現代の夏の暑さ対策といえばエアコンが1番に上げられると思いますが、大昔はエアコンなんてありません。人々はどうやって夏の暑さをしのいでいたのでしょうか。
今回は昔の日本の大都市江戸に注目し、江戸時代の人々がどうやって夏の暑さをしのいでいたのかを紹介したいと思います。
ここで紹介するのは、江戸時代の人々が夏を乗り切るために飲んでいたものや食べていたものです。今も知られ取り入れられているものから、知らないものまで紹介していきます。
まずは、夏といえばスイカですが、江戸時代にも食べられていました。
当時は冷蔵庫などなかったので井戸水やたらいの水で冷やして食べていたそうです。しかし当時のスイカは甘くなかったそうで、当時の人はスイカを野菜のような感覚で食べていたのでしょうか?
次に麦茶。麦茶の歴史は意外と古く、平安時代にはあったそうです。それから長らく貴族や武家などの特権階級の飲み物だった麦茶ですが江戸時代後期になると庶民にも広く飲まれるようになったようです。
つるりとした食べ物といえば、冷奴や冷やしそうめん、ところてんが今も食べられていますね。当時、ところてんの値段は今の価値で20~40円ほどだったので庶民にも親しまれていました。
甘酒は冬の飲み物と思われるかもしれませんが、当時は夏の飲み物として親しまれていました。
当時には現代ではあまり知られていない冷水(ひやみず)や枇杷葉湯(びわようとう)などもありました。
冷水はと井戸から組んできた冷たい湧き水に砂糖を加え、白玉を浮かべたものです。値段は80~100円ほどだったので庶民にも手に入りやすいものでした。
聞きなれない、枇杷葉湯(びわようとう)は乾燥させたビワの葉にシナモンや甘茶などをブレンドした薬湯のことです。
こうやってみると今も昔も夏の食べ物や飲み物は大きく変わっていないことがわかりますね。興味深く面白いですね。
引用:https://edo-g.com/blog/2017/08/summer_gourmet.html
参考サイト:https://kosodatemap.gakken.jp/learning/science/62146/