※この記事は本文のネタバレを含みます、先に本文を読んでからこの記事を読むことを推奨します。
1,はじめに
皆さんこんにちは、幽刻ネオンです。
ついに、作品を完成させました!
今回はコラボ作品第二弾!(コラボ作品はラストになります)
挿絵やアイキャッチ等は【花の月様】ありがとうございます!
よろしければ、ご本人の作品やイラストをぜひ読んでみてください。https://no-value.jp/author/0010290006/
今回は、【お化け屋敷】が舞台だったということもあり少しどんでん返しの結末になったかと思います。
怪異絡みの物語はいったいどこまで続くのか。
では、ここからは裏話やキャラクターの掘り下げなどをしていきましょう。
2,あらためて作品紹介
◇あらすじ【妖魔捜査官 忘れ去られた幽霊屋敷】
【私】は、冬休みに友人と遊園地にある【幽霊屋敷】に向かおうとしていた。
はじめて遊園地に行くけど、まぁなんとかなるでしょ。
なんとこの【幽霊屋敷】はクリアした者がおらず最恐屋敷と呼ばれるくらい難しい。
見事にクリアできたらなんとゲーム機とソフトが貰えるという。
今まで挑戦してきたプレイヤーはリタイア続出、期間限定で最後のチャンス。
【私】は兄弟の為に賞品をゲットしようと宣言、無事にゴールできればいいけど。
しかし友人は途中でリタイアしたけど、【私】はあきらめないよ。
探索を進めていくと、ここにいるお化け役は【本物】に近いらしい。
やったあ、無事にゴール!賞品獲得!
でもここから恐怖の始まり。
私をずっと見つめていた【韓国人形の少女】、【フランケンの男】が容赦ない・・・・・。
怪異に憑かれた私が巡る物語は悲しい現実が待っていた
◇登場人物
3,あとがき
相馬、ジェジュン、ヴォルフの初期設定もとにかく試行錯誤で悩みました。
リリカのイメージも中々で、両者とも実はお気に入りなんです。
服のイメージや怪異の姿をどう表現すればいいのか、両者とも苦戦しました。
ですがその分、長い時間をかけてまでここに来たので神レベルの挿絵です(ありがとうございます!)
実は今回もキャラクターの掛け合いや最後のどんでん返しにトリックが仕込んであります。
ホラーなのにどこか、考えさせられる。
なぜ【相馬が最恐屋敷にこだわった】のか?
ジェジュンとヴォルフの本当の狙いとはなんなのか。
もしかしたら、予想外の展開になっていたことでしょう。
今回はサプライズとして前作の子たちもいます!
ネタバレは語れませんのでぜひ本文を読んで確かめてください。
それではお待ちかねの、キャラ視点からの初期設定を公開しちゃいます。
もしかしたらこんな解釈もできるかも?
4,キャラクターボーナスタイム
岸田相馬
「私は元々、幼い頃から怖いモノ知らずで好奇心旺盛だったの。5人兄弟の真ん中で女の子らしくはないかもね。けど、友人と一緒に初めてのテーマパークで体験したあの出来事は今でも忘れられないわ。動きやすいでしょ?これ、兄貴たちの影響かもね・・・・・・」
「帽子をかぶるのも迷ったな。自分でいうのもなんだけど似合ってる。先輩には及ばないけれど少しは女の子らしくしたいなって。二人と出会ったときに驚きはしたけど・・・・・・そこまで怖いとは思えないかな。それよりもなんかほおっておけないんだよね。二度と行きたくはないかな、だってトラウマレベルの体験だったし💦」
ミン・ジェジュン
『ずっとひとりでさびしかったけれど。そうまお姉ちゃんと出会えてもうさびしくないの。だってわたしは、もうただのお人形さんじゃないもん♪ふふっ、チマチョゴリとブーツかわいいでしょ?こんどはお姉ちゃんとヴォルフ兄さんにおねだりしよっ』
『え?わたしはどんなお化けかって?うーん、そうまお姉ちゃんが言うには【メリーさんもどき】?らしいの。難しいことはよくわからないけどね。でもただのお人形じゃないし!イタズラも好きだけど・・・・・ひとりはイヤ。ずーっと一緒にいようね。そうまお姉ちゃん、ヴォルフ兄さんとね。ねぇねぇ、あなたもわたしと遊びましょ!あっ、逃げないでーっ!』
ヴォルフ・ヴィクトリア
『そうだ。俺が数多のプレイヤーを恐怖に陥れたんだぜ。ソウマは別だがな。アイツは意外とタフなんだよ。最初に出会ったときにはひねりつぶしてやろうかと思ったが、意外と可愛いヤツでさ。デカブツで悪かったな。力加減がわからねえんだよ。ソウマ、ジェジュンは妹みたいな感じなんだよ。あ、信じてねえな。まぁ、もう少しこっちへ来いよ』
『どうだ?怖いだろ。まぁ俺は最初からこんな姿ではなかったんだがな。え?なぜソウマを俺のモノにしたのかって?決まってんだろ。理解者が現れたから、簡単だろ。服装には特にこだわりはねえ。しいて言うなら、顔だろうな、ソウマは【わかってんだ】。恐れない心の持ち主なんだよ。ああ、はやく鎖で繋いで永遠に抱きしめてやりたいぜ。アイツを馬鹿にするやつは一人たりとも許さない。お前も隠れてないでもっとこっち来い。同じようにかわいがってやるからよ。フランケンの怪物とはもう言わせないからさ』
黄昏リリカ
「はじめまして。私はいわゆる怪異の専門家。心霊やサイコメトラーなどを取り扱っているわ。そうそう言い忘れていたけれど、私には父がいるの。まぁ、義父で保護者みたいな存在ね。彼から今後の話をするといいと言われて少し戸惑っているのだけれど。まぁ今回は特別よ。知っての通り私は、お代を依頼者の体験談をとしてもらっているの。当然ながら、汚いことはしたくないわ。霊子の件も相馬の件も結局は自分でなんとかするしかないのだから。少し意地悪だったかしら?いいえ、視える者の宿命なの。だから、いつか私の物語ものぞいてみる?」
おまけ
何やら話が聞こえてくるが、ここは黙って聞いていておいておこう。それも、賑やかな会話のようだが。
★後日談
ある日、書斎の中で七人が語り合う……
リリカ「それで。二人の怪談を聞かせてくれたお礼にとっておきの物をもってきたわ」
ゆな『おい……絶対ろくなモンじゃないだろうに』
相馬『まぁまぁ。こういう物はありがたくもらっておきましょうよ』
リリカ「これよ。私からのプレゼント」
ジェジュン『これ、なぁに?』
佐久夜『制服って言うのよ。ゆなちゃんとそうまちゃんにピッタリね』
ゆな『マジかよ。つーか、もう準備していたんだな』
相馬『なんか……私がリボンって似合うかな?』
クライヴ『リボンとネクタイがうまく差別化できているな。試してみるといい』
ヴォルフ『試しに着てみろよ。レイコとソウマの仕事着だな』
ふたり『わかった』
数分後……
ゆな『着替えたぞ』
相馬『どうかな?似合う?』
リリカ「ふふっ。霊子と相馬はまるで別人みたいね。いい意味で」
佐久夜『なんて可愛らしいの?素敵だわ……』
ジェジュン『うん!お姉ちゃんたち、まるで警察官みたい!』
相馬『そうかしら?あまり着慣れしていないのだけど……』
ゆな『ネクタイが僕で、リボンがキミか……印象が変化したな』
ヴォルフ『おい……ソウマ。少しジッとしていろ』
クライヴ『ゆな……貴様もだ。タイが曲がっているだろう』
ふたり『わっ!』
リリカ「ふふっ、あなたたち。彼らに弄ばれてるわね」
ゆな『おい!てめぇ……ひっ』
クライヴ『避けるな!ああ、そうか。さては、血で満たされたいのだな?』
相馬『不器用だと思っていたのに……どうして、きゃっ』
ヴォルフ『よし、これでいいだろう。これがお前のぬくもりか。あったかいぜ』
佐久夜『なんだかこうして見守ってると、父と兄みたいね♬』
ジェジュン『うん!ふたりともカッコいい♬』
ゆな『おい……恥ずかしいだろうが!馬鹿野郎っ、僕を包み込むなぁ!』
相馬『ちょっ……鎖で繋がないで!私は逃げないからぁ!』
リリカ「それで?クライヴとヴォルフの願いは?」
クライヴ『今夜のディナーは、ゆなで決まりというところだ。なぁ、佐久夜?』
ヴォルフ『もう少し、ソウマと遊びたいぜ。来いよ、ジェジュン』
佐久夜『うふふっ♬ ゆなちゃんとそうまちゃん、すごく可愛い。まかせて』
ジェジュン『キャハハハハッ!お姉ちゃんたち、わたしとあーそーぼ♬』
リリカ「すっかり仲間になったようね。それがあなたの代償よ」
ふたり『リ、リリカぁ(さん)!』
書斎で笑い声が響きわたる……。(終幕)
最後に
すごい、わちゃわちゃ感で楽しそう(笑)
ウソです、これは主人公が悪い。
霊子➡苦労人気質なろう系主人公。
相馬は➡強気な姉御気質主人公。
怪異組は、原作を読んで考察もはかどりました。
佐久夜は➡妖艶な雪女。
クライヴは➡ヤンデレ系ヴァンパイアロード。
ジェジュン➡純真無垢なメリーさん。
ヴォルフ➡ドSなフランケンシュタインの怪物。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
また次のお話で会いましょう。
幽刻ネオンでした。