春頃に維持費の関係からiPadを売却した際に、電子書籍中心に集めていた本を物理の本に戻しました。とはいえスペースには限界があるし、自分としても買うまでもない本は購入したくないため、図書館で借りて良かったものを買うというスタンスになってきています。
今本棚に並んでいる本は一度読んだとか、シリーズもので前作を読んでいるものがほとんど。あとは図書館の除籍本で内容が良かったら保管しておくくらい…かも。
本棚・電子書籍ライブラリの中のお気に入り
海外文学
- 赤毛のアン/モンゴメリ
- あしながおじさん/ウェブスター
- 若草物語/オルコット
- 黒い兄弟/テツナー
- 小公子/バーネット
- 小公女/バーネット
- 秘密の花園/バーネット
- 思い出のマーニー/ジョーン・G・ロビンソン
国内文学
- キッチン/吉本ばなな
- 王国シリーズ/よしもとばなな
- まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん
- 銀河鉄道の夜/宮沢賢治
- 妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ/香月日輪
何を読む?
自分の場合、読書といっても人気どころをつまむ所がほとんどです。これは自分が知名度が低い作品を警戒していることもありますが(過去記事参照)、ロングセラーなら面白いか、面白くなくても一般教養として得るものはあるだろう!という考えの基です。
メディアミックスがある作品の場合は最近はアニメや映画をあまり観ていないため、読むタイミングが大分遅くなることもあります。理由としては、ロングセラーになるか見極めたいという理由が大きいです。ロングセラーの領域まで達することができれば自分の中で読んでもいいと感じるためです(慎重すぎるが…)
それ以外の場合はタイトルから読むかを判断することが時々あります。今読んでいる本は恩田陸の「ロミオとロミオは永遠に」です。白状しますと、「ロミオ」は上記リスト中に挙げている某タイトルのアニメ版の主人公です。こういう風に割とフィーリングであることも多いです。
海外文学は古典文学が多めで、特に少女小説と言われるものが多いです。古典海外文学原作のアニメを一時期観漁っていた時期があったためその影響が大きいかもしれません。また、アニメ版の人気が継続している作品の場合、原作(邦訳)の重版がかかることもあるためそれで読もうと思うこともあります。
国内文学の場合は贔屓の作家が決まっているため、その範囲で買うことが多いです。作家が鬼籍に入っている場合でも未読の作品があれば読むようにしています。
好きな傾向
時代設定としては「80年代〜現代・日本」か「19世紀・西洋」を好む傾向があります。歴史が苦手な影響か日本の時代劇的なものに馴染みが薄いため、このあたりは勉強してから挑みたいとは思ってます。いずれにせよ現実的な話を好む傾向がありますが、これは年齢による変化かもしれません。
主人公の年齢にはそこまでこだわりはなく、少年少女だったり、中年だったり様々です。少年少女か、成人でも大人として不完全なキャラ造形の方が感情移入しやすい傾向があります。
一人称・三人称にもそれほどこだわりはないですが、自分が小説を書く分には一人称の方が書きやすい傾向があるため、三人称が上手な小説は憧れです。
おまけ・横のつながり
余談ですが先日、「まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん」を読んでいて驚いたことは「フランダースの犬」がエピソードに出てきたことです。作中で指していた媒体は75年制作のアニメ版かと思われますが(未見)私は原作を読んでいたため、「そういう話だったよね…」としみじみしました。有名作は一般教養として読んでおくといいかもと思った出来事です。