SYSTEM COLLABO`s GAME #04
2024年8月 他所の土俵で作られた名or迷作ゲーム 愛及屋烏
巨影都市
ウルトラマン・ガメラ・エヴァ・ゴジラ・パトレイバー×絶体絶命都市
前述
混ぜるな危険か、理想のマリアージュか。
クロスオーバーとは、また別の趣がある、コラボ作品達。
共演ではなく、相手の土俵で自分の流儀で戦う姿にファンは何を見るのか。
自叙
馬鹿ゲーという鬼に版権という金棒を持たせてしまった怪作。
概要
『巨影都市』は、グランゼーラが開発し、バンダイナムコエンターテインメントより2017年10月19日に発売されたPlayStation 4用ゲームソフト。
アイレムが制作した(及び、そこから独立したグランゼーラ)の絶体絶命都市の流れを組んでいる。
絶体絶命都市シリーズはカオスな選択肢を楽しむ………元い災害(人災・自然災害含む)で壊滅する都市を生き延びるゲームであるが、この巨影都市は巨大な怪獣や宇宙人が起こす災害から逃げるゲームとなっているのが特徴。
ただしアイレムお得意のカオスな選択肢は健在であり、災害から生き残る真面目なサバイバルゲームだと思って購入したプレイヤーがその混沌とした内容に困惑する事もよくあったとか。
ウルトラシリーズやゴジラシリーズ、ガメラシリーズ等から巨大ヒーロー・怪獣が参戦し、それらの世界の一般市民の気分を味わえる。
スーパーロボット大戦や系列のシュミレーションを除き、ここまでの共演を果たした作品はいまだかつてない。 しかし、各作品からの巨影襲撃は独立した出来事とされており、参戦作品同士のクロスオーバーは行われない模様。
また、エヴァンゲリオンやパトレイバーでは、外部スピーカーで足元にいる人間に話しかける、というシチュエーションが原作ではあったが、本作で原作キャラのセリフは無い。 ただし原作でのシチュエーションは結構再現されており(エヴァ初号機の暴走やテレポートしてくるダダ等)。 原作ファンならニヤリとする演出が多々含まれている。
ゴジラやキングギドラ、さらにガメラやギャオスといった世界最強クラスの巨大怪獣が派手に暴れまわり、そのうえ侵略宇宙人も襲来し、剰えサードインパクトすら発動しかねない状況という、収拾するのにウルトラ戦士が10人ぐらい必要な地球終了のお知らせ状態になっている。 ぶっちゃけレイバーがあっても汎用人型決戦兵器があっても、焼け石に水な事態である。
あらすじ
どこにでもあるような風景と日常。 そんな見慣れた光景が広がる現代の街、「宮都県・宮都市」
ある年の4月、時刻は午後6時を少し過ぎた頃。
主人公はとある女性との待ち合わせ場所に急いでいた。
だが、突如として謎の巨人が街に出現。 巨人は街を破壊し始め、人々はパニックに陥って逃げ惑う。
そこへ別の巨人が現れ、街を破壊する巨人と戦い始める。 二体の巨人同士の戦いによって更に被害が広がる中、主人公は待ち合わせていた香野ユキと合流。
二人は巨大な影=「巨影」の脅威から逃れるべく、都市からの脱出を目指す。
参戦作品
ウルトラマン
ウルトラセブン
ウルトラマンティガ
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
ゴジラVSキングギドラ
ゴジラVSモスラ
ゴジラ×メカゴジラ
ガメラ 大怪獣空中決戦
ガメラ2 レギオン襲来
ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ(序・破)
機動警察パトレイバー
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