日焼け止め

 うだるような夏の暑さを感じつつある最近。夜でも気温が高く、クーラーをつけておかなければ寝付きづらい日が続いています。午前中に街に出ると、紫外線対策に日傘を差して歩く方もちらほら見かけるようになってきました。今回のコラムではこの時期には欠かせない日焼け止めの役割について、また必要量と満遍なく塗るにはどうしたらいいのかを細かく紹介していけたらと思います。

……そもそもパッケージに記載されているPAとSPFとは?

 紫外線にも種類があって、一般に、ダメージの蓄積によってしわやたるみを引き起こすのがUV-A、肌の赤らむ原因となるのがUV-Bとされています。PAがUV-A、SPFがUV-Bから守る効果を持っています。PAは+、++、+++、++++の四段階が存在し、+の数が多いほど防御する力が強くなっていきます。SPFは1~50で表示され、50を越えた場合には50+と表されています。

……効果的な塗り方と使い方とは?

 鼻先、頬、おでこ、顎に乗せて、顔全体に行きわたるように塗りつぶします。

 日焼け止め自体も肌と同じように酸化するので鮮度が大事です。購入し、一度開封した後に長らく放置したものを使うのはNG。なるべく効果を感じるためには開封後、一か月を目安に使い切りましょう。

……一日に必要な量とは?

 顔の場合、液体タイプは500円玉1個分、クリームはパール2個分と言われています。

 人によっては多く感じてもったいないと思われるかもしれませんが、少ない量を塗っても効果が得られず、むしろ無駄遣いとなってしまいます。また、日焼け止めの一部は伸ばす際に手の平に残るため、上記で述べた量より気持ち多めにとっておきたいところです。

 一度に多くの量を塗るのに抵抗があれば何回かにわけ、時間をあけて塗りましょう。

 この季節に合わせて解説したつもりですが、日光があまり気にならない冬場なら大丈夫、と思っていても肌はダメージを受けています。そのため夏だけでなく、一年を通して使用するのが理想です。一日の規定量と使い方を守って紫外線によるダメージを防ぎましょう。

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行谷いさご

たまに講座を受けながら十年ぐらいエッセイを書き続けています。くどい言い回しが表れたり、感情を挟む以上に説明文が長かったり、その辺を何度も読み返して反省を繰り返しながら一作品、また一作品……と、丁寧に、少しずつ作り上げていきたいです。

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