今回は、海外でも人気のあるアトラクションの日本版『ソアリン:ファンタスティック・フライト』をご紹介していきたいと思います!
知っておきたい!基本情報
エリア | メディテレーニアンハーバー |
オープン日 | 2019年7月23日 |
所要時間 | 約5分 |
定員 | 87名 |
特徴 | 雨の日も安心 大きな音がする 暗闇を進む |
身長制限 | 102㎝に満たない方は利用できません。 |
アトラクションの楽しみ方
このアトラクションはどの年代の方でも楽しめるシミュレーションタイプのアトラクションです。
本当に空を飛んでいるかのような気分を味わえて、風や匂いを感じながら世界の名所や自然の凄さを旅することができる、私が大好きなアトラクションです!
まず『ドリームフライヤー』(ライド)が宙に浮かぶと、前方のスクリーンに世界中の名所が次々に映されていきます。
映像に合わせて、本当に空を飛んでいるように座席が動くので臨場感も味わえます。
★例えばどんな名所をまわるかというと・・・
オーストラリアのオペラハウスやグランドキャニオンで気球と空を散歩したり、万里の長城を上から眺めることができます。
私的に1番好きなシーンは、東京の夜景とディズニーシー上空を滑走している景色が大好きです!
バックグラウンドストーリー
メディテレーニアンハーバーの丘に「空を飛ぶ」という人類の夢を称える特別な博物館『ファンタスティック・フライト・ミュージアム』があります。
この博物館では、飛行の研究に情熱を注いで未来を夢見て努力し続けた女性『カメリア・ファルコ』の人生を振り返る特別展が開催されています。
そしてこの博物館を訪れた私たちゲストは、様々な展示物を見ながら館内を巡り(Qライン)、カメリアの功績を称えるギャラリーに入ります。
そこで、不思議な出会いを体験し、最後にカメリアが仲間と共に開発した乗り物『ドリームフライヤー』に乗り込みます。
カメリアは「イマジネーションや夢を見る力があれば、時空を超えどこにでも行くことができる」と信じていました。
そんな思いが込められた乗り物に乗れるのはとっても素敵ですよね♪
カメリア・ファルコって何者?
ソアリンのキーパーソンといえば、チェッリーノ・ファルコの娘にして、ファンタスティック・フライト・ミュージアムの2代目館長『カメリア・ファルコ』です。
★ちなみに・・・ソアリンの壁に掛かっている旗にカメリアのイラストが飾られています!カメリアの右手に乗っているのは、彼女の相棒であるハヤブサの『アレッタ』です♪
博物館が設立
ファンタスティック・フライト・ミュージアムの設立には深い背景があるのをご存知でしょうか。
この博物館を運営しているのは、S.E.A(Society of Explorers and Adventurers)という航海技術の発展と継続的な海洋探検を活動目的とした(架空の)団体です。
ここには数多くの探検家や発明家、芸術家、冒険家たちが所属しています。
★ちなみに・・・S.E.Aのロゴがソアリンの至る所にマークとして飾られているので探してみてほしいです♪
S.E.Aの活動拠点
実は、S.E.Aの活動拠点になっている施設がディズニーシー内のフォートレスエクスプロレーション※なのです!
※プロメテウス火山のふもとにある要塞です。
この要塞が作られた背景にはメディテレーニアンハーバーの守りを固めるために、スペイン王国によって15世紀に建設されたという物語があります。
その後、1538年にS.E.Aが創設されるとスペイン王国『カルロス一世』によってS.E.Aの方に譲渡されました。
この要塞の中にはS.E.A創設期のメンバーの肖像画が飾られていて、今まで名誉会員として称えられています。
会員だった意外な人物
S.E.A創設から300年近く経った頃のメンバーの1人に、大富豪で探検家の『ハリソン・ハイタワー・三世』がいます。
彼は、ディズニーシーの人気アトラクション『タワー・オブ・テラー』の舞台であるホテルハイタワーのオーナーでしたが、1899年12月31日に彼が乗っていた同ホテルのエレベーターが落下して謎の失踪をしたことで有名です。
そんな彼もS.E.Aの会員だったことに驚きですが、東京ディズニーシー内にはたくさんの繋がりがあるのが凄いなと思います。
会員のための施設
ディズニーシーの中には、カメリア・ファルコを含めたS.E.A会員をもてなすために建設された施設が複数存在します。
それは、要塞内にあるレストラン『マゼランズ』です。
もともとここは、S.E.A会員が食事をしながら会談する場として開業しました。
★ちなみに・・・マゼランズの店内には、S.E.A会員がこっそりと会話するために造られた特別な秘密の部屋がある…という噂があります♪
もう1つ、要塞内にある『リフレスコス』はS.E.A会員が朝食を取る場として開業しました。
隠れミッキー
ソアリンにはドリームフライヤーに乗り込む前と空を飛んでいるとき、どちらにも隠れミッキーがあるのをご存じでしょうか?
Qラインに並んでいるときに注目!
➡外壁の絵に隠れミッキーが溶け込んでいます。
(例)空の雲の形、木の茂みの形、気球の柄など…
建物の中にも注目!
➡建物の中のQラインに360度飾られている絵全てに隠れミッキーがいます。
(例)海の波の模様、ピラミッドの影、トーテムポールの柄など…
乗車中に注目!
➡実はアトラクション体験中にも隠れミッキーがあります。どれも一瞬なのでよーく目を凝らしましょう!
(例)気球のシーン、最後の花火など…
★ちなみに隠れミッキーの誕生秘話は・・・
私たちゲストを楽しませるために、壁画などを手掛けているデザイナーの遊び心から誕生したそうです♪
最後に
空を飛べて楽しいアトラクションですが、細かいバックグラウンドストーリーや意外な人物との繋がりなど、まだまだ知らないことがたくさんあるなと感じた方も多いと思います!
ぜひ私の記事の内容をなんとなーく頭に入れてドリームフライヤーで旅に出てみてはいかがでしょうか!