SYSTEM COLLABO`s GAME #04
2024年8月 他所の土俵で作られた名or迷作ゲーム 愛及屋烏
巨影都市
ウルトラマン・ガメラ・エヴァ・ゴジラ・パトレイバー×絶体絶命都市
Continuation from last page. 4-2 https://no-value.jp/column/77094/
ステージ紹介・1
STAGE1「夜の街に現れた巨大な影」
にせウルトラマン
突如街に現れた巨人。例のにせ特有の顔なのが地上からも視認できる。 手からロケット弾のようなものを連射し、街を破壊し始める。
ウルトラマン
にせウルトラマンの前に、光とともに現れた銀色の巨人。 街を破壊する、にせウルトラマンと戦闘を開始する。メビウス一話じゃないが、文句を言いたくなる。
ザラブ星人
攻撃を受けて変身が解除されて露呈した、にせウルトラマンの正体。 なぜか一人間に過ぎない主人公を執拗に攻撃する。 最後はスペシウム光線で倒された。
STAGE2「地下に蠢く影」
ソルジャーレギオン
鋭い脚を突き刺し、人を襲う。 地下で駅員や乗客を殺害した後、主人公達を追うように地上に現れ、市民や機動隊員を虐殺する。原作と同様に電磁波を放つモノを優先して襲うが、システム上、スマホを捨てたりスイッチを切ったりする事は出来ない。 駅構内と地上にて、のしかかり攻撃を振り払うと獲得できる記事があるが、それ以外の攻撃の頻度が多い為なかなか難しい。
草体
レギオンと共生関係にある巨大植物。原作と違い、このゲームでは根がウネウネと動いている。攻撃してくる事はないが、動く根に触れるとダメージを受ける。
ガメラ
ラストシーンにのみ登場。 草体の前に降り立つが、何故か攻撃せずにまた飛び去った模様。
STAGE3「橋を覆う巨大な影」
バトラ
成虫の姿で登場。上空から破壊光線を放ち、橋や車を攻撃する。
モスラ
同じく成虫の姿で登場。バトラと争っていたようだが、バトラの破壊活動を止めようとしていたのかどうかはよくわからない。お馴染みのSEで鱗粉攻撃も披露。
STAGE4「忍び込み奪う影」
『機動警察パトレイバー』のTVアニメ・第6話「ザ・タワーSOS」を下地にした、ストーリーとなっている。
怪獣やウルトラマン達に比べればレイバーは小さいのだが、逃げ場のない建物内でプレイヤー相手に至近距離で暴れまわり、大パワーで壁を破壊し、瓦礫を押しのけながら人間に突進してくるなどそれなりに迫力がある。 なお、他の巨影と違ってレイバーは「影」ではなく、作中世界に元から存在していたものとされている。
グラウベア
過激環境保護団体NKXがクンシラン建設の重要書類を盗む為に使用した。
グラウ・ベアはイベリスタワービルの屋上にヘリコプターで運ばれ、上層階から中層まで吹き抜けを通って破壊しながら侵入、書類の入った金庫を強奪した。 原作でも悪党が保有・使用するケースの多かったレイバー。
イングラム※1
ラストシーンに登場。 取り残された人々の救助に窓ガラスを割りながら飛び込んで爽快に登場。
※1 機動警察パトレイバーの所謂、主人公機。篠原重工八王子工場製造。 警視庁警備部特科車両二課(通称・特車2課)の第2中隊所属の純警察用パトロール・レイバー。
パイロバスター※2
火災が起きたビルの消火活動を行う。 途中通路に詰まって動けなくなっているパイロバスターがいる。 (しかもセーブポイント)
※2 特殊な環境化での火災にも対応できる東京消防庁の化学消防レイバー(四菱/菱井インダストリー製)
STAGE5「抑えきれぬ衝動が生み出す影」
第4の使徒
突如街中に飛来し、攻撃してきた戦闘機を返り討ちにする、旧版のサキエル。 この戦闘で、多数の死傷者を出す大惨事を引き起こした。 顔が分裂する様子も見られる。
エヴァンゲリオン初号機
使徒の前に出現し、ガトリング砲を使い戦闘を開始する。 戦いの顛末は原作と同じ。ただし形状崩壊はしない。 戦いに巻き込まれると即ゲームオーバーの為、戦いが終わるまで待つとよい。
暴走状態やプログ・ナイフの使用も見られる上にA.T.フィールドを破るあのシーンも再現されている。ただし使徒の大規模自爆シーンは、主人公達が巻き込まれるからか無し。
STAGE6「夜の海、波音、そして影」
ゴジラ
海底の影の正体。しばざくらの近くに水しぶきを上げ出現した。 船体を熱線で真っ二つに叩き割り、救命ボートで脱出した主人公達以外の乗員を全滅させる。
STAGE7「入り乱れ激しく争う影」
イングラム1号機 イングラム2号機
警察が所持するレイバー。 原作と異なり、入り込んできた民間人二人に構わず、グリフォンとの戦闘を開始する。
グリフォン※3
シャフト・エンター・プライズ・ジャパン(以下SEJ)が開発したレイバー。 型式番号は「TYPE-J9」。 黒いボディーと、他のレイバーとは比較にならない運動性やパワーを持つ。 飛行、水中移動の為のオプション装備も存在する。
貨物船から現れ、イングラムやエイブラハムと戦う。その際イングラム2機を同時に蹴り飛ばしたり、複数体のエイブラハムを圧倒したりと相変わらずの性能を見せつけてくれる。
※3 開発と製造はSEJ土浦研究所のチームが手掛けている。
『最強のレイバーを目指して製造された実験戦闘用レイバー』とうたっているが、その実態は量産や採算を度外視して作り出された「趣味の産物」であり、SEJの技術アピールの為のデモンストレーションという名目の元、内海課長の犯罪劇場に駆り出されることとなった。
エイブラハム※4
グリフォンの攻撃であっさり破損。 だが、主人公とユキは乗り捨てられたこれを使って戦闘地帯の突破を試みる。
※4 アメリカ陸軍や海兵隊に正式採用されている軍用レイバー。 だが、民間にも販売されており、シャフト・エンタープライズの警備部隊SSSにも配備されている。
膝や足首の関節が判然としない柱のような足が特徴で、正座のような降着姿勢をとることができる。
STAGE8「禍々しい金色の影」
ゴジラ
上陸した後、町中でキングギドラとの戦いに入る。熱線を使用したりして応戦。
キングギドラ
声とビルから見える頭部からわかるように、平成版キングギドラである。 原作のようにドラッドが合体したものなのかは不明。 ゴジラとの戦いの結末も描かれてはいない。噛みつき攻撃や引力光線を使用してゴジラと戦う。
STAGE9「それぞれの正義、ぶつかり合う影」
キリエロイドⅡ
主人公ごと電車を捕らえるが、ティガに阻止される。 スカイタイプにタイプチェンジしたティガに対抗し、空中戦タイプに変身した。
ウルトラマンティガ
キリエロイドに捕らえられた電車を奪い返す。
しっかりタイプチェンジも披露。 スカイタイプにチェンジし、キリエロイドと空中戦を繰り広げた。
マルチタイプに戻ったり、またスカイタイプになったりと忙しいが戦いの決着は描かれていない。空中バク転は非常に美しくカッコいいと評判。
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