きなこ餅に擬態しているカエルをご存知ですか?
私たちにはそうとしか見えないのですが、なぜいつも薄っすらきなこをまとっているのでしょうか。今回はそんな可愛らしいカエルを紹介します!
〇きなこの正体
餅だと思われるカエルはアメフクラガエルという名前を持つ陸で生きるカエルです。
きなこと思われた粉は、ほとんど地中に住んでいることからついてしまった砂のようです。
茶色で恰幅がいいのですが、僅か4cm程のふっくらとした丸いフォルムで、横じま模様があります。5歳から10歳程まで生きるみたいですが、手の中に収まるサイズのままです。カエルといえば赤ちゃんの時期はオタマジャクシですが、アメフクラガエルは卵から孵化した瞬間からカエルです。アフリカの森や草地にいて、水場がないからでしょうか。雨が降ったらようやく地上に出てきますが、飼育下では雨を再現できないため水分不足になったり、強制的に温浴(お風呂)をさせると嫌がったりストレスになったりと難しいみたいです。
〇アメフクラガエルの可愛いポイント
まん丸のボディはもちろんのこと、体に対して手足が短すぎるところも魅力的。カエルの口はパカッと大きく開くイメージですが、この子は口まで小さいんです。このむっとしたようなへの字、大きくあくびをしてみても大きい餌は入りそうにありません。それもそのはず、シロアリなどの小型の土壌生物が主食なんです。飼育の際は3日に1回SS(極小)コオロギを入れておけば夜に出てきて食べます。カエルは数日に1回の給餌なので私たち人間とは全く違いますよね。ちなみにお尻はぷりんっと2つに割れています。
実際に見たことはありませんが、もし叶うなら魅力的なわらび餅ボディを触ってみたいですね!
わらび餅カエルはきなこ味!?
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