TSS #19-1

THRILL SHOCK SUSPENSE #19

2024年11月   変わらない評価を受ける名作推理ADVを紹介   愛及屋烏

『墓場文庫』開発のADV

和階堂真の事件簿-処刑人の楔

和階堂真の事件簿2-隠し神の森

和階堂真の事件簿3-影法師の足

和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE(1~3+4-指切館の殺人)

都市伝説解体センター

                                  

前述

推理ADVという一大ジャンル。

日本では1983年の『ポートピア連続殺人事件』から幾星霜。

名作と呼ばれるゲームはFCやPS1のソフトであろうとも未だに上位を譲らない。

そんな中でも実際にプレイしてみて、おススメしたい作品を紹介したい。

自叙

この時代に敢えてこのスタイルで来るか!?という、ADVシリーズ。

安い・早い・美味い、と古の牛丼チックなスタイルでありながら、独自の路線を貫いている。

都市伝説解体センターの方は発売こそ来年なのだが、                                                                                                                                 同社開発で体験版も早々に配信されているのでセットで紹介する。

概要

『和階堂真の事件簿』はインディーゲーム制作チームの『墓場文庫』からiOS、Android向けにリリースされていた短編ADVゲーム。『墓場文庫』はnoteにも記事を寄せている。

和階堂真の事件簿-処刑人の楔                                                                                                                                                    和階堂真の事件簿2-隠し神の森                                          和階堂真の事件簿3-影法師の足

の三作品がリリースされた。

SwitchとPC(Steam)にて移植・発売された『和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE』は上記の『和階堂真の事件簿』シリーズ3作に、新作となる『4-指切館の殺人』を加えて、UIを最適化した4話構成のアドベンチャーゲーム。

価格は1564(ひとごろし)円。

2023年10月18日にSteam版が、2023年10月19日がSwitchがDL発売された。

プレイヤーは和階堂刑事を操作し、陰惨な殺人事件の謎に挑む。

僅かな色数で構成された粗いピクセルアート、ドットだからこそ感じる独特のグロテスクさ、聞き込みで少しずつ手がかりを得ていく昔ながらの攻略法、1~2時間程度でクリアできるライトなサスペンスドラマの雰囲気が特徴となっている。

その適度なプレイ時間と配信許可の緩さ(法人・個人、ネタバレ、収益化)もあり、多くの実況者やvtuberが積極的に実況配信を行い、知名度が上がり、特にセールをしていない時でも価格が手頃なのもあり、売り上げを伸ばしている。

to be next page. 19-2 https://no-value.jp/column/88265/

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愛及屋烏

ゲーム好き、小説好き、アニメ好き、三役揃いの物書きの端くれ。 ピンチに陥っても、それはそれで気楽にやるタイプ。 ●好きな言葉:続編・クロスオーバー・オールスター・アンサーソング・データ引継ぎ ●好きなゲーム:DQ・軌跡&イース・スパロボ・ゼルダ・神宮寺・逆裁・ラチェクラ ●好きなサブカル:ロボ全般・特撮全般・少、青年誌系 ●好きなドラマ:科捜研・相棒・CSI・キャッスル・十津川警部・赤い霊柩車 ●利用ソシャゲ:へプバン・ギアスロススト・Dr.STバトクラ・シンフォギアXD・スパロボDD・うたわれLF・ギター少女・勇者の飯 ●経歴:宮城出身、30代、なろう出版経験有 ●現在:脳梗塞療養にともないリハビリ&失業中

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