SYSTEM COLLABO`s GAME #07
2024年10月 他所の土俵で作られた名or迷作ゲーム 愛及屋烏
ウルトラ怪獣モンスターファーム
ウルトラ怪獣シリーズ×モンスターファーム
前述
混ぜるな危険か、理想のマリアージュか。
クロスオーバーとは、また別の趣がある、コラボ作品達。
共演ではなく、相手の土俵で自分の流儀で戦う姿にファンは何を見るのか。
自叙
プレイステーションで最初に買った、ゲームソフトがモンスターファームだった自分としては、懐かしいやら、コラボするわで、かなりテンションが上がる。 MF自体は、スイッチ移植版を最近やったので久しぶり感は無いが。
セブンのカプセル怪獣から続く、ウルトラ怪獣バトル等の怪獣を戦わせる文化が浸透しきった後でのこのコラボは発想の勝利、というのは正にこの事だと思う。
モンスターファーム
1997年にPSで発売された、モンスターを育てて戦わせるゲーム。
このゲームの最大の特徴は、ゲーム内で音楽CD(PS系の他ゲームのソフトも可)を読み込ませる事でモンスターが誕生するシステムである。(同様のシステムからなるゲームとしては、1993年にキングレコードから『CDバトル 光の勇者たち』(PCエンジン)が発売されている。ゲームと関係ない物からゲームアイテムを生み出すという発想はバーコードバトラーにも類似する)
プレイヤーはモンスターを育てる新人ブリーダーとなり、助手となったホリィと共にモンスターを育成しながら、仕事(一週間)や修行(一か月)をさせたり、大会に出場させたりして結果を残していく。 最終的に四大大会(ディスク・オブ・ゴールド杯、オールスター・バトル杯、マスターズ・オブ・ブリーディング杯、グレート・モンスターズ杯の4つ)全てにおいて優勝してブリーダーが名人位という称号を得る事でエンディングに到達する事ができる。しかしその後も半永久的にゲームは続いていく。 運営資金が尽きるとゲームオーバーとなってしまう。育てたモンスター同士で2人で対戦する事もできる。
この作品の最大の特徴は、市場からの譲渡(三種族)以外にも、育てるモンスターを音楽CD(またはPlayStationやセガサターンのゲームディスク、パソコン用のCD-ROM等)から誕生させる事が出来る、という点である(円盤石再生)。
モンスターの中には非常に少数のディスクからしか出現しないレアモンスターも存在し、全215種類のモンスターの図鑑を全て揃えるには邦楽、洋楽からマイナーなゲームソフトやそのサウンドトラックにいたるまであらゆるジャンルのCDやゲームディスクなどを入手する必要がある。 当然ながら、中には数が少ないなどで入手困難なディスクもあり、その事がよりレアモンスターの希少価値を高めている。
なお、移植版では、インターネット接続で独自データベースにアクセスしてCD名やアーティスト名を検索しモンスターを生成するという形式を用いている。
1999年と2000年に本作・次作『モンスターファーム2』を原作としたテレビアニメ『モンスターファーム〜円盤石の秘密〜』が放映された。 通称・アニモン。全48話。 土曜日に学校のある時代の朝の放送だった為に多くの遅刻小学生or途中までしか見れない視聴者を量産した。
アニモン、デビチル、星のカービィ、実写セラムンの四作品でTBS系土曜朝7時半アニメ四天王と言われている、らしい。
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』は2007年12月1日から2008年2月23日までBS11で、毎週土曜19:00 – 19:30(JST)に全13話が放送された、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ。
バンダイのアーケードカードゲーム、『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』と連動したテレビシリーズで、ウルトラシリーズとしては、初のBSデジタルで先行放送された作品である。ネット配信も行われ、BS11の放送1週間前に有料で配信し、放送後1週間は無料配信、その後再び有料配信された。
歴代のウルトラ怪獣同士のバトルを題材としている、ゲーム版と同様に本作品も怪獣同士の戦いがメインとなっている。
その為、ウルトラシリーズで多数を占めていた「ヒーローが怪獣や宇宙人から人々を守る為に戦う」という要素は薄く、作中における戦いは「異星における怪獣同士のバトルロワイヤル」として描かれ、従来のシリーズ作品におけるメインのウルトラマン的な役割も、主役怪獣のゴモラ達が担っている。
またその世界観はゲーム版と同様に『ウルトラQ』を起点として、ウルトラマンメビウスが地球を去った未来の世界を舞台にしており、他のウルトラシリーズとの繋がりを明確にした描写や設定も多々見られる。
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