニーランドを少し知れた気がしてとてもこの記事を書いていて楽しかったです!
ぜひ、この記事を読んで今の東京ディズニーランドを楽しんでほしいです♪