SCG #08-3

SYSTEM  COLLABO`s GAME #08

2024年10月   他所の土俵で作られた名or迷作ゲーム   愛及屋烏

幻影異聞録 ♯FE

幻影異聞録♯FE Encore

ファイアーエムブレムシリーズ×アトラス(女神転生・ペルソナ)

Continuation from last page. 8-2 https://no-value.jp/column/86949/

幻影異聞録♯FE Encore の変更点

テンポの大幅改善

・ロードの短縮

最初に発売されたWiiU版、特にパッケージ版では、戦闘開始時のロードが問題視されていたが、本作では大幅に短縮され、快適なテンポでプレイできる。

・セッションの演出カットが実装

演出カットは、セッションが続いている間、いつでも変更できる。

・稼ぎダンジョン

WiiU版ではDLCだった、稼ぎ系ダンジョンが最初から実装(内部の進行は段階解放)されている為、これを活用すればかなりサクサク進める事ができる。

2周目特典の追加

2周目の第1章インターミッションから、主人公の樹のメインキャスト固定が解除されるようになった

同時に編成外からの追撃「飛び入りサブキャスト」も習得できるようになる為、他のキャラと同様に扱える様に。これによりパーティ編成の自由度が増え、戦略性も上がった。

また、メインキャストが女性キャラのみのパーティが組めるようになった。実際に女性キャラのみのパーティを組むと、新たなプレイレコード、『待ち焦がれたキャスティング』が貰える。

主要キャラクター

芸能・アイドルの面が強い作品なので歌唱力もある実力派の声優が揃っている。

だが、収録時やレコーディングの際に揃いも揃ってインフルエンザ、気管支炎、骨折、と不調の逸話が残っている。                    特に演技に影響を感じないのは流石という他ないが。

蒼井 樹 CV:木村良平

大いなる可能性を秘めた『ロード』に選ばれた若者。

黒い短髪にラフな普段着をした、何処にでもいるノーマル系男子。OP中、スマホを弄っているだけで出番が終了するぐらいには普通の少年、だったのだが、ある事件をきっかけにミラージュマスターとして覚醒。

仲間達が集う芸能事務所『フォルトナエンタテイメント』に幼なじみのつばさに付き合う形で半ば強引に引き込まれるが、普段からテレビも見ない方で、芸能の世界に強い憧れがある訳ではない。

仲間達と一緒にトレーニングを重ねつつも、サポーターでありマネージャーの様なポジションでその芸能活動を支えるが、当人に芸能人としてのオーラは皆無。                                                                 その割に作詞・作曲の才能や目を見張る食レポ能力を持っていたりする。                                       戦いではロードとして、中核を担う。

責任感が強く律儀な性格で、朴念仁な一面も。                                                                  最終的にサポーターポジションが極まり、事務所の二代目社長に就任する。

彼と共にあるミラージュは『クロム(FE覚醒)』。

織部 つばさ CV:水瀬いのり

アイドル発掘オーディション、スター誕生物語で最後まで残ったヒロイン。                       5年前の『こけら落とし消失事件』での生存者で、その時から行方不明となった姉を探す為に芸能界を目指す。

オーディションでの事件で斗馬との待ち合わせで近くに来てウロウロしていた樹と共にミラージュマスターに覚醒。

その後、新人アイドルとして、樹と共に『フォルトナエンタテイメント』に所属する事になる。

猪突猛進な努力家で、思い立ったら一直線。                                                                                                                       あがり症で酷い噛み癖とあまり人前に出る事は得意ではない。                                        かなりの頻度でドジをやらかすが、そんな事にもめげない明るく前向きな性格。

事務所の先輩である『Kiria』の大ファンでもある。

姉の消息を追って芸能界へ、という点ではシリアス路線なのだが、そちらは早々に解決するので、#FEは彼女のアイドルとしての成長物語に主眼が置かれるゲームでもある。

彼女と共にあるミラージュは『シーダ(ファイアーエムブレム)』。

赤城 斗馬 CV:小野友樹

ヒーロー魂を込めた熱血漢。樹とつばさのクラスメイト。

変身ヒーローに憧れるミラージュマスター。

考えるより体が先に動くタイプ。                                                                                                          ノリや言動から軽薄なお調子者に見られがちだが、公私ともに常にヒーローでありたいと思っている。

実はB91のつばさがいる女性陣を含めたフォルトナエンタテイメントの中で一番の胸囲を誇る。さながら脅威的な筋トレの成果とでも言うのか。

当人の明るい性格とは対照的に幼い頃に両親が蒸発し、祖父に育てられた過去がある。

目下の目標は、特撮番組『マスカレイダー』の主役の座を射止めること。今はデパート屋上のヒーローショー等で活動し、アクター経験を積んでいる。

彼に力を貸すミラージュは『カイン(ファイアーエムブレム)』。

黒乃 霧亜 CV:南條愛乃

クールなトップミュージシャン。『Kiria』の名で芸能活動を行っている。

若者から多くの支持を得るトップアーティスト。

高い戦闘能力を誇るミラージュマスターでクールビューティーと称され、そのプライベートは謎に包まれている。ゲームが進むと色々とはっちゃけてくれる。アブソリュートかわいい。

幼い頃から可愛い物が好きで、そういう系統の服を着ていたのだが、成長するにしたがって顔つきが鋭くなって服が似合わなくなっていった。
その事を自覚し始めた頃、仲が良かった人物に『気持ち悪い』と言われて以降、可愛いものに拘る事をやめた。
それから他人の目を気にして、自分に似合わない事を一切しないようにしている内にクールなイメージが出来上がっていたとの事。

樹たちの先輩的なポジションで彼らを導いてゆく存在。                                           相方のミラージュ次第なので当然なのだが、この手の先輩キャラでは珍しい術士タイプ。

彼女をサポートするミラージュは『サーリャ(FE覚醒)』。

つばさとデュエットすると中の人的に急激にシンフォギア感が出てくる。                                                                                                                                                つばさの姉・彩羽と交流があり、彼女がCV: 茅野愛衣なので更に拍車がかかる。

弓弦 エレオノーラ CV:佐倉綾音

埼玉出身の英語の出来ない、北欧系ハーフ少女。愛称は『エリー』。                                        ファンからの愛称にハリウッド、エセウッド、エリウッド等がある。

ハリウッドを目指して売り出し中の若手女優にしてミラージュマスター。

樹たちからは年下の先輩にあたる。

姉御肌で面倒見がよく、美形揃いな事務所内でも随一の美貌の持ち主……なのだが、トレーナーのバリィ曰く「胸だけ二次元のがっかり三次元」。設定では腰も薄い。

ステータス画面でも分かるほどの不幸体質(運の数値が低い)な為、本編開始時点では地方に営業に行っていた。そこでは地方のローカルバラエティに出演し、どうやら『バンジーわんこそば』という無茶な事をやらされていたようだ。
更に出演中のドラマは視聴率低迷中。

パートナーとなるミラージュは『ヴィオール(FE覚醒)』。

源まもり CV:福原香織

『フォルトナエンタテイメント』に所属している天使な小学5年生。

事務所では妹分として可愛がられている、11歳。愛称は『まもりん』

『レンチンアイドル☆まもりん』(子供に包丁を持たせるな、というクレーム備え基本レンチン)に出演し好評だが、本人は歌謡曲が好みで歌唱力も高く、既にCDデビューもしているのだが、知名度が出る前の発売で売り上げがさっぱりなのを気にしている。某クッキングなま◯んちゃんがモデルか。

彼女に力を貸すミラージュは『ドーガ(ファイアーエムブレム)』。

剣 弥代 CV:細谷佳正

あらゆるパフォーマンスをこなす天才的な芸能人。                                                       クールな性格で、研鑚を欠かさない。

樹達とは違う事務所に所属している。モデルは某一流芸能人。なんと18歳。
父親が巻き込まれた『こけら落とし消失事件』を独自に調査しており、その過程で樹達と衝突する。                                          その後は反対する付き人を解雇し『フォルトナエンタテイメント』に移籍して、樹の良き漫才の相方になる。


芸能に関する事にはマジで一流であり、芸能に関する事のクソ真面目さ故にキャラ崩壊ならぬイメージ崩壊でプレイヤーの腹筋を痛めに来る。                                                            そう、芸能以外は無知かつ、ポンコツ故に。
そんな弥代のサイドストーリーはもはや伝説。                                                  特に最初の『ザ・ハングリーマン』。

彼と行動を共にしているミラージュは『ナバール(ファイアーエムブレム)』。

後述

元の状態でも良作ではあったのだが、Switchへの移植で大幅に遊びやすくなり、ゲーム自体のテンポもアップした。周回要素があるだけでも個人的には加点対象なのだが、その周回自体がしやすいと更に助かる。

北米版準拠なので、お色気削除や年齢変更などはあるのだが、気にならない範疇なのでSwitch版は相当にお勧め。

END.

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愛及屋烏

ゲーム好き、小説好き、アニメ好き、三役揃いの物書きの端くれ。 ピンチに陥っても、それはそれで気楽にやるタイプ。 ●好きな言葉:続編・クロスオーバー・オールスター・アンサーソング・データ引継ぎ ●好きなゲーム:DQ・軌跡&イース・スパロボ・ゼルダ・神宮寺・逆裁・ラチェクラ ●好きなサブカル:ロボ全般・特撮全般・少、青年誌系 ●好きなドラマ:科捜研・相棒・CSI・キャッスル・十津川警部・赤い霊柩車 ●利用ソシャゲ:へプバン・ギアスロススト・Dr.STバトクラ・シンフォギアXD・スパロボDD・うたわれLF・ギター少女・勇者の飯 ●経歴:宮城出身、30代、なろう出版経験有 ●現在:脳梗塞療養にともないリハビリ&失業中

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