2024年10月 メモ書きコラムSS編 愛及屋烏
azuraiiru / イスラーフィール
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エーリッヒ・ヴァレンシュタイン
エーリッヒ・ヴァレンシュタインは銀英伝の二次創作主人公の一人である。
銀河英雄伝説の帝国側に産まれた、原作知識持ちの転生者。
両親は弁護士の平民だが祖父はリメス男爵。 両親と同じように弁護士になる事を目指していたが、貴族の継承問題とその財産を狙った財務尚書オイゲン・フォン・カストロプ公爵の配下の者に邪魔者だった両親を殺害される。
そもそもカストロプが無法を行っていても放置されていた理由が、帝国の歪みによる平民を不満を限界時に処断し、平民を宥める為に用意された生贄、太らせた豚であった。
貴族への復讐と帝国の改革の為、帝国サイドの主人公のラインハルト・フォン・ミューゼルを将来的に幕僚として助けるべく、帝国軍人として士官学校への道を選んだエーリッヒだったが……。
アントン・フェルナーやギュンター・キスリングの同期となり、最初は年齢や体躯の事で軽く絡まれるが、盛大に反撃し噛付いた後に友誼を結ぶ。
戦争の基本は戦略と補給、が信条。艦隊シミュレーションの成績は五指に入るが、意図的に不利な状況での模擬戦を繰り返しているので試験としての公式な成績は良いが、データ上の総合の数字は悪い。
原作知識持ちなので、後に頭角を現す艦隊司令官達のデータの分析は学校時代に済ませている。これはどのルートでも同じなので同盟ルートの場合、それを遺憾なく発揮して、厄介な相手である彼らを封殺にかかる。
コーヒーや紅茶より、ココアが好き。銀英伝の帝国に多い、美丈夫や美形達とは毛色の違う母親似で女性的なタイプ。 ここぞという時の行動が過激かつ容赦がないので怖い美人と評される事も。 身体的に病弱な面があり、長期の出征では体調を崩す事もある。
自身の能力に対しては原作知識持ちだから、と逆にフィルターがかかり、病弱さを踏まえても自己評価は低い。 帝国や同盟の政治体系に対してはフラットな立場であり、どちらにせよ主権者が愚かなら破綻するよね、というスタンス。いつまでも戦争を辞められない人類にそもそも過剰な期待はしていない。
暁(旧にじファン)作品
- 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝) 原点にして頂点、基幹√。結局、ラインハルトとは上手くいかない。
- 外伝 銀河英雄伝説~新たなる潮流 ↑のメイン√の行間話や外伝、ルート分岐の前振り話。他者視点多。
- 亡命編 銀河英雄伝説~新たなる潮流 イゼルローン要塞戦で暗殺されかけ、自由惑星同盟に亡命√。 原作知識+思考の切れ味が鋭すぎなので警戒されて、味方なのにヤンとは逆に上手くいかない。同盟政府首脳部のオヤジ共とは良い感じなのだが。
- 銀河英雄伝説~その海賊は銀河を駆け抜ける ↑で亡命ではなく海賊に助けられ、頭領を継ぐ√。 原作知識でボロ儲けし組織を大きくする。良い空気吸ってる。
- 異伝 銀河英雄伝説~新たなる潮流 TSココア閣下→ビッテンフェルトの配下に。 帝国兵達を骨抜きにする、軍のアイドル化。何気に弁護士資格持ち状態。
- 銀河英雄伝説~美しい夢~ 内乱を防ぎたい帝国上層部の妙案。 帝国√でブランシュヴァイクに婿入り→公爵if。 簒奪を諦めるしかなかったラインハルトとの関係は一番良いが、敵対する同盟がピンチ。
- 銀河英雄伝説~悪夢編 基幹の流れで、グリンメルスハウゼン艦隊が解体されないif。各方面が地獄。
- IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説~新たなる潮流 帝国ルート原作に近い、門閥貴族の内乱√。 ブランシュヴァイク配下で無能な貴族軍を操縦、修羅編。 邪魔な味方を磨り潰しつつ、有能な敵を殺るだけ殺る。
- 銀河英雄伝説~其処に有る危機編 第三次ティアマト会戦後に士官学校長に就任if。 のんびりとした環境の所為で当人の危機意識が薄れる。
- 銀河親爺伝説 主人公は別キャラの叩き上げ親爺だが、何気に男爵位を継いだココア閣下が普通にいる。
小説家になろう作品
- 淡海乃海 水面が揺れる時 朽木基綱に転生した現代人が戦国時代を駆ける。
- 羽林、乱世を翔る(異伝 淡海乃海 水面が揺れる時) 家督を継げず、公家入りした作者得意のifルート。
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